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どれにしよう
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「ひっあ!」
脳天まで突き抜けるように痺れたそれは、やっぱり1度だけです。すぐに離れていってしまった指を求め、凛は首を回して蓮を見上げました。
涙をたっぷり浮かべ、ふっくりと幼い頬は真っ赤に染まっています。やけに赤が差した唇は唾液で濡れそぼり、まっかな舌がちらりと覗きました。
涼しい顔をしている蓮ですが、やっぱり大好きな子のそんな顔は、下半身をダイレクトに刺激しました。
とろりと先端からカウパーが滴り、凛の鼻腔を責めました。体がしっかり覚えているにおいは、凛の蜜も増やしていきます。
「クリイキも気持ちよさそうだけど…凛は中イキも覚えたからね」
皮から顔を出す三角の頂点に、蓮は人差し指の先をそっと添えました。ひくんと反応する蜜壺を蓮の竿が敏感に感じ取ります。蓮はそのままゆっくりと、呆れるくらいの時間を掛けて、三角の周りを人差し指で一周させました。
「蓮ったりないよぉ蓮!」
カクカクと下手くそな腰使いで刺激を求める凛に、蓮はあつくなった耳にがぶりと噛み付きました。ひぃっと息を詰めて背中を反らせる凛は、目を見開きます。
そのまま固まった凛に気をよくした蓮は、三角の頂点をやわく潰し、そのまま動きを停めました。
「イきたいっ蓮お願い…!」
「いいよ、イっても」
あまりの可愛らしらしさにくすくすと笑う蓮は、指を動かそうとしません。ついでに腰の動きもぴたりとやめてしまいました。
終ぞぽろぽろと泣き出す凛の耳には、もっと悲痛な声が響きました。
「お願いです!入れて!入れて!なんでもいいのぉぉ!!」
狂ったように叫ぶ彼女は、あの黒い棒を跨がされたアリスです。ただぶるぶると激しく振動するだけでは足りないと泣き叫んでいるのです。
凛はあのアリスの叫びが痛いほどわかりました。
ただ指を押し付けられているだけなのに、さっきの疑似拷問よりもずっとつらいのです。どうにかして指を動かしてくれないかと、凛は腰を振ってみました。
しかし、腰の動きに合わせて蓮の指がぴったりとくっついてくるので、ただ徒に蓮の竿を擦り付けるだけです。確かにそれも気持ちの良いものですが、凛には全く物足りませんでした。
「ぅぅっ蓮っ…蓮欲しいよぉ…」
「うん。あげてるよ?」
蓮はくすくす笑うばかりです。ぴたりと宛がわれるだけの指に、とくとくと脈打ってクリトリスが訴えますが、蓮は無視を決め込みました。そっともちっとも動かさない指を求め、凛はかくかくと拙く腰を動かすのです。かわいらしくて仕方がありません。
「ねぇ、凛」
蓮は凛の鼓膜に直接響かせる声色で、凛の耳を撫でました。
「あの機械、どれに乗ってみたい?」
ひく、と凛が硬直しました。勿論ほんの冗談です。凛も分かってはいますが、ずくずくと疼く体は、自然と広場を見渡しました。
最初に連れてこられたアリスたちは、衛兵たちの一度目の食事を終えて再び鎖股摩りをされています。面白いほど揃って前後に体を揺らし、揃って悲鳴を上げています。
機械に乗せられたアリスたち…一番右のアリスはピストンマシンです。がくりと四肢を投げ出したあの子は、意識がないのでしょう。時折ぶしゅっと潮を吹きながら、荒れ狂うピストンになすがままでした。
そのすぐ横には、あのピザカッターマシンです。首を後ろに反らせ、獣のような声を上げていました。太ももをブルブル震わせ、ジャージャーと何かも分からない液体を噴射させました。
脳天まで突き抜けるように痺れたそれは、やっぱり1度だけです。すぐに離れていってしまった指を求め、凛は首を回して蓮を見上げました。
涙をたっぷり浮かべ、ふっくりと幼い頬は真っ赤に染まっています。やけに赤が差した唇は唾液で濡れそぼり、まっかな舌がちらりと覗きました。
涼しい顔をしている蓮ですが、やっぱり大好きな子のそんな顔は、下半身をダイレクトに刺激しました。
とろりと先端からカウパーが滴り、凛の鼻腔を責めました。体がしっかり覚えているにおいは、凛の蜜も増やしていきます。
「クリイキも気持ちよさそうだけど…凛は中イキも覚えたからね」
皮から顔を出す三角の頂点に、蓮は人差し指の先をそっと添えました。ひくんと反応する蜜壺を蓮の竿が敏感に感じ取ります。蓮はそのままゆっくりと、呆れるくらいの時間を掛けて、三角の周りを人差し指で一周させました。
「蓮ったりないよぉ蓮!」
カクカクと下手くそな腰使いで刺激を求める凛に、蓮はあつくなった耳にがぶりと噛み付きました。ひぃっと息を詰めて背中を反らせる凛は、目を見開きます。
そのまま固まった凛に気をよくした蓮は、三角の頂点をやわく潰し、そのまま動きを停めました。
「イきたいっ蓮お願い…!」
「いいよ、イっても」
あまりの可愛らしらしさにくすくすと笑う蓮は、指を動かそうとしません。ついでに腰の動きもぴたりとやめてしまいました。
終ぞぽろぽろと泣き出す凛の耳には、もっと悲痛な声が響きました。
「お願いです!入れて!入れて!なんでもいいのぉぉ!!」
狂ったように叫ぶ彼女は、あの黒い棒を跨がされたアリスです。ただぶるぶると激しく振動するだけでは足りないと泣き叫んでいるのです。
凛はあのアリスの叫びが痛いほどわかりました。
ただ指を押し付けられているだけなのに、さっきの疑似拷問よりもずっとつらいのです。どうにかして指を動かしてくれないかと、凛は腰を振ってみました。
しかし、腰の動きに合わせて蓮の指がぴったりとくっついてくるので、ただ徒に蓮の竿を擦り付けるだけです。確かにそれも気持ちの良いものですが、凛には全く物足りませんでした。
「ぅぅっ蓮っ…蓮欲しいよぉ…」
「うん。あげてるよ?」
蓮はくすくす笑うばかりです。ぴたりと宛がわれるだけの指に、とくとくと脈打ってクリトリスが訴えますが、蓮は無視を決め込みました。そっともちっとも動かさない指を求め、凛はかくかくと拙く腰を動かすのです。かわいらしくて仕方がありません。
「ねぇ、凛」
蓮は凛の鼓膜に直接響かせる声色で、凛の耳を撫でました。
「あの機械、どれに乗ってみたい?」
ひく、と凛が硬直しました。勿論ほんの冗談です。凛も分かってはいますが、ずくずくと疼く体は、自然と広場を見渡しました。
最初に連れてこられたアリスたちは、衛兵たちの一度目の食事を終えて再び鎖股摩りをされています。面白いほど揃って前後に体を揺らし、揃って悲鳴を上げています。
機械に乗せられたアリスたち…一番右のアリスはピストンマシンです。がくりと四肢を投げ出したあの子は、意識がないのでしょう。時折ぶしゅっと潮を吹きながら、荒れ狂うピストンになすがままでした。
そのすぐ横には、あのピザカッターマシンです。首を後ろに反らせ、獣のような声を上げていました。太ももをブルブル震わせ、ジャージャーと何かも分からない液体を噴射させました。
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