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デート!

フェアラside

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次の日⋯

また公園にリファンと集合した。

「リファン、本当に私が服を選んでいいの?」と聞くと

「うん!フェイだから選んで欲しい!」
と返ってきた。

「じゃあ、ブティックに行きましょう。」と歩き始めた。

ブティックへの道で
「リファンは、どんな色が好きなの?」と聞くと

「うーん、ゴールドとピンクかな~」と返ってきた。

えっと、私を見ている気がするのは気のせいかしら⋯

「ファルの色ね!」と返すと

「違う!確かにファルも同じだけど、俺はフェイの色だから好きなんだ!」と力強く否定されてしまった。

「⋯⋯あ、ありがとう?」とだけ言った。

そうすると満足そうに首を縦に振るリファン。

そうこうしているうちに、ブティックへ到着。

ブティックにて⋯
「やっぱり沢山ある。どれにしようかな⋯」と独り言を言っていると

リファンが
「フェーイ♡いい事思いついた!」とニコニコとこちらに来た。

「いい事?」と聞き返した。

「うん!いい事!」と言った後に
「僕もフェイに服を選んでもいい?」と聞いてきた。

咄嗟のことで
「う、うん。お願いします。」とだけ返した。

リファンのセンス知らないけど⋯
でも、リファンならふざけることは無いかな⋯たぶん⋯

「色指定なんだけど、ピンクとゴールドは必ず入れてね♡」とリクエストされた。

「わかった。」と返し、

ピンクとゴールドの男性物は、これしかないね⋯ちょっと可愛らしさが多いけど案外似合うかも⋯
などと想像しながら服を選んでいった。

「フェーイ♡選び終わったー?」と買い物が終わったであろうリファンがソファのとこから声をかけてきた。

「えぇ、完了です!」と返し、会計を済ませた。

リファンは、
「よし!着替えよう!」と試着室に向かった。

「え?今?」と反応すると

「うん!だって早く見たいから!」と言い、
「大丈夫!オーナーに許可もらってるよ!」と返ってきた。

大人なんだから家まで我慢すればいいのに⋯
でも、私も私が選んだ服を着たリファンを早く見たい!

「ええ」と言い紙袋を交換した。

二人とも着替えて出た。

「うぅ⋯似合いすぎる!かわいい!」と涙流しながら言うリファン。

「ふふ、リファンも似合ってますよ!かっこいい!」と笑いながら返した。

神様!ありがとうございます!
カワイイ系の衣装も難なく着こなしているー!
やっぱり好きだな⋯
などと考えていた。

「あの、相談なんですけど⋯」と前置きしたリファン。

「バーリン伯爵家に寄って行ってもいいですか?」と言われ、

「えぇ、もちろん!何か用事?」と返した。

「ありがとう!フェイともっと一緒に居たかったのとファルに相談事がある!」
と質問に答えるリファン。

ファルに相談?何だろう?私が聞く訳には行かないね⋯

私もリファンへの気持ちファルに相談してみようかな⋯









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