セフレ、のち、旦那

イセヤ レキ

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士楼の場合は突っ込まなければ問題ないが、私の場合は体格差もあり襲われれば入れられてしまう可能性もある為、一応どんな相手であってもアフターピルは必ず準備していくようにしていた。幸いにも、私が出会った男で乱暴を働く奴はいなかったのだが、これは本当に運が良かっただけだと思っている。



そして、最終的にセフレをふるいにかけていった結果残ったのが、士楼だった。

セフレとして、士楼は最高だ。

絶対にアナルしか手を出さないという安心感がまずベースにあって、えっちは最高に気持ち良い。毎日拝みたくなるようなイケメンっぷりで、ラブホやデートなんかの代金も当然のように払ってくれる。



最初はセックスの為に会っていたのに、気付けばお互いが彼氏彼女がいないと寂しいイベントの時期は、プレゼントを贈り合うなど恋人ごっこをして楽しんだ。

そして更に、一人で入りにくい新しいレストランや遊び場に行きたい時にも、会うようになっていた。

セックス目的でなくても会えるセフレは本当に貴重で、とは言っても友達では埋められないセックスも気軽に出来るということで、士楼は本当に最高の相手だった。



そしてそう感じているのは自分だけではない、というのもまた嬉しい。



「でも、こっち・・・見れば直ぐに淫乱ってわかるかな。こんなずる剥けの勃起クリ持ってたら、オナ狂いと勘違いされるかも」
「士楼が散々弄るからでしょ」
「はぁ、折角俺好みに育てたのになぁ」

士楼は話ながらもクリ攻めに余念がない。

勃ち上がったそれを左右にぷるぷる弾くように舌でつつかれたと思えば、ちゅううう♡と吸われてその刺激に腰が落ちそうになる。



「んぁっ♡」
「ありかはこれも好きだよね、えっちなお豆をバキュームされるの。ほら、お尻がきゅって締まった」
「ん、好き……もっと、シて……♡」

私は士楼に甘えながら、意識的にアナルに埋め込まれた指を締め付ける。お尻の壁がきゅう♡とすぼまり、士楼の指の太さを感じるのも気持ち良くて、腰にゾワゾワとした痺れが走る。

「はいはい、そんなことされると今すぐ突っ込みたくなるから、一度クリイキするまでちょっと待ってろ」
「……うん」


士楼は指を動かし、ぐち♡ぐち♡と後孔も苛めつつ、本格的に陰核を舌で可愛がり出した。


ぢゅうう♡ぢゅう、ぢゅう……♡♡ちろちろちろちろっ……

「ぁっ♡ふぁ♡♡」

士楼の口内に吸い込まれたクリトリスが敏感にぴんと張ったままその先端や根元を何度も舐められ、私は悶絶する。



気持ち良い♡直ぐにイッちゃう……っっ!!♡♡



決して達しやすい体位ではないのに、私は全身をビクンビクン♡と跳ねさせて今度はクリで達した。
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