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ご機嫌いかが
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「れんっ…!」
凛は思わず蓮にしがみ付きました。あの歯車は、双子の家にあったもの、地下に閉じ込められたアリスに宛がわれたものと同じ形をしていたのです。ピザカッターのような形をし、歯に当たる部分にはいくつもの球が隙間なくびっしりと付けられています。
蓮は凛をしっかり受け止め、キスをしてやりました。
「そうだね。あれ、とても辛いんだよね」
ちゅう、ちゅう、と凛の唇にしっかりと吸い付いて、頭を撫でます。
「しかも原動力はあの噴水…絶対に止まることも休むこともない」
ちゅう。ちゅう。ふっくりした凛の唇を食み、蓮が逐一説明しました。ひくひく震える凛の体をそっと撫で、肩を押して正面を向かせます。広場からは絹を引き裂いたような悲鳴が響きました。
「可哀想だよね。凛はあれがどれだけつらいか知っているよね?」
そっとワンピースの裾を捲り上げ、その裾を胸元へぐっと押し込んで下半身を露出させました。肩で息をし、濡れた唇を半分開いた凛は、抵抗しませんでした。蓮の声に冷たいものが混じっていることに気が付いているのです。
期待したクリトリスがじくじくと熱をもって、蓮を求めました。
なにも纏っていない凛の下半身が外気に晒されると、蓮は人差し指と中指でクリトリスをしっかりと露出させました。ぎゅっと膝を擦り合わせようと足を動かしますが、蓮の足に阻まれて叶いませんでした。
もっとも、指によって露出されたクリトリスは、例えいくら膝を擦り合わせてもなんの刺激も与えられません。凛のちいさな爪の間に、ちり、と煉瓦の破片が入り込みました。
蓮はその仕草にこっそりと笑みを浮かべ、今にも火が点きそうな凛の耳をねっとりと舐ります。ぞろりと舐め上げる舌に合わせて吐き出された熱が、蓮の機嫌をいっそう良くしました。
「あの子たちは可哀想な目に合っているのに、どうして濡らしているの?」
ぱんっ!
乾いた音が響きます。
びくんっと震えた凛は、どうにか声を飲み込みました。
「僕が気が付かないと思った?」
「ひああっ!」
ぱんっ!
しっかりと露出したクリトリスに平手が飛びます。ふるんと震えるクリトリスは、喜んで震えました。
ぱんっ!
「声を出してはいけないって言ったよね?」
ぱんっ!
凛は陸に上がった魚のように全身を跳ねさせます。絹を裂いた悲鳴は鳴りやみそうにありません。紛れる凛の声は広場には到底届きませんが、それでも必死に声を押さえました。
「ああ…こんなに勃起させて。凛のクリトリスは僕に叩かれて悦んでるんだね」
「ああっれんっれんん…!」
人差し指がクリトリスの先端で踊ります。くるくるとワルツを踊り、アイススケートのように滑らかに滑りました。
返事はどうしたの。咎めるように言う蓮は、クリトリスをぎゅっとつまんでやりました。愛液に滑るクリトリスは、すぐに蓮の指から逃げてしまいます。つるんと滑るちいさなクリトリスを追いかけて、蓮は柔らかな媚肉の間に指を差し込みました。くりくりと探ってクリトリスの根元を捕まえ、きゅっと捻ってやります。声を出してはいけないとの言いつけを健気に守る凛は、唇を噛んで猫の声を上げました。
「こうやって扱くのは好き?」
ペニスを扱く要領で、蓮はちいさなクリトリスをちゅくちゅくと指の腹で扱いてやりました。どうしても短くなるストロークにも、凛の腰は従順に反応を見せます。蓮の肩に後頭部を押し付けて、朽ちた煉瓦の壁に爪を立てる凛は、一生懸命奥歯を噛みました。
凛の足元は、あまい蜜の水たまりが少しずつ広がっていきます。もしこれをあの衛兵たちが見つければ、彼らは狂ったように煉瓦づくりの床を舐めることでしょう。それほどまでに濃厚な極上の蜜を、凛は惜しげもなく生産しているのです。
ちゅくりちゅくりと粘着質な音が響き始め、凛の腰がぶるぶると震え始めました。
「イっちゃだめだよ」
ひゅっと息を飲む音が微かな風鳴りに混ざります。天国がすぐそこに見えているのに、凛は登ることを禁じられました。がくがくと震え出す膝を叱咤して、少しの戸惑いを見せた凛は、こくりと頷きました。
「いい子」
汗びっしょりになる凛の米神にキスをして、蓮はご褒美とばかりにぐっしょりと濡れそぼる足の間に平手を打ってやりました。
「ひああっ!」
ばちん、と水気を含んだ破裂音。びりびりと走る電流に、凛は顎を痙攣させます。寸でのところで耐えた凛に、蓮はもう一度平手を打ちました。
「かわいいね凛。叩かれるのが大好きになってくれて、僕とってもうれしいよ」
爪の先で割れ目を擦り、どれほど濡れているのか凛に分からせます。爪の先がぬるぬると往復し、凛は爪先立って悦びました。
「ふふっ。不貞腐れてる」
露わになった凛のあかい乳首は、構ってもらえなくて拗ねているみたいにゆるゆると硬度をなくしていきました。
蓮は両手を凛の蜜壺に当て、すべての指で擦り上げました。
「ああっあん!れんんっああ!」
にゅるにゅると滑る8本の指に、凛は首を振って鳴きました。蓮の華奢で繊細な指に蜜がたっぷりと絡みつき、代わりに蜜壺は水分を失くしました。
蓮は8本の指をクリトリスに添えて、ごしごしと擦ってやりました。ぐりぐりと捏ねられたクリトリスは雀躍し、あまくて濃厚な蜜を生産します。そうしてまたびっしょりと濡れそぼった蜜壺に8本の指を添えて、ごしごし擦ってやりました。
そう間を置かずしてぐっしょりと濡れた蓮の指は、拗ねてしまったあかい乳首に添えられました。
「ほら、凛。自分の蜜だよ。おっぱいもとってもおいしそうだね」
ぬるぬると滑る片側4本の指で、拗ねた乳首をくりくりと捏ねてやります。時折摘まんでやり、指の腹で擦ってやり、機嫌を伺いました。
蜜でテカテカと光るまっかな乳首は、徐々に機嫌をよくしていきました。ぷっくりと立ち上がって芯を通し、許してあげるとでも言いたげにつんと主張します。
かわいらしい乳首のご機嫌を取りながら、蓮は右手をクリトリスに添わせました。クリトリスまで機嫌を損ねてしまわぬよう、丁寧に撫でてやりました。
凛は思わず蓮にしがみ付きました。あの歯車は、双子の家にあったもの、地下に閉じ込められたアリスに宛がわれたものと同じ形をしていたのです。ピザカッターのような形をし、歯に当たる部分にはいくつもの球が隙間なくびっしりと付けられています。
蓮は凛をしっかり受け止め、キスをしてやりました。
「そうだね。あれ、とても辛いんだよね」
ちゅう、ちゅう、と凛の唇にしっかりと吸い付いて、頭を撫でます。
「しかも原動力はあの噴水…絶対に止まることも休むこともない」
ちゅう。ちゅう。ふっくりした凛の唇を食み、蓮が逐一説明しました。ひくひく震える凛の体をそっと撫で、肩を押して正面を向かせます。広場からは絹を引き裂いたような悲鳴が響きました。
「可哀想だよね。凛はあれがどれだけつらいか知っているよね?」
そっとワンピースの裾を捲り上げ、その裾を胸元へぐっと押し込んで下半身を露出させました。肩で息をし、濡れた唇を半分開いた凛は、抵抗しませんでした。蓮の声に冷たいものが混じっていることに気が付いているのです。
期待したクリトリスがじくじくと熱をもって、蓮を求めました。
なにも纏っていない凛の下半身が外気に晒されると、蓮は人差し指と中指でクリトリスをしっかりと露出させました。ぎゅっと膝を擦り合わせようと足を動かしますが、蓮の足に阻まれて叶いませんでした。
もっとも、指によって露出されたクリトリスは、例えいくら膝を擦り合わせてもなんの刺激も与えられません。凛のちいさな爪の間に、ちり、と煉瓦の破片が入り込みました。
蓮はその仕草にこっそりと笑みを浮かべ、今にも火が点きそうな凛の耳をねっとりと舐ります。ぞろりと舐め上げる舌に合わせて吐き出された熱が、蓮の機嫌をいっそう良くしました。
「あの子たちは可哀想な目に合っているのに、どうして濡らしているの?」
ぱんっ!
乾いた音が響きます。
びくんっと震えた凛は、どうにか声を飲み込みました。
「僕が気が付かないと思った?」
「ひああっ!」
ぱんっ!
しっかりと露出したクリトリスに平手が飛びます。ふるんと震えるクリトリスは、喜んで震えました。
ぱんっ!
「声を出してはいけないって言ったよね?」
ぱんっ!
凛は陸に上がった魚のように全身を跳ねさせます。絹を裂いた悲鳴は鳴りやみそうにありません。紛れる凛の声は広場には到底届きませんが、それでも必死に声を押さえました。
「ああ…こんなに勃起させて。凛のクリトリスは僕に叩かれて悦んでるんだね」
「ああっれんっれんん…!」
人差し指がクリトリスの先端で踊ります。くるくるとワルツを踊り、アイススケートのように滑らかに滑りました。
返事はどうしたの。咎めるように言う蓮は、クリトリスをぎゅっとつまんでやりました。愛液に滑るクリトリスは、すぐに蓮の指から逃げてしまいます。つるんと滑るちいさなクリトリスを追いかけて、蓮は柔らかな媚肉の間に指を差し込みました。くりくりと探ってクリトリスの根元を捕まえ、きゅっと捻ってやります。声を出してはいけないとの言いつけを健気に守る凛は、唇を噛んで猫の声を上げました。
「こうやって扱くのは好き?」
ペニスを扱く要領で、蓮はちいさなクリトリスをちゅくちゅくと指の腹で扱いてやりました。どうしても短くなるストロークにも、凛の腰は従順に反応を見せます。蓮の肩に後頭部を押し付けて、朽ちた煉瓦の壁に爪を立てる凛は、一生懸命奥歯を噛みました。
凛の足元は、あまい蜜の水たまりが少しずつ広がっていきます。もしこれをあの衛兵たちが見つければ、彼らは狂ったように煉瓦づくりの床を舐めることでしょう。それほどまでに濃厚な極上の蜜を、凛は惜しげもなく生産しているのです。
ちゅくりちゅくりと粘着質な音が響き始め、凛の腰がぶるぶると震え始めました。
「イっちゃだめだよ」
ひゅっと息を飲む音が微かな風鳴りに混ざります。天国がすぐそこに見えているのに、凛は登ることを禁じられました。がくがくと震え出す膝を叱咤して、少しの戸惑いを見せた凛は、こくりと頷きました。
「いい子」
汗びっしょりになる凛の米神にキスをして、蓮はご褒美とばかりにぐっしょりと濡れそぼる足の間に平手を打ってやりました。
「ひああっ!」
ばちん、と水気を含んだ破裂音。びりびりと走る電流に、凛は顎を痙攣させます。寸でのところで耐えた凛に、蓮はもう一度平手を打ちました。
「かわいいね凛。叩かれるのが大好きになってくれて、僕とってもうれしいよ」
爪の先で割れ目を擦り、どれほど濡れているのか凛に分からせます。爪の先がぬるぬると往復し、凛は爪先立って悦びました。
「ふふっ。不貞腐れてる」
露わになった凛のあかい乳首は、構ってもらえなくて拗ねているみたいにゆるゆると硬度をなくしていきました。
蓮は両手を凛の蜜壺に当て、すべての指で擦り上げました。
「ああっあん!れんんっああ!」
にゅるにゅると滑る8本の指に、凛は首を振って鳴きました。蓮の華奢で繊細な指に蜜がたっぷりと絡みつき、代わりに蜜壺は水分を失くしました。
蓮は8本の指をクリトリスに添えて、ごしごしと擦ってやりました。ぐりぐりと捏ねられたクリトリスは雀躍し、あまくて濃厚な蜜を生産します。そうしてまたびっしょりと濡れそぼった蜜壺に8本の指を添えて、ごしごし擦ってやりました。
そう間を置かずしてぐっしょりと濡れた蓮の指は、拗ねてしまったあかい乳首に添えられました。
「ほら、凛。自分の蜜だよ。おっぱいもとってもおいしそうだね」
ぬるぬると滑る片側4本の指で、拗ねた乳首をくりくりと捏ねてやります。時折摘まんでやり、指の腹で擦ってやり、機嫌を伺いました。
蜜でテカテカと光るまっかな乳首は、徐々に機嫌をよくしていきました。ぷっくりと立ち上がって芯を通し、許してあげるとでも言いたげにつんと主張します。
かわいらしい乳首のご機嫌を取りながら、蓮は右手をクリトリスに添わせました。クリトリスまで機嫌を損ねてしまわぬよう、丁寧に撫でてやりました。
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