仮タイトル ジサツ失敗サークル

綺璃鵺 緋鷹

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第一章

男の計画

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「さっくり言うと、君には世直しを手伝ってもらいたい」
「は?」
「まあまあ、今から説明するから。君が飲んだ薬は、元々人ならざる力を手に入れられるものだ。その代わり、相当苦しむことになる。君も辛かったろ?」
「…ほんと、誰が楽に死ねるなんて噂流したんだか」
「言っておくけど、僕じゃないよ。この噂には、二つの真相がある」
「二つ?」
「そう。一つは僕が作った薬。もう一つは別の薬」
「!二つってそういう」
「そうそう。楽に死ねる薬と、そうじゃない薬。…てことになってるけど、本当は違う」
男はどこか遠くを見る目をした。
「そんな上手い話があるわけないじゃない…」
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