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失敗作の女王
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あへあへと不気味な笑い声を上げるアリスもいました。四肢を蔓のようなものに拘束されています。その本体はやっぱり巨大なスライムを無造作にぼたりと落としたようなものでした。
その本体からは無数の触手が伸びています。長さや形はそれぞれで、本体に半分埋まったアリスの体を好き勝手に撫で回していました。
大きく足を広げられたアリスの蜜壷には、剥いたバナナのような植物を一本だけ咥え込んでいました。剥いたバナナの皮みたいな部分は凸凹していて、中心部分に生えた棒がじゅぶじゅぶと抜き差しされるたびに、クリトリスをぐりぐりと擦り上げています。硬いのか柔らかいのか分かりませんが、兎にも角にも抜き差しの度にズリズリとクリトリスをしつこく扱くのです。
足を閉じることも体を捩ることもできず、涎を垂らして下品に笑う以外の選択肢がありません。噴射される蜜は、本体のスライムに吸われていきました。
本体に体を半分ほど沈めた彼女は、どれだけの潮を吹こうとも、泡を吹いて気絶しようとも、ただひたすらにクリトリスと蜜壷を延々いじめ抜かれるだけなのです。
「とてもいいでしょう。きみにも入れてあげようか。これは一番人気」
あまりの光景に絶句したまま固まる凛を目の前に、くすくすと笑う彼は指で何かの合図を出しました。
「ひぎぁぁぁあああああっあああははははっああああ!!!」
獣とも女とも言えない悲鳴があがります。彼女の蜜壺にずっぷり入って単純なピストンをしていたそのバナナの植物が、突然激しく暴れ始めたのです。
子宮口を破壊するような激しいピストンに伴って、長い皮がじょりじょりとクリトリスに擦りつけられます。狂おしい快感に、彼女は盛大な潮を吹きました。だからと言ってピストンは止まりません。それどころか触手を増やし、アナルをも責め始めたのです。
鶉の卵ほどの球を連ねた長い触手がぽこぽことひとつずつ、ゆっくり丁寧にアナルに飲み込まれていきました。
その卵形の触手を、凛は口を開けたまま目で追いました。
本体からにょきっと生えたその卵形の触手は、一度石造りの床にどろりと伸びて、アリスのアナルに繋がっていました。
息を吸うことも忘れた凛の目の前には、ごちゅごちゅと激しくピストンされ、ポコンポコンといくつも球を咥え込んだせいで腹のかたちが変わってしまったアリスが、悲鳴とも笑い声ともつかない声をあげて、噴水のような潮を吹き続けているのです。
ぶしゃぁぁぁぁっと一際大きな弧を描くその潮の飛沫が、凛の体に少しだけかかりました。
ふわっと香る甘い匂いは、間違いなくアリスの蜜でした。
そうして同時に、"彼"の言っている意味が分かったのです。
その匂いは、とても薄いと感じてしまったのでした。
「気持ちよさそうだよね。きっととても気持ちいいんだと思うよ。ねぇアリス。クリトリスを責められるのは好き?彼女みたいに」
確かに視認していたはずなのに、どうしても認識できない不思議な空間に、次々と新たなアリスが現れます。
──いや、さっき花道のようにずらりと現れたはずでした。
それなのに、この彼が視線を誘導しなければ、どうしても頭で認識することができないのです。
ようやく認識できた凛は、その光景に後頭部を鈍器で殴られたような錯覚を覚えました。
その本体からは無数の触手が伸びています。長さや形はそれぞれで、本体に半分埋まったアリスの体を好き勝手に撫で回していました。
大きく足を広げられたアリスの蜜壷には、剥いたバナナのような植物を一本だけ咥え込んでいました。剥いたバナナの皮みたいな部分は凸凹していて、中心部分に生えた棒がじゅぶじゅぶと抜き差しされるたびに、クリトリスをぐりぐりと擦り上げています。硬いのか柔らかいのか分かりませんが、兎にも角にも抜き差しの度にズリズリとクリトリスをしつこく扱くのです。
足を閉じることも体を捩ることもできず、涎を垂らして下品に笑う以外の選択肢がありません。噴射される蜜は、本体のスライムに吸われていきました。
本体に体を半分ほど沈めた彼女は、どれだけの潮を吹こうとも、泡を吹いて気絶しようとも、ただひたすらにクリトリスと蜜壷を延々いじめ抜かれるだけなのです。
「とてもいいでしょう。きみにも入れてあげようか。これは一番人気」
あまりの光景に絶句したまま固まる凛を目の前に、くすくすと笑う彼は指で何かの合図を出しました。
「ひぎぁぁぁあああああっあああははははっああああ!!!」
獣とも女とも言えない悲鳴があがります。彼女の蜜壺にずっぷり入って単純なピストンをしていたそのバナナの植物が、突然激しく暴れ始めたのです。
子宮口を破壊するような激しいピストンに伴って、長い皮がじょりじょりとクリトリスに擦りつけられます。狂おしい快感に、彼女は盛大な潮を吹きました。だからと言ってピストンは止まりません。それどころか触手を増やし、アナルをも責め始めたのです。
鶉の卵ほどの球を連ねた長い触手がぽこぽことひとつずつ、ゆっくり丁寧にアナルに飲み込まれていきました。
その卵形の触手を、凛は口を開けたまま目で追いました。
本体からにょきっと生えたその卵形の触手は、一度石造りの床にどろりと伸びて、アリスのアナルに繋がっていました。
息を吸うことも忘れた凛の目の前には、ごちゅごちゅと激しくピストンされ、ポコンポコンといくつも球を咥え込んだせいで腹のかたちが変わってしまったアリスが、悲鳴とも笑い声ともつかない声をあげて、噴水のような潮を吹き続けているのです。
ぶしゃぁぁぁぁっと一際大きな弧を描くその潮の飛沫が、凛の体に少しだけかかりました。
ふわっと香る甘い匂いは、間違いなくアリスの蜜でした。
そうして同時に、"彼"の言っている意味が分かったのです。
その匂いは、とても薄いと感じてしまったのでした。
「気持ちよさそうだよね。きっととても気持ちいいんだと思うよ。ねぇアリス。クリトリスを責められるのは好き?彼女みたいに」
確かに視認していたはずなのに、どうしても認識できない不思議な空間に、次々と新たなアリスが現れます。
──いや、さっき花道のようにずらりと現れたはずでした。
それなのに、この彼が視線を誘導しなければ、どうしても頭で認識することができないのです。
ようやく認識できた凛は、その光景に後頭部を鈍器で殴られたような錯覚を覚えました。
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