女神様から同情された結果こうなった

回復師

文字の大きさ
上 下
129 / 184
王都街道編 6・7日目

2-6-7 男子たちの挑戦?中1トリオ?

しおりを挟む
 夕食後に高畑先生から呼び出しを受けた。 空調に問題でも有ったかのかと思ったが、なにやら様子がおかしい。

「高畑先生、何かありましたか?」
「え~と……抑止剤の利用が増えて、もう在庫が無いんだけど手配できるかな?」

 とても言いにくそうに、伝えてきたけど……。

「今朝渡したばかりなのに……」
「飲むタイプはまだ有るのよ……不足してるのは注入タイプの方なの」

 もう、怪しいとしか言いようがない。

「それって正しい使い方してます? 絶頂薬として快楽を得る為だけに使ってないですか?」
「そういう娘もいるとは思うけど……ストレスを溜めるより良いと思って、1日1本なら良いかなって考えているのだけど……ダメかな?」

 絶頂薬として先生まで認めやがった! 確かに酒やタバコのような薬物的な中毒性はない……本人の意思次第でどうにでもなる代物だ。協力者がいるなら、別に快楽の為に使うのも俺は有りかなとは思う。だって、バイブやオナホ、それを補助するローション類は通販などでも少なからず売れているのだ。

 人間である限り、皆、性にはどん欲だ……『そんな道具なんか使って……』とバカにする人もいるだろうが、そういう人でもオナニーぐらいはしているだろう。逆にした事ないという人は、一度専門医に診てもらった方が良いぐらいだ。性欲は子孫繁栄の為にそなわった、ないとおかしい本能なのだ。

 実際この世界でも、抑止剤を排卵周期以外の日にも、快楽を得るために使用している者は少なくないそうだ。

「う~~~ん、俺はこれ以上は無理ですし、先生の方で男子に協力してもらってください」
「えっ! 私がお願いしないといけないの?」 

「先生がというより、女子一同という風にして男子にお願いした方が良いと思います」
「水谷君のだけは余ってるんだけどね……小鳥遊君のが欲しいって……」

「俺はこれ以上無理です。料理部全員分を1人で賄っているので、今後そっちには回せません」

「「「BOO! BOOOO!」」」

 なぜか、聞いてた女子一同からブーイングを浴びせられる。
 男としては喜ぶべき事なのかもしれないが、これ以上はごめんなさいだ! 擦り切れてしまう……。


 男子専用部屋に来て、さっきの事を伝えて協力者を募る。

 既にどこかから情報を得ていたのか、水谷先輩が部屋の隅っこで体育座りの体勢でシクシクやっていた。

 水谷先輩のようになりたくないと、最初殆どの者が拒否していた。だが、自分の今の女子から見た立ち位置を知りたいと思う者もいたようで、この際勇気を出して、自分がどう見られてるか調べようという風な流れになり、最終的に全員参加となったようだ。

 使用者がいる=彼女になってくれる可能性有り? と俺が煽ったせいもあるが、水谷先輩が散々ゴネてくれたおかげかな。『お前らも、どう見られてるかヤレよ! この根性なし共! 男だろ! どうせなら俺のようにやってからウジウジしろ!』と喚き散らしていたのだが……結局、皆も自分のモノを使ってくれる娘がいるのか気になるようだ。

 自分の子種を膣に注入とか……凄まじい背徳感が沸き起こる。幾ら妊娠しないと言っても、自分の子種を受け入れてくれる女の娘が、この中に居るのか居ないのか、確かに興味があるよな。



 採取用の試験管を大量に渡し、ログハウスに戻る。

「龍馬君モテモテね……」

 桜にチクリと小嫌味を言われる。

「俺のモノはもう向こうに流すの断ったんだから、良いだろ……」
「別に怒ってはないのよ……あなたが悪いわけじゃないんだし……」

 気持ちは解るよ……立場が逆だったら、俺も嫌だしね。




 サウナに入りたかった俺は、ログハウスで入浴することにした。

 湯船で寛いでいたら、ハティがやってきた。

「ミャン!」
『ごしゅじんさま~、ハティもはいる~』

「お! ハティ、ヨシ! 俺が洗ってやるぞ」
『わ~い!』

 尻尾をブンブン振って喜んでいる……ああ、何て可愛いんだ!

「ん、私も洗ってほしい」

 ハティの直ぐ後に、雅が入ってきた。

「なんだ、雅が連れてきたのか。いいぞ、ハティの後な」

 雅だけだと思っていたら、その後ろから恥ずかしそうに沙希と薫ちゃんが入ってきた。沙希ちゃんは、先日一緒に入ったからともかく……薫ちゃんまで?

「あの、龍馬先輩! 私も一緒に入って良いですか?」
「むしろ薫ちゃんは良いの?」

 同じ中1の仲良し3人組だが、雅と沙希と違って薫ちゃんは完全にアウトなレベルで発育している。

 雅は8歳児にしか見えないので、全く問題ない。沙希ちゃんも見た目10歳児ぐらいのちみっこなので、ギリセーフかなってレベルだ。でも、薫ちゃんはダメだ……初めて裸体を見たのだが、穂香や沙織たちと大差ないのだ。

 身長163cm、体重46kg……胸はCカップだと!? ケシカラン! 【詳細鑑識】で見る限り、立派なレディだ……これはもう警察呼ばれちゃうレベルでマズイ。

「凄く恥ずかしいです! でも……私もお嫁さんにしてください!」

 ただ、仲良しだから一緒に同伴したって感じじゃなさそうだな……。

「雅……結婚とか吹き込んだのお前だな?」
「ん、でも薫も良い娘。この際1人ぐらい増えても大差ない!」

 でも先日、亜姫ちゃんやみどりたちを婚約ではなく、彼女候補として保留にしたばかりだ。ここで、ほいこら了承したら2人がむくれるのは目に見えている。

「薫ちゃん、君はまだ中1だし、慌てて婚約なんかしなくて良いんだよ? 周りに流されちゃダメだ」
「子ども扱いしないでください! もう自分でちゃんと考えられるだけの知識も精神力もあります!」

「13歳って言ったら、まだまだ子供だよ。見た目幾ら成熟してても、周りに流されちゃうお年頃なんだよ?」
「雅は認めて、沙希は先輩自ら『キープだ!』って言ったと聞きました……私だけ先輩の御眼鏡に敵わなかったのですね……グスン」

 あらら、泣いちゃったよ。

「そうじゃない! 先日みどりと亜姫からも結婚してほしいと言ってもらえたのだけど、中学生だから慌てないで、王都に拠点を構えてから、そこでちゃんと俺をもっと良く知ってからにしようって言ったばかりなんだよ。まだ知り合って数週間しか経ってないでしょ? 俺も薫ちゃんの事それほど良く知ってるわけじゃないし、婚約とかの前にもっとお互いを知り合いましょって事なんだ……彼女や恋人関係の前にいきなり婚約っておかしいでしょ?」

「はい……でも、雅や沙希は了承したのですよね?」

 食い下がってくるし、痛いとこを的確についてくる。

「俺も薫ちゃんみたいな可愛い娘の告白は嬉しいから、婚約は良いんだけど……皆の前で発表しないで、とりあえず保留にしてくれない? 王都の拠点で3か月暮らして、もう一度薫ちゃんの気持ちを確かめて、今と変わらなければ正式に皆の前で婚約発表しよう?」

「先輩は雅が言ってた吊り橋効果とかを疑っているのですね?……私に魅力がないとか、興味ないとかじゃないのですよね?」

「うん。薫ちゃんは凄く可愛いと思うし、何度も言うけど、正直告白は嬉しいよ。でも、本当に好きな相手が他の娘とこうやってお風呂に入ってるとか、普通なら嫉妬で怒るのが普通だよね? こうやって仲良く3人で入って、ニコニコ笑えるのって本当に好きなのかなって思っちゃうんだよね……俺は特に独占欲とか強いから、雅が男子の入浴中に水着を着て平気で入ってきた時、ちょっと腹立たしかったくらいなんだ……」

「ん、もうしない……ごめんなさい」

 素直に謝る雅はやっぱ可愛いな。

「私も独占欲は有りますよ……でも、それは女子の方で抑えるしかないのではないですか? 先輩は1人しかいないのだし……どうしようもない事ですよね? 皆、諦めきれないからシェアするための妥協点を探しているのだと思います」

 中1と思えないくらい、しっかりした娘だな。情報溢れる現代社会で育ったんだ……いろんなアプローチで様々な事を学習する場はある。雅も見た目8歳児だが、俺よりしっかりしているんじゃないかと思えるほど言動は大人だ。今時の中学生を子供扱いして、下に見ない方が良さそうだな。


「沙希は先日まだ恋か分かんないとか言ってたのに、どうしたんだ? 狩りとかにも積極的に参加してきたよね?」
「龍馬先輩の事が好きなんだろうなって、一度意識してしまったら想いが弾けちゃいました。だから、龍馬先輩に付いて行くならある程度の強さも要るんだろうなって、私なりの答えです」

「そっか……でも、戦闘は無理しなくて良いんだよ。自分を守れるだけのそこそこの強さがあれば良いんだからね。最前線に出なくても、家を守るのも良妻の立派な務めだからね。俺には優秀な転移魔法があるから、家にはいつでも帰ってこれるから、無理して付いて来て怪我されるより、家を守ってくれた方が嬉しいかな」

「家を守るのも良い奥さんの条件なんですね……分かりました。でも、戦闘もできるようになりたいです」
「分かった。これからも時々参加してもらうようにするね」

「ん、結局薫はどうなるの?」
「婚約はするけど、君たち3人の秘密にしていてもらえるかな。街で落ち着いてから、まだ気持ちが変わらないようなら正式に皆に発表でどうかな?」

「ん、どうせ結婚自体16歳に成らないとできない。薫の気持ちが変わらないなら微々たる誤差」
「今直ぐ結論がほしい気持ちはありますが、それで了承します」

「俺の方は余程の事が無い限り、気が変わるとかないので安心してね」
「ん、龍馬は浮気したり裏切ったりしない限り、一度受け入れた相手にはちゃんと答えてくれる」

 了承はしてくれたが、なんか不満げな顔だな……。

『……マスター、薫が可哀想です。今、彼女は凄く不安で胸が一杯のようです。気丈に振る舞ってますが、内心3人の中で自分だけ拒否されちゃったと、とても落ち込んで悲しんでいます。亜姫もみどりも、薫ほどではないですが、ショックは大きかったようです。「これまで告白した者は皆婚約したのに、自分たちだけ保留にされたのは、本当は先輩の好みじゃないんだろうねっ。先輩優しいから断れなかったんだろうね……」と2人で話し合っていたほどです』

『そうなの? そんなんじゃないのにな……』

『……わざわざ恥ずかしいのを我慢して、お風呂で話しに来た薫の精一杯の覚悟を無碍にするのですか?』
『そうか、薫は全裸を見せる覚悟をしてきてるんだよな……分かった、情報ありがとうな』

 ナビーは人の気持ちは基本教えないと言ってたのに、今回薫の機微を忠言してきた。つまり薫ちゃんは、裸まで見せて覚悟してきたのに、自分だけ保留にされてかなりショックを受けているって事なんだろう。俺が婚約を保留にしているのは、あまり皆の事を知らないし、後でごめんなさいとか言われるのが嫌で、それを減らすために時間をもらったのだ。

 女の子たちを悲しませるつもりは無かった。彼女たちに全く不満もなく、むしろ好意さえ持ってるのに、後で自分が傷つくとか考えるのはもう止めよう。

「薫、やっぱ今ここで婚約だ! 不安がらせてごめんな。お風呂を出たら、婚約者たちに認めてもらえるように一緒に報告しに行こう」

「ん! 龍馬かっこいい!」
「龍馬先輩、素敵です!」

 雅と沙希ちゃんが、目をキラキラさせてそう言ってくれている。

「龍馬先輩、嬉しいです! 私、良いお嫁さんになりますね!」

 さっきと違い、花が咲いたような良い笑顔だ。あまり薫の事を知らないとはいえ、可愛くて良い娘なのは分かっているんだ。それだけで十分だな。お見合い結婚なんか、数回デートした程度で結婚するのが普通だ。それと比べたら、寝食を共に2週間ほど暮らして、ある程度の事は見てきているのだ。


 まだ彼女たちは中1だけど、3年待てば誰もが羨むほどの女の子に成長するだろう。


 俺は彼女たちを大事に見守っていれば良いだけだ。
しおりを挟む
感想 523

あなたにおすすめの小説

高身長お姉さん達に囲まれてると思ったらここは貞操逆転世界でした。〜どうやら元の世界には帰れないので、今を謳歌しようと思います〜

水国 水
恋愛
ある日、阿宮 海(あみや かい)はバイト先から自転車で家へ帰っていた。 その時、快晴で雲一つ無い空が急変し、突如、周囲に濃い霧に包まれる。 危険を感じた阿宮は自転車を押して帰ることにした。そして徒歩で歩き、喉も乾いてきた時、運良く喫茶店の看板を発見する。 彼は霧が晴れるまでそこで休憩しようと思い、扉を開く。そこには女性の店員が一人居るだけだった。 初めは男装だと考えていた女性の店員、阿宮と会話していくうちに彼が男性だということに気がついた。そして同時に阿宮も世界の常識がおかしいことに気がつく。 そして話していくうちに貞操逆転世界へ転移してしまったことを知る。 警察へ連れて行かれ、戸籍がないことも発覚し、家もない状況。先が不安ではあるが、戻れないだろうと考え新たな世界で生きていくことを決意した。 これはひょんなことから貞操逆転世界に転移してしまった阿宮が高身長女子と関わり、関係を深めながら貞操逆転世界を謳歌する話。

誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!

ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく  高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。  高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。  しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。  召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。 ※カクヨムでも連載しています

調子に乗りすぎて処刑されてしまった悪役貴族のやり直し自制生活 〜ただし自制できるとは言っていない〜

EAT
ファンタジー
「どうしてこうなった?」 優れた血統、高貴な家柄、天賦の才能────生まれときから勝ち組の人生により調子に乗りまくっていた侯爵家嫡男クレイム・ブラッドレイは殺された。 傍から見ればそれは当然の報いであり、殺されて当然な悪逆非道の限りを彼は尽くしてきた。しかし、彼はなぜ自分が殺されなければならないのか理解できなかった。そして、死ぬ間際にてその答えにたどり着く。簡単な話だ………信頼し、友と思っていた人間に騙されていたのである。 そうして誰もにも助けてもらえずに彼は一生を終えた。意識が薄れゆく最中でクレイムは思う。「願うことならば今度の人生は平穏に過ごしたい」と「決して調子に乗らず、謙虚に慎ましく穏やかな自制生活を送ろう」と。 次に目が覚めればまた新しい人生が始まると思っていたクレイムであったが、目覚めてみればそれは10年前の少年時代であった。 最初はどういうことか理解が追いつかなかったが、また同じ未来を繰り返すのかと絶望さえしたが、同時にそれはクレイムにとって悪い話ではなかった。「同じ轍は踏まない。今度は全てを投げ出して平穏なスローライフを送るんだ!」と目標を定め、もう一度人生をやり直すことを決意する。 しかし、運命がそれを許さない。 一度目の人生では考えられないほどの苦難と試練が真人間へと更生したクレイムに次々と降りかかる。果たしてクレイムは本当にのんびり平穏なスローライフを遅れるのだろうか? ※他サイトにも掲載中

レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~

喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。 おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。 ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。 落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。 機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。 覚悟を決めてボスに挑む無二。 通販能力でからくも勝利する。 そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。 アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。 霧のモンスターには掃除機が大活躍。 異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。 カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する

高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。 手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。

俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる

十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。

人生初めての旅先が異世界でした!? ~ 元の世界へ帰る方法探して異世界めぐり、家に帰るまでが旅行です。~(仮)

葵セナ
ファンタジー
 主人公 39歳フリーターが、初めての旅行に行こうと家を出たら何故か森の中?  管理神(神様)のミスで、異世界転移し見知らぬ森の中に…  不思議と持っていた一枚の紙を読み、元の世界に帰る方法を探して、異世界での冒険の始まり。   曖昧で、都合の良い魔法とスキルでを使い、異世界での冒険旅行? いったいどうなる!  ありがちな異世界物語と思いますが、暖かい目で見てやってください。  初めての作品なので誤字 脱字などおかしな所が出て来るかと思いますが、御容赦ください。(気が付けば修正していきます。)  ステータスも何処かで見たことあるような、似たり寄ったりの表示になっているかと思いますがどうか御容赦ください。よろしくお願いします。

異世界転移ボーナス『EXPが1になる』で楽々レベルアップ!~フィールドダンジョン生成スキルで冒険もスローライフも謳歌しようと思います~

夢・風魔
ファンタジー
大学へと登校中に事故に巻き込まれて溺死したタクミは輪廻転生を司る神より「EXPが1になる」という、ハズレボーナスを貰って異世界に転移した。 が、このボーナス。実は「獲得経験値が1になる」のと同時に、「次のLVupに必要な経験値も1になる」という代物だった。 それを知ったタクミは激弱モンスターでレベルを上げ、あっさりダンジョンを突破。地上に出たが、そこは小さな小さな小島だった。 漂流していた美少女魔族のルーシェを救出し、彼女を連れてダンジョン攻略に乗り出す。そしてボスモンスターを倒して得たのは「フィールドダンジョン生成」スキルだった。 生成ダンジョンでスローライフ。既存ダンジョンで異世界冒険。 タクミが第二の人生を謳歌する、そんな物語。 *カクヨム先行公開

処理中です...