アリスと女王

ちな

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羨望

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きゅんきゅんと子宮が訴えます。小さなアナルもその口を開けようと、一生懸命もごもごとお喋りしました。くりんくりんと悪戯する彼の指に、クリトリスがもっともっとと強請って硬く尖り、細い細い神経をじりじり焼いていくようでした。
「ひぃぃんっい、く、ああっあんっあんっああっやっ!」
快感の欠片が徐々に凛を圧迫し、体を震わせます。
「おおっと」
笑う彼は、あっさり指を放してしまいました。
「ぃ゛やああ゛ぁあ゛いきたい、っいきたいよぉっ…!」
がくんがくんと自分の体を激しく揺らし、突然失った激しい快感を追い求めます。しかし凛の体をがっちりと掴んだ触手は、たったの数ミリだって体を揺らすことを禁じました。ぐしょぐしょになった肉の割れ目は甘い匂いをぷんぷん撒き散らし、自重でぎっちり食い込んで虐める三角の頂点をびしょびしょに濡らします。
「あーぁ…早く舐めてぇなぁ…」
じゅるりと唾液を啜る彼は、大袈裟なほど大きなため息を吐きました。
「今はこっちで我慢するか…おい」
話し掛けられた女王は、やっぱり返事をしません。前屈みになったまま、女王はあへあへと笑うだけです。
「あ゛ぎゃあぁぁあ゛ぁうッッ…!」
突然獣の声を上げました。びっくりした凛は、女王は口の端から涎を垂らし、びくんびくんと痙攣する女王をよく観察しました。
びくんびくんと激しく跳ねる原因は、どうやら潰されたクリトリスのようでした。
自分の媚肉と三角の頂点に押し潰されて可哀想なほど形を変えてしまったクリトリスが、ぶるぶると震えているのです。よく見ると、三角の頂点がぼこぼこと動いていました。肥大させられたクリトリスを小さなふたつのパールが挟むようにして、ぐりぐりとマッサージしています。そのパールは男性器を気持ちよく扱くように、クリトリスの根元から先端までを丁寧に扱きあげ、同時にぶるぶると細かく振動していました。
「あっ…あっ…ふ、んっ…」
凛はかくかくと下手くそな腰使いで、何とかして割れ目を三角に擦り付けようと動きました。クリトリスがきゅんきゅんと収縮してやまないのです。こりこりころころと転がるあのパールが、欲しくて仕方がありませんでした。
パールは凛に見せつけるように、大きく強く、女王のクリトリスを扱きました。ぎゅっと挟まれた女王のクリトリスはパールに思い切り挟まれ、通る度にパールの筋を両サイドにつくりました。ぶしゅぶしゅと潮を吹く女王の顔はこれ以上ない程光悦に蕩け、乳首の先からもちょろちょろとミルクを垂らしました。
「ほーら女王。二本目だ」
いつの間にかあの風船のようなものを作っていた彼は、ザーメンがぱんぱんに入って膨らんだ触手の先端を、がばりと開いた女王のアナルに突き刺しました。男性器と言って過言でない触手の先端を飲み込んだ女王のアナルは歓喜に震え、早くぶちまけてくれときゅうきゅう収縮します。
「んんっ…あ、女王、さまぁっ…」
目の前の女王の、なんと気持ちよさそうなことでしょう。蕩けた顔で自分から腰を振り、男性器ほどの触手の先端を自分でずぼずぼと出し入れしているのです。クリトリスは相変わらずパールが丁寧にマッサージを施していました。
ぼろぼろ泣く凛は、顎を震わせて小さな声でNOと呟きました。ここで欲に負けてしまってはいけないと自分を戒めたのです。
彼は忌々し気に舌打ちし、パンパンに膨らんだ触手を渾身の力で潰しました。
「あ゛が、ぁ、あ゛あぁぁあ゛あ゛ぁ、あ゛!!」
ぶじゅうううっと酷い音を鳴らし、触手の中にたっぷり入っていたザーメンが勢いよく女王の直腸を犯しました。あまりにも勢いが良すぎて溢れ出すザーメンに、凛の体がびくびくと反応します。
ザーメン浣腸の気持ちよさを、知っています。腹の奥を抉るような感覚と、同時に腹の奥が火傷しそうなほど熱くなり、それが乳腺に上がってきて乳首の先から噴射する、ミルクの感覚も知っています。
今まさに、女王が目の前でやっているのです。
「あっは!なぁ、羨ましいだろ。やってほしいだろ、なぁ?」
彼は笑いました。ついでに細い触手を掴み、びゅーびゅーミルクを噴射させる女王の乳首をぱしりと打ちました。
「あ゛ーーーーっ!!」
びっくんびっくんと体を跳ねさせ、女王は連続絶頂を楽しみました。足りないとばかりに腰を振り、続きを強請ります。
彼は叩いたばかりの乳首に吸い付き、あまいミルクをごくごくと喉に通しました。
「あー…うめぇ…」
じゅ、と吸い付いて、ついでとばかりに噛み付き、パールにごりごりとマッサージされているクリトリスを手のひらでごりごりと転がしてやりました。
「あぎゃあぁぁあ゛ーーーーっぐ、あ゛ぁッひ、ぁあ゛~~~~ッ!!」
怪我を負った蛇のようにのたうち回る女王のクリトリスを拳で叩き、びっくんびっくん跳ねる体に触手の鞭を打ちこみます。
ぱっちんぱっちんと鋭く乾いた音が響く度、凛の内腿が痙攣しました。
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