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僕も
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蓮はふっくらした親指の付け根をピッタリと凛のクリトリスに当て、ゆっくりとスライドさせました。
「んんっん…」
乾いた蓮の指は、しとどに濡れた凛のそこを滑らせることにひとつの苦労もしませんでした。ぬるりと往復する蓮の手は、親指の関節を通って爪の先までしっかりとスライドします。
「さ、凛。自分でするんだよ」
「やっ…だって…」
恥ずかしいよ、と言おうとした唇を、凛はぎゅっと噛みました。もう恥ずかしいことなど散々されて来ているのです。もう蓮の目に触れていないところなど、内臓くらいしか残っていないとすら思いました。
凛はこれまで爪を立てっぱなしだった煉瓦の壁から手を離し、きっちりとスーツを纏った蓮の腕を軽く掴みます。
そうして細く息を吐き、腰を落としてクリトリスを擦りつけました。
「ふっ…ん、んんっ…」
「気持ちいいね?凛のクリトリスが大喜びしてるよ」
ぬるぬると滑る蓮の指に、こりこりした感触が走ります。拙凛は言われた通りに拙く腰を動かし、蓮の手を使ってクリトリスを扱きました。
下手くそな腰の動きですが、蓮は手伝いません。凛が自分の指を使ってクリトリスオナニーをする姿を堪能することにしたのです。
「ぁっ…んん…蓮っ」
擬似拷問、スパイダーの糸。双子に乱暴され、魚に擦り付けられ、小鳥がつつき、サルが吸い付きました。皮を捲られ、恥じらって震えるクリトリスはすっかり快楽によって熱を持ち、芯を通すことを覚えてしまいました。あの蔦がジョリジョリと容赦なく扱き、綿毛でぴかぴかに磨かれたこともありました。火炙り刑に処されたこともありました。蛇に嬲られ、蓮に鞭打たれた上、アナルまで開発されてしまったのです。蜜壷には実に様々なものを突っ込まれ、散々までに開拓されました。時には太すぎるきのこを突っ込まれ、子宮をザーメンで溺れさせられました。熱いザーメンを子宮いっぱいに浴びた感覚は、忘れようにも忘れられません。
思えばこんなにも優しく愛撫された記憶などほとんどないのです。
自分のタイミングでクリトリスを扱き、耳には広場からの気持ちよさそうな嬌声と、泣き叫ぶ悲痛な声が入り交じり、時々蓮の熱い呼気を感じます。広場には機械を取り付けられた可哀想なアリスたち。たくさんの衛兵は彼女たちに群がって食事していました。
「ねぇ凛、イってもいいよ。彼らは思ったよりもアリスたちに夢中みたいだ。少しくらいなら大丈夫そうだね」
叫ぶのはダメだけど、と付け足した蓮は、徒に爪を立てました。
「ひぅっ!あ…だめっ」
「だめ?…ああ、そうだね。凛が自分で気持ちよくなるんだった」
現状をわざわざ声に出したことは、勿論わざとです。どろどろの甘い時間に、くすくす笑う楽しそうな声が耳を擽ります。
凛は蓮の関節をクリトリスに押し付けました。ちゅこちゅことクリトリスを磨き上げる声と比例して、凛の声が高くなっていきます。三角の頂点を関節に押し当て、芯を通すそこをくりくりと捏ねるのが一番気持ちいいことに気が付きました。左右に振られるのも堪らないし、ストロークを長く取って扱くのも気持ちいい…。
前後左右に腰を揺らす可愛らしい小鳥のダンスに、蓮の頬はずっと上がりっぱなしでした。
今ここで鞭を入れたら、どんな可愛い声を上げてくれるのでしょう。そうしたい気持ちで溢れてきてしまった蓮ですが、残念ながらここには可愛らしいクリトリスを叩く道具はありません。スパイダーの糸でも貰ってくれば良かったなぁ、なんて、蓮はこっそり苦笑いしました。
蓮の考えなど露も知らない凛は、一生懸命に腰を振り、快感を追いました。くりくりと逃げるクリトリスに蓮のしっかり立った関節をぐりぐり押し当て、蜜を製造していきました。
かちゃり。ダンスを中断したのは、聞きなれない金属音。誰か来たのかとぎくりと肩を跳ねさせる凛に、蓮は頬ずりしました。
「大丈夫。誰もいないよ」
「だって…あっ…れ、蓮だったの…」
まくり挙げられて外気に晒される凛の桃尻に、あつく勃起した蓮の陰茎がぴたりと宛てがわれました。大きな楕円の鈴口から、凛を喜ばせる先走りがぽたぽたと垂れて、凛の桃尻を濡らします。
「凛があまりにもかわいいから。僕まで元気になっちゃったよ」
白くてすべすべの桃尻に、蓮はかたいそれをスリスリと押し付けます。
「んっんっ…れっん…っ」
「想像しちゃった?凛の中にこれを入れて、凛の一番奥を乱暴してほしい?また子宮をザーメンでいっぱいにしてあげようか?」
「あっあっ!」
ぬるぬると先走りを桃尻に塗りたくると、凛はクリトリスを強く関節に押し付けました。そのまま上下に腰を振って快楽をねだり、蜜をとろとろと溢れさせます。
「いやぁぁぁああああ!!!!」
広場から絹を引き裂く悲鳴が上がりました。とうとう最後の“餌”が機械の手にかけられているところでした。
ほとんど逆さ吊りの最後のアリスは、乳首に機械を取り付けられて、足を大きく広げられています。サソリのような苦しい体勢に顔を歪ませ、天を向いた足の間には衛兵たちが群がりました。
「んんっん…」
乾いた蓮の指は、しとどに濡れた凛のそこを滑らせることにひとつの苦労もしませんでした。ぬるりと往復する蓮の手は、親指の関節を通って爪の先までしっかりとスライドします。
「さ、凛。自分でするんだよ」
「やっ…だって…」
恥ずかしいよ、と言おうとした唇を、凛はぎゅっと噛みました。もう恥ずかしいことなど散々されて来ているのです。もう蓮の目に触れていないところなど、内臓くらいしか残っていないとすら思いました。
凛はこれまで爪を立てっぱなしだった煉瓦の壁から手を離し、きっちりとスーツを纏った蓮の腕を軽く掴みます。
そうして細く息を吐き、腰を落としてクリトリスを擦りつけました。
「ふっ…ん、んんっ…」
「気持ちいいね?凛のクリトリスが大喜びしてるよ」
ぬるぬると滑る蓮の指に、こりこりした感触が走ります。拙凛は言われた通りに拙く腰を動かし、蓮の手を使ってクリトリスを扱きました。
下手くそな腰の動きですが、蓮は手伝いません。凛が自分の指を使ってクリトリスオナニーをする姿を堪能することにしたのです。
「ぁっ…んん…蓮っ」
擬似拷問、スパイダーの糸。双子に乱暴され、魚に擦り付けられ、小鳥がつつき、サルが吸い付きました。皮を捲られ、恥じらって震えるクリトリスはすっかり快楽によって熱を持ち、芯を通すことを覚えてしまいました。あの蔦がジョリジョリと容赦なく扱き、綿毛でぴかぴかに磨かれたこともありました。火炙り刑に処されたこともありました。蛇に嬲られ、蓮に鞭打たれた上、アナルまで開発されてしまったのです。蜜壷には実に様々なものを突っ込まれ、散々までに開拓されました。時には太すぎるきのこを突っ込まれ、子宮をザーメンで溺れさせられました。熱いザーメンを子宮いっぱいに浴びた感覚は、忘れようにも忘れられません。
思えばこんなにも優しく愛撫された記憶などほとんどないのです。
自分のタイミングでクリトリスを扱き、耳には広場からの気持ちよさそうな嬌声と、泣き叫ぶ悲痛な声が入り交じり、時々蓮の熱い呼気を感じます。広場には機械を取り付けられた可哀想なアリスたち。たくさんの衛兵は彼女たちに群がって食事していました。
「ねぇ凛、イってもいいよ。彼らは思ったよりもアリスたちに夢中みたいだ。少しくらいなら大丈夫そうだね」
叫ぶのはダメだけど、と付け足した蓮は、徒に爪を立てました。
「ひぅっ!あ…だめっ」
「だめ?…ああ、そうだね。凛が自分で気持ちよくなるんだった」
現状をわざわざ声に出したことは、勿論わざとです。どろどろの甘い時間に、くすくす笑う楽しそうな声が耳を擽ります。
凛は蓮の関節をクリトリスに押し付けました。ちゅこちゅことクリトリスを磨き上げる声と比例して、凛の声が高くなっていきます。三角の頂点を関節に押し当て、芯を通すそこをくりくりと捏ねるのが一番気持ちいいことに気が付きました。左右に振られるのも堪らないし、ストロークを長く取って扱くのも気持ちいい…。
前後左右に腰を揺らす可愛らしい小鳥のダンスに、蓮の頬はずっと上がりっぱなしでした。
今ここで鞭を入れたら、どんな可愛い声を上げてくれるのでしょう。そうしたい気持ちで溢れてきてしまった蓮ですが、残念ながらここには可愛らしいクリトリスを叩く道具はありません。スパイダーの糸でも貰ってくれば良かったなぁ、なんて、蓮はこっそり苦笑いしました。
蓮の考えなど露も知らない凛は、一生懸命に腰を振り、快感を追いました。くりくりと逃げるクリトリスに蓮のしっかり立った関節をぐりぐり押し当て、蜜を製造していきました。
かちゃり。ダンスを中断したのは、聞きなれない金属音。誰か来たのかとぎくりと肩を跳ねさせる凛に、蓮は頬ずりしました。
「大丈夫。誰もいないよ」
「だって…あっ…れ、蓮だったの…」
まくり挙げられて外気に晒される凛の桃尻に、あつく勃起した蓮の陰茎がぴたりと宛てがわれました。大きな楕円の鈴口から、凛を喜ばせる先走りがぽたぽたと垂れて、凛の桃尻を濡らします。
「凛があまりにもかわいいから。僕まで元気になっちゃったよ」
白くてすべすべの桃尻に、蓮はかたいそれをスリスリと押し付けます。
「んっんっ…れっん…っ」
「想像しちゃった?凛の中にこれを入れて、凛の一番奥を乱暴してほしい?また子宮をザーメンでいっぱいにしてあげようか?」
「あっあっ!」
ぬるぬると先走りを桃尻に塗りたくると、凛はクリトリスを強く関節に押し付けました。そのまま上下に腰を振って快楽をねだり、蜜をとろとろと溢れさせます。
「いやぁぁぁああああ!!!!」
広場から絹を引き裂く悲鳴が上がりました。とうとう最後の“餌”が機械の手にかけられているところでした。
ほとんど逆さ吊りの最後のアリスは、乳首に機械を取り付けられて、足を大きく広げられています。サソリのような苦しい体勢に顔を歪ませ、天を向いた足の間には衛兵たちが群がりました。
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