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猫遊戯

猫遊戯(ねこじゃらし)13

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ベッドに運ばれたなみは、ネクタイで腕を後ろに縛られ、口には布で猿轡さるぐつわまでされている。

「んん…。メイド服に猿轡…なかなか萌えるなぁ…」
「ん゙ん゙…」
「しかし、腕は手枷の方が…」
「ん゙ん゙!!」

瀾の腕のネクタイを外し、フワフワのファーの付いた手枷をはめてみる。
まるでちょっとしたファッションにでも使えそうだ。

「んん、可愛い…❤」
「ん゙ん゙///」
「なんだ?何か言いたいのか?仕方ないな…」

仕方なく口の布を外すと瀾は、顔を真っ赤にしながら訴えた。

「乙様!!こんなの恥ずかしいです。
外して下さい///」
「だ~め♪
外したら【】にならないだろ?」
「いやぁ/// 何でも言う事聞きますからぁ///」
「それは良い心がけだな♪
でも、外すのは却下だ」

またなみの口に猿轡さるぐつわをして、楽しそうに眺めた。

「可愛い…」

なみの足をゆっくり開くと、すでに蜜を溢れさせて微かに白いベールは湿り気を帯びていた。
きのとが瀾の蕾を指でなぞると瀾は、ビクッと躰を跳ねさせた。

「ん゙ん゙///ん゙ふ…///」
「どうしたんだ?
瀾…、俺はまだ何もしていないのにもうこんなにして…。
さぁ、【お仕置き】開始だ…」
「んんん゙ん゙///」



──日が傾きかけ、手枷や猿轡さるぐつわの布が散乱する中、部屋には静寂が流れていた。

「はぁはぁはぁ…////」

肩で呼吸を荒くして、目を潤ませ顔を赤くしている。
きのとは、なみを抱きしめ額にキスをする。

「…瀾、大丈夫か?」
「はぁはぁ…ん…////」

【お仕置き】と言っていたわりには、瀾を抱いていた時の乙は優しく、絶えず瀾のペースに合わせてくれていた。

「乙様…優しかった…
お仕置きじゃ…なかったんですか////」
「なんだ、もっとキツくして欲しかったのか?」

なみは思い切り、首を振るときのとにくっ付いた。

「それになんて充分お仕置きになっただろう?」
「/////」
「それとも…まだ足りないのか?」

きのとの手が再び臀部を撫でまわすとなみは、ピクリと恥じらいながら反応した。

「ア…乙様!!」
「また…したくなった」
「ええ?でも、私…」
「ダメだ、にって言われなかったのか?」
「アアん///乙様…」

二人の唇が重なり、ベッドの中でまた愛のダンスが始まった。
瀾の甘い声が、甘い吐息が、部屋に響いていく…。
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