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Ⅰ章
想定外の出来事に僕は…。
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静かな暗闇が広がる。
静かだなぁ、なんの音もしない…。
今、どんな状況なんだろう…。
大泣きした親友に思わず、笑った。
眠くて、異様に瞼が重かったから寝たんだろうけど。
意識はあるが、何も見えない聞こえない。
あれ?瞼が開かない?
僕はずっとこのままなのかと思った。
と、その時だった。
ふと、いい香りが鼻を擽る。
落ち着く香り…花の香り…。
親友からいつも香る匂いに似ていた。
香りを探り、濃く香る方へと意識を向けた。
どんどん香りが濃くなっていく。
すると、暗闇に一筋の光が見える。
あ、僕はやっと覚醒するんだと感じた。
目を覚ましたら、いつもの白い天井かもしれない。
両親と親友がまだ泣いているかもしれない。
目が覚めたら、「あーあ、よく寝た」と両親と親友を呆然とさせよう。
僕は、3人の顔を想像しながらゆっくりと重い瞼を開けた。
だが、開けて最初に視界に飛び込んだのは、鮮やかな赤色の薔薇だった。
薔薇…?
想定外の出来事に僕は…。
静かだなぁ、なんの音もしない…。
今、どんな状況なんだろう…。
大泣きした親友に思わず、笑った。
眠くて、異様に瞼が重かったから寝たんだろうけど。
意識はあるが、何も見えない聞こえない。
あれ?瞼が開かない?
僕はずっとこのままなのかと思った。
と、その時だった。
ふと、いい香りが鼻を擽る。
落ち着く香り…花の香り…。
親友からいつも香る匂いに似ていた。
香りを探り、濃く香る方へと意識を向けた。
どんどん香りが濃くなっていく。
すると、暗闇に一筋の光が見える。
あ、僕はやっと覚醒するんだと感じた。
目を覚ましたら、いつもの白い天井かもしれない。
両親と親友がまだ泣いているかもしれない。
目が覚めたら、「あーあ、よく寝た」と両親と親友を呆然とさせよう。
僕は、3人の顔を想像しながらゆっくりと重い瞼を開けた。
だが、開けて最初に視界に飛び込んだのは、鮮やかな赤色の薔薇だった。
薔薇…?
想定外の出来事に僕は…。
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