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麻友の異世界探訪
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「それでね。だから」
王女ベアトリーチェは良く喋る。まあ、この年代の女の子は皆そうだが。容姿がちょっと違うだけで何も変わらない。王宮に居る女官や侍女達はあまりベアには近づいて来ない。やはり、怖いのだろうか。魔王の娘だしね。
「私ね。同年代の友達はマユが初めてなの」
「ええー、マジ?」
「マジ? そうマジだよ」
芝に転がったり、花を摘んだり、蝶を追いかけたり、池の中の魚を捕まえようとしてビショビショになった時は流石に怒られた。
また、ベアは負けず嫌いだ。カードがあったので、七並べやババ抜きをして負けた時は、勝つまで辞めない一面も持っている。
「喉乾いたね」
「何か飲み物貰ってくるね」
「私は一緒に行くわ、マユ」
二人で厨房に向かって歩いていくと、向こうから歩いてくる人物を見て足を止める。
「おや、お前は・・・」
向こうも気がついた様だ。あの、エロ坊主だった。「残念だよ、一足遅かった様だ。これはベアトリーチェ様。ご機嫌麗しく」
ベアは堅い表情でうなづいた。
「まあ、ここは第二の私の家みたいなものだからね。グフフフ」
そう楽しそうに笑うと、奥へと歩いて行った。
(クタバレ、クソ坊主!)
心の中で毒づく。
「私、アイツ嫌い」
急にボソリとベアが言った。
「アイツ、いやらしい目で私を見るの」
「へっ?」
(女なら誰でもいいんかい!)
「きっと獣人の女が珍しいから。でも儀式があるから・・・」
(儀式って?)
ベアの表情が曇り、俯いた。
「あの奥には何があるの」
「・・・お母様の部屋が・・・」
「えっ?」
(まさかね。仮にも王妃だし・・・)
「飲み物貰い行こう」
ベアの手を取り歩き出す。
遊び友達というものは夜になると暇だ。夕食を一緒に摂る訳でもないし、一緒に寝る訳でも無い。部屋は離れてる。
「つまんないな・・・」
王宮に努めてる人達とも一線を画してるので、他の人と話も出来ない。
「暇だなぁ・・・」
ぼーっと、クッキーを食べて窓から月を見ていたら、ドアが開く音がした。
(えー、ベアが来たのかな)
振り向けば、そこには坊主が居た。思わずくわえて居たクッキーを落とす。
「ここは良い場所だな。他の女給達の部屋から離れている。まあ、近くても私には関係無いがね」
逃げる・・・しかし、ドアは教皇の後ろだし、ここは三階だ。
意を決して窓から身を乗り出し途端、背後から捕まえられた。案外、俊敏だ。
「シスターにして、もっと楽しみたかったのにな」
振り向いて怒鳴ろうとして、口の中に布を突っ込まれた。しかし、今日は薬は飲まされて居ない。思いっきり暴れてやる。
そう思ったが、いきなり鳩尾に拳を入れられた。
「ウググッ!」
(なんて卑怯な奴だ!)
女の子に拳を入れるなんて。痛みで身体がくの字に曲がる。
「私は手段を選ばないのでね」
(そういう奴を卑怯者って言うんだよ!)
ドレスの裾を割られ、いきなり秘部に手が伸びて来た。濡れていない秘孔に指を突っ込み掻き回すと、クリトリスを摘んで撫で回す。
「ウググ、ウン、ン、ンンーー」
「感じて来たね。女はここをいじられるとひとたまりも無いからな」
ジュクジュクと更にかき回しながら、己の下半身を露わにする。教皇のペニスはすでにギンギンだ。
「さあ、挿れるぞ」
指が抜かれ、代わりに教皇の勃起したペニスが当てられた。
「ウウーーン!」
「おおー、流石に締まりが違うな。襞が奥の奥まで張り付いて来て、ギュッギュッと絡みついてくる」
(誰と比べてるんだよ!)
その時脳裏に浮かんだのは王妃だった。
「おー、おおー、すごい吸い付いてくる。堪らん、堪らん、シスターにした毎日楽しみたかったよ」
ズグンズグンと何度も抜き差しをして、麻友を追い立てる。男の味を覚えた麻友の身体は、麻友の意志とは関係なく快感を得ようと教皇の動きに共鳴し始めた腰が揺らぎ始めて止まらない。
(あん、あああーーん、もっと、もっと・・・)
「うおおおーー!」
教皇が吠え、麻友の奥底に白濁液を吐き出した。
「最高だよ。この孔は」
名残押しそうにペニスを抜き取ると、自分だけさっさと身支度を済ませると立ち上がり、部屋を出て行った。去り際、
「また来るから。楽しみに待っておいで」
(誰が楽しみに待っているか!)
ドアが閉まると、口に入れられた布を取ると、ドアに向かって投げつけた。
(あの、エロジジィ、許さない!)
王宮にいても安全では無いのだと痛感する。
王女ベアトリーチェは良く喋る。まあ、この年代の女の子は皆そうだが。容姿がちょっと違うだけで何も変わらない。王宮に居る女官や侍女達はあまりベアには近づいて来ない。やはり、怖いのだろうか。魔王の娘だしね。
「私ね。同年代の友達はマユが初めてなの」
「ええー、マジ?」
「マジ? そうマジだよ」
芝に転がったり、花を摘んだり、蝶を追いかけたり、池の中の魚を捕まえようとしてビショビショになった時は流石に怒られた。
また、ベアは負けず嫌いだ。カードがあったので、七並べやババ抜きをして負けた時は、勝つまで辞めない一面も持っている。
「喉乾いたね」
「何か飲み物貰ってくるね」
「私は一緒に行くわ、マユ」
二人で厨房に向かって歩いていくと、向こうから歩いてくる人物を見て足を止める。
「おや、お前は・・・」
向こうも気がついた様だ。あの、エロ坊主だった。「残念だよ、一足遅かった様だ。これはベアトリーチェ様。ご機嫌麗しく」
ベアは堅い表情でうなづいた。
「まあ、ここは第二の私の家みたいなものだからね。グフフフ」
そう楽しそうに笑うと、奥へと歩いて行った。
(クタバレ、クソ坊主!)
心の中で毒づく。
「私、アイツ嫌い」
急にボソリとベアが言った。
「アイツ、いやらしい目で私を見るの」
「へっ?」
(女なら誰でもいいんかい!)
「きっと獣人の女が珍しいから。でも儀式があるから・・・」
(儀式って?)
ベアの表情が曇り、俯いた。
「あの奥には何があるの」
「・・・お母様の部屋が・・・」
「えっ?」
(まさかね。仮にも王妃だし・・・)
「飲み物貰い行こう」
ベアの手を取り歩き出す。
遊び友達というものは夜になると暇だ。夕食を一緒に摂る訳でもないし、一緒に寝る訳でも無い。部屋は離れてる。
「つまんないな・・・」
王宮に努めてる人達とも一線を画してるので、他の人と話も出来ない。
「暇だなぁ・・・」
ぼーっと、クッキーを食べて窓から月を見ていたら、ドアが開く音がした。
(えー、ベアが来たのかな)
振り向けば、そこには坊主が居た。思わずくわえて居たクッキーを落とす。
「ここは良い場所だな。他の女給達の部屋から離れている。まあ、近くても私には関係無いがね」
逃げる・・・しかし、ドアは教皇の後ろだし、ここは三階だ。
意を決して窓から身を乗り出し途端、背後から捕まえられた。案外、俊敏だ。
「シスターにして、もっと楽しみたかったのにな」
振り向いて怒鳴ろうとして、口の中に布を突っ込まれた。しかし、今日は薬は飲まされて居ない。思いっきり暴れてやる。
そう思ったが、いきなり鳩尾に拳を入れられた。
「ウググッ!」
(なんて卑怯な奴だ!)
女の子に拳を入れるなんて。痛みで身体がくの字に曲がる。
「私は手段を選ばないのでね」
(そういう奴を卑怯者って言うんだよ!)
ドレスの裾を割られ、いきなり秘部に手が伸びて来た。濡れていない秘孔に指を突っ込み掻き回すと、クリトリスを摘んで撫で回す。
「ウググ、ウン、ン、ンンーー」
「感じて来たね。女はここをいじられるとひとたまりも無いからな」
ジュクジュクと更にかき回しながら、己の下半身を露わにする。教皇のペニスはすでにギンギンだ。
「さあ、挿れるぞ」
指が抜かれ、代わりに教皇の勃起したペニスが当てられた。
「ウウーーン!」
「おおー、流石に締まりが違うな。襞が奥の奥まで張り付いて来て、ギュッギュッと絡みついてくる」
(誰と比べてるんだよ!)
その時脳裏に浮かんだのは王妃だった。
「おー、おおー、すごい吸い付いてくる。堪らん、堪らん、シスターにした毎日楽しみたかったよ」
ズグンズグンと何度も抜き差しをして、麻友を追い立てる。男の味を覚えた麻友の身体は、麻友の意志とは関係なく快感を得ようと教皇の動きに共鳴し始めた腰が揺らぎ始めて止まらない。
(あん、あああーーん、もっと、もっと・・・)
「うおおおーー!」
教皇が吠え、麻友の奥底に白濁液を吐き出した。
「最高だよ。この孔は」
名残押しそうにペニスを抜き取ると、自分だけさっさと身支度を済ませると立ち上がり、部屋を出て行った。去り際、
「また来るから。楽しみに待っておいで」
(誰が楽しみに待っているか!)
ドアが閉まると、口に入れられた布を取ると、ドアに向かって投げつけた。
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