夕凪と小春日和を待つ日々

十代で子供を産むことになってしまった浦野春海が『夕凪』と名付けた赤ちゃんと一緒に新しい生活の中でたくさんの困難とぶつかりながら、周りの人たちの助けを借りつつ、大きく成長していくお話です。

小春日和のような穏やかな日々は彼女らには訪れるのか……。
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,237 位 / 192,237件 ライト文芸 7,626 位 / 7,626件

あなたにおすすめの小説

天上の銀の卵、雪

多々良
ライト文芸
くたびれた男が、天上へと続くリフトに揺られて上がっていく。 遥かな足元は金属の大地、上がる先は金属でできた空。 決まった時間に、その空から人工の雪が降る。 慰めとして、美しいものの代名詞として___。

三姉妹―一子、二子、三子の物語

ぽんたしろお
ライト文芸
高岡家の三姉妹、一子、二子、三子の日常系の物語。 一子はど真面目。二子はマイペース。三子は戦略家。それぞれクセのある性格が行動に大きく影響して、どたばたが発生。 高岡両親は、それらを知っていたり知らなかったり。 表紙はイトノコ(ミカスケ)さんのフリーイラストを加工して使わせていただいています。 イトノコさんのツイッターアカウント(@misokooekaki)

【声劇台本】だから、お前はダメなんだ!

でんでろ3
ライト文芸
職員室で浮きまくってるE崎先生が、生徒たちのために、いろいろと奔走するコメディ声劇台本。 ちなみに、「だから、お前はダメなんだ」というのは、E崎先生がまわりの先生たちから言われている言葉であって、決して、生徒たちのことではありません。

ほっこり系日常短編

流音あい
ライト文芸
さらっと読める日常短編集。一話完結型の、ちょっと馴染みのないかもしれない日常のほっこり系短編(SS)五編です。 1『反射の連鎖でアナウンス』 車内で起きた、ちょっとした人の温かさの話 2『きらめきの再発芽』 マニキュアをきっかけにおばあさんが元気になります 3『じゃがいもスイッチ、コロッケ変化』 近所の人との交流話 4『誤解の隙間にベビーカー』 ケンカップルを目の当たりにした奥さんの話 5『レターオープンリスタート』 若い女性とおばあさんのほっこり話

安楽椅子から立ち上がれ

Marty
ライト文芸
 女生徒≪小沢さん≫は、学校の不思議な変わり者。あらゆる行動が常識外れでエキセントリックなお方である。五月三十日。主人公、山田島辰吉(やまだじまたつよし)は不運なことに、学校の課外活動を彼女と二人きりで行うことになってしまった。噂に違わぬ摩訶不思議な行動に面食らう山田島であったが、次第に心が変化していく。  人に理解され、人を理解するとはどういうことなのか。思い込みや偏見は、心の深淵へ踏み込む足の障害となる。すべてを捨てなければ、湧き上がったこの謎は解けはしない。  始まりは≪一本の傘≫。人の心の糸を紡ぎ、そして安らかにほどいていく。  これは人が死なないミステリー。しかし、日常の中に潜む謎はときとして非常に残酷なのである。    その一歩を踏み出せ。山田島は背を預けていた『安楽椅子』から、いま立ち上がる。

ほっかいどいんこ!

ぽんたしろお
ライト文芸
インコの小噺集。基本、一話完結の短編集。 アホな飼い主とアホな飼われインコが繰り広げる日々の話や、えげつない飼われインコ社会の闇に迫る!←話盛りすぎと思う?それが、そうでもないんだな~w そういえば、ハヤブサはインコの仲間なんだそうな。ハヤブサ談「解せぬ」、インコ談「どうでもいいビヨ 」

潮騒の前奏曲(プレリュード)

岡本海堡
ライト文芸
ピアノコンクールで敗退した波間響は失意から音楽が聴こえなくなってしまう。体調を崩し病院に搬送された響は目覚めた夜、院内の音楽室でチェロを弾く少女、潮崎美海と出会う。聴こえないはずの音楽なのにチェロの音色が聴こえたことから少女に興味を持ちお見舞いにいくことにする。海の見える公園で再会すると、少女は水平線を見つめながらこう響に尋ねた。「ジャクリーヌ・デュ・プレって知ってる?」。 夭逝した天才チェリストに憧れた少女もデュ・プレと同じ多発性硬化症に侵され入院していた。彼女の最期の願い事とは? 潮騒の聴こえる街、横須賀で繰り広げられる、音楽に人生を捧げた少年と少女の青春物語。

夫が寵姫に夢中ですので、私は離宮で気ままに暮らします

希猫 ゆうみ
恋愛
王妃フランチェスカは見切りをつけた。 国王である夫ゴドウィンは踊り子上がりの寵姫マルベルに夢中で、先に男児を産ませて寵姫の子を王太子にするとまで嘯いている。 隣国王女であったフランチェスカの莫大な持参金と、結婚による同盟が国を支えてるというのに、恩知らずも甚だしい。 「勝手にやってください。私は離宮で気ままに暮らしますので」