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オラネコBL編
11.バーカ
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「いや…そうじゃなくて…。その…。俺、またアーティに会いたいんだ。
だから、その…。アーティに家を借りてあげたい。
そこに住んで、俺がまた会いに来るの、待っててくれないか?」
「はぁ???」
アーティが素っ頓狂な声を上げた。
「俺を囲うつもりなのか?お前が?なんで??」
アーティは心底意味が解らないという顔をした。口調はずっと僕だったのに、俺になってしまっている。多分こっちが素だな。
「アーティにまた会いたいんだ。でも、アーティは携帯電話も持ってないし、住むところも無いんだろう?だから…。」
「はぁ??だってそれしてお前になんの得があるんだ?だってお前、俺の事抱かないじゃんか。」
「いやだって…まだ未成年だって言うから。」
「はぁ???そんなことが理由??じゃあ、俺が成人してたら良い訳?」
「そっそうだね。アーティは可愛いし、笑顔が素敵だし…。その…その…多分俺…。」
「はぁ???ばっかじゃないの??ばーか、ばーか、バーカ!!!!」
「えっごめん。アーティを傷つけたんならゴメン。俺、そういうつもりじゃ。」
「よし!今すぐヤるぞ。」
「は??いやいやいや。今の俺の言う事、聞いてた?」
「聞いてた聞いてた。良いから俺に任せとけ。
お前、さては童貞だろ?
大丈夫。俺、経験豊富だから。リョウはただ横になってればいいから。」
「いやいやいやいや。だから…。」
「俺に、最後の想い出をくれよ。ダメ?」
あっという間に俺をベッドに追い詰めたアーティは、下から上目遣いで見上げてきた。くっかわいい。
俺の力が一瞬抜けた隙を見計らって、アーティは俺をベッドに押し倒し、物凄い早業で俺のバスローブの紐を解くと、パンツを下ろした。一秒間の早業だった。
アーティに乗っかられて、俺の童貞チンコは一瞬で反り返った。
「うわぁ~~おいしそうなチンコ!」
「ちょっと待ってくれよアーティ。その、こういう事は、もうちょっと後で。」
「後っていつ?明日の夜の便で帰るんだよね?ねえ、いつ?」
「いや…だから、また来るから、またアーティに会いに来るから、その時に。ね。
アーティが成人したら、ね?」
「はぁ?寝言は寝て言え!!」
「ちょっと…アーティ、怖いよ。」
「何処女みたいな事言ってんだよ。こっちは穴が疼いて疼いて、仕方なかったんだからな。」
アーティはそう言うと、自分のバスローブの紐を解いて、傷だらけの身体を俺に晒した。
俺は、アーティの身体に付いた痕をつい指で辿ってしまった。これは、煙草を押し付けられた痕だろうか。青あざになっているものもある。誰が…こんな…。俺の大切なアーティに。
「ふん!同情なんかするなよ。これが俺だ。ほら、見てろよ。今入れるから。」
アーティの手にはいつの間にかローションが握られていた。
だから、その…。アーティに家を借りてあげたい。
そこに住んで、俺がまた会いに来るの、待っててくれないか?」
「はぁ???」
アーティが素っ頓狂な声を上げた。
「俺を囲うつもりなのか?お前が?なんで??」
アーティは心底意味が解らないという顔をした。口調はずっと僕だったのに、俺になってしまっている。多分こっちが素だな。
「アーティにまた会いたいんだ。でも、アーティは携帯電話も持ってないし、住むところも無いんだろう?だから…。」
「はぁ??だってそれしてお前になんの得があるんだ?だってお前、俺の事抱かないじゃんか。」
「いやだって…まだ未成年だって言うから。」
「はぁ???そんなことが理由??じゃあ、俺が成人してたら良い訳?」
「そっそうだね。アーティは可愛いし、笑顔が素敵だし…。その…その…多分俺…。」
「はぁ???ばっかじゃないの??ばーか、ばーか、バーカ!!!!」
「えっごめん。アーティを傷つけたんならゴメン。俺、そういうつもりじゃ。」
「よし!今すぐヤるぞ。」
「は??いやいやいや。今の俺の言う事、聞いてた?」
「聞いてた聞いてた。良いから俺に任せとけ。
お前、さては童貞だろ?
大丈夫。俺、経験豊富だから。リョウはただ横になってればいいから。」
「いやいやいやいや。だから…。」
「俺に、最後の想い出をくれよ。ダメ?」
あっという間に俺をベッドに追い詰めたアーティは、下から上目遣いで見上げてきた。くっかわいい。
俺の力が一瞬抜けた隙を見計らって、アーティは俺をベッドに押し倒し、物凄い早業で俺のバスローブの紐を解くと、パンツを下ろした。一秒間の早業だった。
アーティに乗っかられて、俺の童貞チンコは一瞬で反り返った。
「うわぁ~~おいしそうなチンコ!」
「ちょっと待ってくれよアーティ。その、こういう事は、もうちょっと後で。」
「後っていつ?明日の夜の便で帰るんだよね?ねえ、いつ?」
「いや…だから、また来るから、またアーティに会いに来るから、その時に。ね。
アーティが成人したら、ね?」
「はぁ?寝言は寝て言え!!」
「ちょっと…アーティ、怖いよ。」
「何処女みたいな事言ってんだよ。こっちは穴が疼いて疼いて、仕方なかったんだからな。」
アーティはそう言うと、自分のバスローブの紐を解いて、傷だらけの身体を俺に晒した。
俺は、アーティの身体に付いた痕をつい指で辿ってしまった。これは、煙草を押し付けられた痕だろうか。青あざになっているものもある。誰が…こんな…。俺の大切なアーティに。
「ふん!同情なんかするなよ。これが俺だ。ほら、見てろよ。今入れるから。」
アーティの手にはいつの間にかローションが握られていた。
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