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3話
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「生きてる?」
喉からひゅーひゅーと変な音が漏れ、体が勝手にびくんびくんと跳ねる。
何度か綿棒を変え、たっぷり入っていたローションが半分になった頃、先生はようやく開放してくれた。けほけほと乾いた咳が出ているのに酸素を欲した体と噛み合わず、ひひゅーひひゅーとおかしな呼吸しかできない。泣きすぎて頭が痛い。叫びすぎて喉も痛い。圧倒的な酸素不足でくらくらする。拘束された四肢が痛い。勃起しすぎたクリトリスはひやっとした空気にさえ敏感に反応し、勝手に快楽を摂取する。子宮がきゅんきゅん鳴いて先生を欲しがっているが、肝心の先生は怒涛のクリ責めに満足してしまったようだった。
「ねぇリン。本当に浮気してないの?」
必死に訴えた身の潔白は、まだ完全に信用してもらえていないらしい。正直絶望したし、これ以上どうやって証明したらいいのかさっぱり分からない。頭の中が白く霞んで、これ以上思考を回すことは不可能だった。
「じで、ないっ…」
がくがく痙攣する顎は重く、しかもひどく掠れてしまっていて、自分でもなんて言っているのか分からない。
それでも先生は、ちゃんと拾ってくれた。
「そう。じゃあ僕だけを好きって証明できる?」
ひくんひくんと子宮が反応する。私が欲しいのはこれまでも、そしてこれからも先生だけだ。ぐちゃぐちゃになってしまった股の間は、先生が欲しいって号哭している。
「れっ…さん、」
「うん」
「好き…蓮さん、だけが、すき…すきなの、これとって、ぎゅーってして、ちゅうしたい、蓮さん、好き、ねぇ好き、ちゅうしてよぉ、蓮さんっ」
掠れた酷い声で必死に訴えた。訳も分からず涙がぼろぼろ零れて喉がつっかえて、嗚咽に塗れた酷い声だった。
多分、一番怖かったのは、先生が私から離れてしまう事だった。浮気なんか考えたこともないのに濡れ衣着せられて、先生が私のことを嫌ってしまうことが一番怖かった。
「先生すき、蓮さん、一番すき、蓮さんしかいらない、ちゅうして、ぎゅーってして、蓮さん離れちゃいや、ねぇ好きなの、蓮さん」
四肢を拘束されたベッドの上で、馬鹿みたいに泣いた。駄々っ子みたいに嗚咽と声が綯交ぜになった酷い声で泣き叫んだ。
先生は、くつくつ笑ってた。
「わかった。リン、もう泣かないで。僕もリンが一番好きだよ」
右腕が解放された。手首が擦れてひりひりする。続いて左手も自由になった。こっちは関節が軋んだ。
「蓮さんっ蓮さぁぁんっ」
「わかったわかった。ちょっと待って」
笑いながら私の足首の拘束を解く。自分の体じゃないみたいに軋んで重たい体を無理矢理起こして、まだジップアップパーカーのファスナーすら下ろしていない先生の大きな体にしがみつく。先生はやっぱり笑ってた。
「れん゛っ…さんっ…」
細身に見えて案外がっちりしている先生の体。パーカーの生地の感触。先生の匂い。先生の高い体温。先生の、
「おいで」
広げられた長い腕。広い胸。置いてけぼりになった子猫が親を見つけた時みたいに、泣きながら飛びついた。ぎゅーってされる温度と力加減と、先生のにおいに私の全部が包まれる。
「先生っ蓮さんっすき、すきだよ、すき、お願い嫌いにならないでっ」
汗びっしょりになってしまった私を厭わず、うん、僕も好きと囁いてくれる優しい声。僕のリン、と所有物みたいに言ってくれる声色に、ああよかった私の先生だと呆れるくらい安心した。髪を優しく撫でてくれる大きな手が、好きだと思った。
「さてリン。僕のこれがリンの中に入りたいって言ってるんだけど」
く、と腰を押し付けられる。先生の体に纏う全ての布を押し上げている熱い杭。押し上げている布を少し濡らして、硬く勃起した先生の杭に、私の細胞が沸き立った。
「蓮、さんっ」
ぞくぞくと背中が粟立つ。あれを胎内の一番奥に入り込む感覚、子宮を破壊するほど強く叩きつけられる快感。嫌というほど教わった先生とのセックスを一瞬にして思い出して、あつい体液が私の奥底からだらだらと零れた。
「仲直りしよ。今日は激しくするよ。犯してあげるから後ろを向きなさい」
ぞくっと全身が震えた。操られたように先生の温かい腕から抜け出して、シーツに両手を付いた。
喉からひゅーひゅーと変な音が漏れ、体が勝手にびくんびくんと跳ねる。
何度か綿棒を変え、たっぷり入っていたローションが半分になった頃、先生はようやく開放してくれた。けほけほと乾いた咳が出ているのに酸素を欲した体と噛み合わず、ひひゅーひひゅーとおかしな呼吸しかできない。泣きすぎて頭が痛い。叫びすぎて喉も痛い。圧倒的な酸素不足でくらくらする。拘束された四肢が痛い。勃起しすぎたクリトリスはひやっとした空気にさえ敏感に反応し、勝手に快楽を摂取する。子宮がきゅんきゅん鳴いて先生を欲しがっているが、肝心の先生は怒涛のクリ責めに満足してしまったようだった。
「ねぇリン。本当に浮気してないの?」
必死に訴えた身の潔白は、まだ完全に信用してもらえていないらしい。正直絶望したし、これ以上どうやって証明したらいいのかさっぱり分からない。頭の中が白く霞んで、これ以上思考を回すことは不可能だった。
「じで、ないっ…」
がくがく痙攣する顎は重く、しかもひどく掠れてしまっていて、自分でもなんて言っているのか分からない。
それでも先生は、ちゃんと拾ってくれた。
「そう。じゃあ僕だけを好きって証明できる?」
ひくんひくんと子宮が反応する。私が欲しいのはこれまでも、そしてこれからも先生だけだ。ぐちゃぐちゃになってしまった股の間は、先生が欲しいって号哭している。
「れっ…さん、」
「うん」
「好き…蓮さん、だけが、すき…すきなの、これとって、ぎゅーってして、ちゅうしたい、蓮さん、好き、ねぇ好き、ちゅうしてよぉ、蓮さんっ」
掠れた酷い声で必死に訴えた。訳も分からず涙がぼろぼろ零れて喉がつっかえて、嗚咽に塗れた酷い声だった。
多分、一番怖かったのは、先生が私から離れてしまう事だった。浮気なんか考えたこともないのに濡れ衣着せられて、先生が私のことを嫌ってしまうことが一番怖かった。
「先生すき、蓮さん、一番すき、蓮さんしかいらない、ちゅうして、ぎゅーってして、蓮さん離れちゃいや、ねぇ好きなの、蓮さん」
四肢を拘束されたベッドの上で、馬鹿みたいに泣いた。駄々っ子みたいに嗚咽と声が綯交ぜになった酷い声で泣き叫んだ。
先生は、くつくつ笑ってた。
「わかった。リン、もう泣かないで。僕もリンが一番好きだよ」
右腕が解放された。手首が擦れてひりひりする。続いて左手も自由になった。こっちは関節が軋んだ。
「蓮さんっ蓮さぁぁんっ」
「わかったわかった。ちょっと待って」
笑いながら私の足首の拘束を解く。自分の体じゃないみたいに軋んで重たい体を無理矢理起こして、まだジップアップパーカーのファスナーすら下ろしていない先生の大きな体にしがみつく。先生はやっぱり笑ってた。
「れん゛っ…さんっ…」
細身に見えて案外がっちりしている先生の体。パーカーの生地の感触。先生の匂い。先生の高い体温。先生の、
「おいで」
広げられた長い腕。広い胸。置いてけぼりになった子猫が親を見つけた時みたいに、泣きながら飛びついた。ぎゅーってされる温度と力加減と、先生のにおいに私の全部が包まれる。
「先生っ蓮さんっすき、すきだよ、すき、お願い嫌いにならないでっ」
汗びっしょりになってしまった私を厭わず、うん、僕も好きと囁いてくれる優しい声。僕のリン、と所有物みたいに言ってくれる声色に、ああよかった私の先生だと呆れるくらい安心した。髪を優しく撫でてくれる大きな手が、好きだと思った。
「さてリン。僕のこれがリンの中に入りたいって言ってるんだけど」
く、と腰を押し付けられる。先生の体に纏う全ての布を押し上げている熱い杭。押し上げている布を少し濡らして、硬く勃起した先生の杭に、私の細胞が沸き立った。
「蓮、さんっ」
ぞくぞくと背中が粟立つ。あれを胎内の一番奥に入り込む感覚、子宮を破壊するほど強く叩きつけられる快感。嫌というほど教わった先生とのセックスを一瞬にして思い出して、あつい体液が私の奥底からだらだらと零れた。
「仲直りしよ。今日は激しくするよ。犯してあげるから後ろを向きなさい」
ぞくっと全身が震えた。操られたように先生の温かい腕から抜け出して、シーツに両手を付いた。
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