アリスと女王

ちな

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中も外も

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「イけた?」
蓮が凛の額にキスを落として尋ねます。強い催淫効果で、蓮のほうも意識が時々飛んでしまうのです。肩で息をする凛は、疲れと薬の余韻であまり反応が良くありません。でも、蓮はそれで構いませんでした。まだ元気な自身のそれを、一際大きく打ち付けました。
「あああっ!」
殆ど条件反射のほうに腰を仰け反らせる凛に、蓮は追い打ちを掛けるように腰を打ち付けます。
「ひっあああ!蓮!蓮!」
譫言のように蓮の名前を呼ぶ凛は、もう足を巻き付ける力は残っていません。時折思い出したかのように乳首の先からちょろちょろと甘いミルクを零し、蓮のシャツを今持てる最大の力で握り締めました。
蓮は、腰を打ち付けながら辺りを見渡しました。丁度細長い木の棒を見つけ、腕を伸ばして取りました。
一旦凛から体を離すと、凛がいやいやと駄々っ子のように首を振って泣きました。
「大丈夫だよ凛。僕はここにいるよ、ほら」
「っああ!」
ぱちん、と鋭い音が響きます。蓮が凛の乳首に向けて、細長い木の棒を振り下ろしたのです。ぴゅっと噴き出すミルクを、すかさず蓮の舌が舐め取りました。ぐっと前傾になったことで、蓮の男根が凛の奥へ突き刺さります。うねる凛の中は、蓮のそれをぎゅうっと締め付けました。
「きもちいい?凛のまんこがお利口に返事をしているよ」
「ああっ!蓮!」
ひゅっと短く空を切り、ぱちんと乳首を叩きます。びくん、と凛が跳ね、中がぎゅっと締まりました。すかさず叩いたばかりの乳首に舌を這わせミルクを舐め取ります。これでもかと注がれたきのこが、まだ凛の体内に残っているようでした。
「とってもおいしいよ…ああ、頭がくらくらする」
とろとろになった凛の顔を撫で、強い薬のせいで朦朧とする頭を振りました。蓮は夢遊病患者のようにふらふらと凛の乳首に吸い付きました。
管の中に残ったミルクまで吸い出すようにきつく吸い上げると、凛は腰を捩ります。勝手にいいところに当たって、蓮を更に締め付けました。
最後にちゅっと強く吸ってやり、体を離します。ぷっくりとふくらみ、蓮の唾液で光るかわいらしい乳首を、今度は木の棒で細かく叩いてやりました。
ぺちぺちと細かく叩かれれば、逐一体を跳ねさせられなくなります。凛は腰を逸らせたり捩らせたり、忙しなく悶えました。でも決して手で押さえたり隠したりはしません。鞭の味を知ったのです。
「こっちは?」
木の棒は、先が少し尖っていました。短く持ち直し、今度は凛のクリトリスに突き立ててやりました。
「あああああ!!」
蓮が離れてしまったから、シャツを握ることはできません。代わりに草を握ると、ぶちぶちと音を立てて柔らかな草は千切れてしまいました。
「気に入ったみたいで嬉しいよ」
蓮は木の棒をちくちくと刺し、同時に凛の中を楽しみます。叩いてやりたいところですが、自身が深く入っているため叶いません。ぐっと強く突き刺して、木の棒をぐりぐりと捻ってやりました。
「やあああっれんん!ああああ!あああああ!」
「っ…くっ…!きもちいいんだねっ…ナカすごいよっ…!」
ぎゅうぎゅうと締め付ける凛の中で、蓮のそれが質量を増します。普段はなかなか射精に至らない蓮ですが、急な吐精感に頭がぐらりと揺れました。
狂ったように木の棒を捻じり、凛のクリトリスを苛め抜きます。凛は足をばたつかせて腰を捩り、仰け反らせて抵抗しました。絶頂しているのかもしれません。凛にはもう分かりませんでした。
「凛っ…!」
蓮は突然木の棒を投げ捨て、凛を掻き抱きました。
「っああああ!ああんんあああ!」
腰を掴み、凛の奥を激しく殴りつけたのです。ぱんぱんと肉がぶつかる音、ぐちゅんぐちゅんと粘着質な音。濁音が混じった凛の声と、噛み殺しきれなかった蓮の呻き声。合わさった不協和音は、一際大きい蓮の声で終焉を迎えました。
「っうあっ…!」
蓮は、凛の中に白い欲を全て出し切りました。どぴゅどぴゅと勢いよく吐き出される蓮の精液は、尋常ではありません。凛の子宮を溺れさせ、入りきらない精液は凛と蓮が繋がった箇所から勢いよく噴射しました。蓮は最後の一滴まで絞り出すように、凛の中を肉棒で引っ掻きまわしました。
「あああっ…蓮っくるしい…!」
「うん。そうだね…苦しそう。ほらよく見て。凛にひどいことをしたのは誰?」
蓮は凛の頬を包み込み、再度顔を覗き込みます。虚ろな目は、それでもしっかり蓮を映し出しました。
「蓮っ…」
うっとりと微笑む少女は、腹の苦しさと突然膨張した痛みで顔を歪ませ、荒い息を繰り返しました。
ぐじゅりと酷い音を鳴らして蓮のそれを引っこ抜くと、真っ白い液体が凛との別れを惜しんで白い橋をつくりました。トロンと伸び切った白い橋は、ふたりの心境を表すように、なかなか切れませんでした。
蓮は白い液体を指で掬い、凛の口元へ持って行きました。
「僕のザーメン舐めて」
「んっ…」
指に垂れる蓮の液体に、凛は真っ赤な舌を伸ばします。独特な匂いと味に、凛の体が反応しました。蓮がそうやって調教したのです。舌に乗った青臭い液体を、凛は一旦口の中で転がしました。
「えらいね。そう、よく味わって」
蜜壺から溢れ出す液体を指で掬い、蓮が再びその中へと押し込みます。
「ちゃんど全部飲んで。零してるよ」
勿論蓮だって、この量が全部入り切るとは思っていません。それでも、凛を自分の精液で汚し、双子の汚いザーメンを全て洗い流してやりたかったのです。
凛の熱くなった膣壁に自分のザーメンを塗り付けてやると、凛が熱い息を吐き出しました。
「もう一回」
蓮のそれは、まだまだ元気です。薬の作用がまだ効いていて、何度でも射精できそうでした。
再び蜜壺にそれを宛がうと、流石の凛も体を強張らせました。これで終わりだとおもっていたのです。
「うそっやっ…!」
「もっと僕を感じて。凛、ちゃんと僕のを覚えるんだよ」
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