セフレ、のち、旦那

イセヤ レキ

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「士、楼っ、ちょっと待っ……っ」
「無理。待てない」
実家から帰宅した私達。
私は、初めて士楼を狭い1LDKの自分の部屋に招いた。

「ありかの実家より、ありかの匂いがするな」
そう言って、士楼はドアを閉めるなり私を後ろから抱き締め、めちゃくちゃに私の胸を揉んだ。性急なその様子が、激しく求められていることを如実に表してくれていて、荒々しい愛撫を受けながら私の息も上がる。

「あー、やっぱりありかのおっぱい最高。この胸がもう二度と揉めなくなるって思ったら、一週間仕事手につかなかったわ」
そんな冗談を言いながら、士楼は玄関からリビングへと移動しつつ私の服とブラを脱がしていく。……相変わらず手際が良い。
「胸だけかい」
「まさか」

士楼はくく、と笑って、私を狭いシングルベッドに押し倒した。
そのまま右足を持ち上げられ、ストッキング越しに舐められる。
「ちょ、士楼、ばっちい」
「何を今更。もっとばっちいところ散々可愛がってやってるだろうが」
そりゃそうだ。そうなんだけれども……!!

「士楼、昨日の今日じゃ、まだ綺麗にしてないからお風呂先にしたい」
我等がするのは普通のセックスじゃないから、準備は色々念入りに、だ。
「おう」
そう言いながらも、士楼は私の上に馬乗りになって、胸を揉む手を止めてくれない。士楼の息子は窮屈そうに、ズボンの生地に収まっていたので、私は胸の下に見えるファスナーをおろして、元気なぺニスを解放した。

「……一回、胸で抜く?」
「ありかはそれで良いのか?」
「うん」
私が軽く自分の胸を左右から押さえると、胸の谷間をトンネルにするように士楼は腰を振って、自分の肉棒を出し入れさせた。
「すげー肉の圧力……っ」
士楼は少し上気した顔を私に晒しながら、「んっ……」と時折声を漏らし、色気を増していく。

私は口内に唾液を溜めると、何度も顔を出す亀頭に唾液を纏わせた舌先を絡めた。
「く……っ、ああ、ありか……ッッ」
すると士楼の腰の動きは大胆になり、私は目前まで更に飛び出すようになったその先端を、今度は口をすぼめて吸い付く。


ちゅぽ♡ちゅぽ♡ちゅぽ♡
と粘着質な水音を徐々に大きくさせながら、士楼のペニスはどんどんとその質量を増していった。

「ぅ、あ、ヤバい、イきそ……ッッ」
「うん、いいよ」
私はそう言ってパイズリをキープしたまま士楼の鈴口をペロペロペロペロ♡っと高速で可愛がると、その瞬間にどぷ、と顔面に向けて白濁の液体が大量に放たれた。
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