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56、マーキングしてみた。
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上半身を脱いだところは見たけど、エーベルが下を脱いだのは気付かなかった。いつの間にか私と同じく全裸になっている。早業だ。
「も、申し訳ありませんヴァーリア様っ……!!」
エーベルが慌てて、私の顔にべったりと貼り付いたそれを拭おうとタオルを手にする……が、その顔はニヤケきっていた。
愛する相手はマーキングしたいよね、わかる。
私もさっきからエーベルに下半身を擦り付けたい衝動が湧きあがってくるもん。
唇についたそれをペロリと舐めると、苦かった。私のその行為を目にしたエーベルは、タオルを手にしたまま硬直している。
「苦い」
「ヴァーリア、様、い、今、私の……舐めました?」
「うん」
「ヴァーリア様は何故っ!!何故私の欲望をこうも容易く叶えてしまうのでしょうかっ!?私の自制心を試されているのですか!?」
おお、エーベルが壊れかけている。一刻も早く元の単なる変態に戻って貰わねば、私の貞操の危機だ。
発情初日から致してしまっては両親に合わせる顔がない。一応私王女だから、エーベルの首がリアルに飛ぶかもしれないし。
「マーキングされた気がしたから、相手の味を確認してみただけだよ」
「うあああマーキング!!マーキングですか、したいですよいつも!ヴァーリア様のおまんこを私の子種でたっぷり満たしてトロトロ流れさせたいですっ」
「うん。後3年待っててね」
「いいい今、『うん』っておっしゃいました!?3年後にきっちり今の発言に責任取って頂けますからね!!」
「うん」
とりあえず落ち着け。
私が圧をかけてエーベルを見れば、エーベルはやっと大人しく私の顔を拭ってくれた。
「ありがと」
精液は臭いって聞いた事があったけど、今は発情中だからか全く気にならない。
「ヴァーリア様?」
私は、エーベルの首に両手を回して、エーベルの膝の上に足を開いて座る。
エーベルの心臓が、ドクドクドクと、さっきよりも速くその鼓動を刻んでいて、笑みが漏れる。
私は腰を動かして毛の生えていない股を、エーベルの身体に擦り付けた。
「っっ……!!ヴァーリア様っ……!!」
「ん?」
「な、何をなさって……」
エーベルの呼吸が、はぁ、はぁ、と荒くなる。私の股の下で、直ぐ様元気を取り戻したエーベルのぺニスがビクビクと脈打っていた。
「エーベルがマーキングしてくれたから、私もエーベルにマーキング」
「そっそんな……ヴァーリア様自ら性器を擦り合わせて下さるなんて……!!都合が良すぎて恐ろしいっ!!」
「エーベル、やだ?やめる?」
「続けて下さい」
「ん」
くちゃ、くちゃ、ぬちょ、ぬちゅ……
私が腰を振る度、陰核がエーベルの竿に擦れて気持ち良い。
「んっ……、気持ち、いいよぅ……」
夢中になって快感を貪っている私の腰をエーベルが支え、より強く激しく動かした。
じゅりゅ!じゅりゅ!ぐちゃ!!
「ぁんっ……は、ぁあっ……」
「ヴァーリア様、ヴァーリア様……っっ、お慕い、しております……!!」
「エーベルぅ……っ」
先程一回発散してコツを掴んだ私がその姿勢でもう一度発散するまでに、エーベルは三回発散したのだった。
うん、元気があってよろしい。
「も、申し訳ありませんヴァーリア様っ……!!」
エーベルが慌てて、私の顔にべったりと貼り付いたそれを拭おうとタオルを手にする……が、その顔はニヤケきっていた。
愛する相手はマーキングしたいよね、わかる。
私もさっきからエーベルに下半身を擦り付けたい衝動が湧きあがってくるもん。
唇についたそれをペロリと舐めると、苦かった。私のその行為を目にしたエーベルは、タオルを手にしたまま硬直している。
「苦い」
「ヴァーリア、様、い、今、私の……舐めました?」
「うん」
「ヴァーリア様は何故っ!!何故私の欲望をこうも容易く叶えてしまうのでしょうかっ!?私の自制心を試されているのですか!?」
おお、エーベルが壊れかけている。一刻も早く元の単なる変態に戻って貰わねば、私の貞操の危機だ。
発情初日から致してしまっては両親に合わせる顔がない。一応私王女だから、エーベルの首がリアルに飛ぶかもしれないし。
「マーキングされた気がしたから、相手の味を確認してみただけだよ」
「うあああマーキング!!マーキングですか、したいですよいつも!ヴァーリア様のおまんこを私の子種でたっぷり満たしてトロトロ流れさせたいですっ」
「うん。後3年待っててね」
「いいい今、『うん』っておっしゃいました!?3年後にきっちり今の発言に責任取って頂けますからね!!」
「うん」
とりあえず落ち着け。
私が圧をかけてエーベルを見れば、エーベルはやっと大人しく私の顔を拭ってくれた。
「ありがと」
精液は臭いって聞いた事があったけど、今は発情中だからか全く気にならない。
「ヴァーリア様?」
私は、エーベルの首に両手を回して、エーベルの膝の上に足を開いて座る。
エーベルの心臓が、ドクドクドクと、さっきよりも速くその鼓動を刻んでいて、笑みが漏れる。
私は腰を動かして毛の生えていない股を、エーベルの身体に擦り付けた。
「っっ……!!ヴァーリア様っ……!!」
「ん?」
「な、何をなさって……」
エーベルの呼吸が、はぁ、はぁ、と荒くなる。私の股の下で、直ぐ様元気を取り戻したエーベルのぺニスがビクビクと脈打っていた。
「エーベルがマーキングしてくれたから、私もエーベルにマーキング」
「そっそんな……ヴァーリア様自ら性器を擦り合わせて下さるなんて……!!都合が良すぎて恐ろしいっ!!」
「エーベル、やだ?やめる?」
「続けて下さい」
「ん」
くちゃ、くちゃ、ぬちょ、ぬちゅ……
私が腰を振る度、陰核がエーベルの竿に擦れて気持ち良い。
「んっ……、気持ち、いいよぅ……」
夢中になって快感を貪っている私の腰をエーベルが支え、より強く激しく動かした。
じゅりゅ!じゅりゅ!ぐちゃ!!
「ぁんっ……は、ぁあっ……」
「ヴァーリア様、ヴァーリア様……っっ、お慕い、しております……!!」
「エーベルぅ……っ」
先程一回発散してコツを掴んだ私がその姿勢でもう一度発散するまでに、エーベルは三回発散したのだった。
うん、元気があってよろしい。
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