セフレ、のち、旦那

イセヤ レキ

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「ローション切れるまで今日はハメるぞー」
「あれ?さっきのプレイでローション切れてなかったっけ?」
「実はあと二本ある」
「ローションの前に、私の尻が切れるって」
「ははは」

ははは、じゃない。

私が言ったのは冗談でもギャグでも何でもなく、本気と書いてマジなやつだ。



「よし、最後だから今日はスペシャルサービスで乳首も沢山可愛がってやろう」
「毎回してんじゃん、おっぱい」

士楼はおっぱい大好き魔だ。会うたびに「はー、癒される」と私のDカップに顔を埋めてくる。最初はイケメン台無しで結構ドン引きしたが、長い付き合いでそれももうとっくに慣れた。



「見ろよこの胸についた大量の脂肪」
「言い方!」
「ごめんなさいありかさん、俺からおっぱい奪わないで!」

いや私のだし。



私が身体を捻ってそっぽを向くと、士楼は後ろから私の脇の下を通して手を前へ出し、そのまま乳首を親指と人差し指、中指で摘まんで前に引っ張った。



ぎゅうううッッ♡

少し痛い位に伸ばされた胸が気持ちよくて、悶える。乳房の下部も引っ張られ、日常生活の中では受けない刺激に身体が悦んだ。

「んっ♡」
「ありかさん、痛い位が感じちゃうんだよねー」


そのまま士楼は指先だけ動かし、乳首をこりこりと転がされた私は喘ぐのを止められない。

「ぁっ♡あぁ……♡♡」
「乳首少し弄っただけで、こんなに乱れちゃうんだもんね。最近やーっと乳首だけでイけるように開発したのになぁ……」

ぎゅむ、と乳房を掴まれ、人差し指で勃ち上がった乳首を何度も弾かれた。



「んぁ♡それ好き♡♡きもちぃ♡♡」
「知ってる知ってる。少し赤く腫れてきたこの勃起乳首をこうして─…」
士楼は私を仰向けに転がし、寄せた胸の先端をまとめて一気に自分の口内に含み、舌を上下左右に小刻みに動かした。


ぢゅう♡ぢゅう♡レロレロレロレロ……♡♡



「んはあああ"っっ♡♡」

私は背中を反らせ、乳首だけで軽く達した。

士楼に散々開発され躾られた身体は、その手に掛かればあっという間に昇り詰める。

「こうやって最後は舌で可愛がれば、直ぐに乳首イキを決めちゃうんだよね、ありかは」

ちゅぽん♡

乳首から名残惜しそうに口を離し、士楼は私の胸を掌全体でこねるように揉む。

そして私の顔を覗き込むようにしてその唇を近付けた士楼と、舌を絡ませながらキスをした。
士楼の口内に残る煙草の味を、舌で味わう。煙草の煙は嫌いだけど、煙草を吸う人とのキスは好きだ。

「あ♡あぁ……っ♡」
「ボリューム満点の円錐型のおっぱいも、超好みだったのになぁ」

もにゅん♡もにゅん♡♡むにむにむにむに♡♡

「も、胸はいいからぁ……♡♡」
私は顔を離して枕に埋め、それ以上胸を攻められないようにうつ伏せた。

気持ち良すぎて、下半身がびしょびしょに濡れているのがわかった。
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