もふもふ王女のストーカーは、変態猛獣調教師

67、育てて貰ったちっぱい。

私は口の中に放たれたエーベルの精液を懸命に飲み込む。
それは後から後から噴水のように湧いてきて、もう無理！と思った頃に漸く大人しくなった。
口いっぱいにドクンドクンと脈打ち暴れていたものが、力を失いくったりとするのすら、愛しく感じる。
自分の身体もビクビクと不定期に甘ったるい痺れが走るものだから非常に大変だったけれども、初めてエーベルの精を自分の中に取り込んだ気がして満足感が胸に広がった。

名残惜しくも本来の大きさに戻ったエーベルのペニスを、ちゅぽん、と音を立てながら口から離せば、
「ヴァーリア様……」
「ん、ぇ？」
ころん、と今度は私が下に転がされ、両膝裏を持たれてぐっと顔の近くまで屈曲させられた。
少し苦しいけれども、エーベルはこの姿勢で私の性器を舐めるのが大好きだ。
私の感じている顔も視界に入るのが堪らない、らしい。

「……ブチ犯されたいんですか？」
「え？」
エーベルの目が据わり、ごく少ない光源の反射でギラリと光る。……エーベルは犬じゃなくて猫だったのか？と、少し現実逃避しながらエーベルの全身から滲み出る色気オーラをまともに食らわないように目を逸らす。

「この、まだ男を知らないツルツルパイパン処女まんこにバッキバキのイライラちんぽを慣らされないまま突っ込まれて初めてなのに私の形を覚え込まされるまで種付けプレスで子宮口ガン突きされて連続アクメを日が明けるまで強制されて私の子供を妊娠したいのですか？」
「へっ……？」
今息継ぎなしだったよね！？
私が心配になっていると、そこでエーベルはスーハーと深呼吸をした。おお、良かった良かった。

「……失礼致しました、つい我を忘れて欲望にまみれた本心が出てしまいました」
「……ぉー……」
「大丈夫です、陛下に誓いましたから……！！初夜はわかりませんが、初夜までは耐えてみせますっ！！」
「……ぉー……」
が、頑張れ。

「さてヴァーリア様、まだ一回しか発散していないですよね？今日もこれからたーっぷり喘がせ……発散させて差し上げますね」
「ぅ、ぅん……」
発情期特有の、私の身体の中の疼きはまだ一回の絶頂ではなくなることはない。
エーベルは舌舐めずりしながら、片手だけ膝から私の胸へと手を滑らせた。

「しっかり育ちましたね、ここも」
「ぁあっ、う、ん……ッッ」
ちっぱいだった私の胸は、発情期問わず二人っきりになった時にエーベルに揉んで育てて貰った。
ちっぱいが私の悩みだと知ってから、エーベルは毎日飽きもせずに根気よく狼型の時も人型の時も乳房周りのマッサージを入念にしてくれたのだ。
暇じゃないのに、そんな時間まで私の為に費やしてくれて感謝している。
お陰でちっぱいは卒業し、普通サイズのおっぱいだ。
まさか本当に成長するなんて思わなかったから、感動しきり。
「エーベルの、お陰、だよ……ありがとう」
「……」
私がお礼を言うと、気まずそうに顔を逸らすエーベル。
……ん？お礼を言っているのに、何故顔を逸らす？
けれどもその手はしっかり動いて、私の乳首をくりくりっと捏ねるように潰しながら乳房全体を揉む。

「あっ……、それ、好き……」
乳首を中心にじんじんとした快感が広がり、私の膣は再び潤みはじめる。
エーベルは襞を丁寧に舌でなぞると、泉を湛えたそこに何度もチュプ、と舌先を差し入れる。
「ん、ふぅ……っ」
うねうねと動く舌が気持ち良い。でも、舌の長さでは届かないところを触って欲しかった。
「エーベルぅ、指、ちょうだい……」
快感で涙目になりながら、私がおねだりすれば、
「……ッッ」
エーベルは一度胸から手を離して、私のお願いを叶えてくれる。

つぷ……くちゅ、くちゅ、くちゅくちゅくちゅぐちゅぐちゅ！！
徐々に激しさを増しながら、気持ち良いところを的確に突くエーベルの指に翻弄されて私は声を抑えることが困難になっていった。