5 / 5
現在
実は…
しおりを挟む
「廉、伝えたいことがある!」と切り出したら、
「は、はい!」と返事が返ってきた。
「実はね、あなたと別れたすぐあとに妊娠が発覚しまして……」と言ったら
「に、にに妊娠……?産まれたの?」と動揺しながら聞いてきた。
「ええ、3年くらい前にね。今3歳になるのよ」と言い携帯の待ち受けを見せた。
「可愛いね……名前はなんて言うの?」と聞かれた。
「紬っていうのよ。糸へんに理由の由と書いて」と説明すると
「紬ちゃんか……可愛い」と微笑みを隠せずにいる。
「信じてくれるの?」と言うと
「もちろんだよ。俺に似てる気もする……」と廉。
「まぁ、確かに。廉に似てるとこが多いかも。」と笑いながら言う。
「でも、安心して。養育費が欲しくて言ったわけじゃないし、結婚して欲しくて言ったわけじゃないから。紬のことを知っていて欲しかったのと、いつか会って欲しいと思ったから伝えたの」と言ったら
「紬ちゃんのことを知ったら既に会いたいし、傍にいたいと思ったよ。」と言われた。
「紬には会ってくれるの?今からでもいいよ。」と言うと
「会いたい!」と返ってきた。
「あと、結婚はちょっと……。認められていないみたいだし。」と言うと
「両親は大丈夫!許して貰えたから、結婚しよう?」と廉が答えた。
「ごめん、少し考えさせて……」と私。
廉も頷いた。
買い物終えた帰り道。
「やっぱり緊張してる?」と聞くと
「当たり前だよ。紬ちゃんが俺の事嫌ったらどうするの?」と廉。
「紬は、パパに会いたがっているから安心して……たぶん」と言うと
「たぶんが怖いよ……」と笑いながら返す。
保育園に到着した。
「は、はい!」と返事が返ってきた。
「実はね、あなたと別れたすぐあとに妊娠が発覚しまして……」と言ったら
「に、にに妊娠……?産まれたの?」と動揺しながら聞いてきた。
「ええ、3年くらい前にね。今3歳になるのよ」と言い携帯の待ち受けを見せた。
「可愛いね……名前はなんて言うの?」と聞かれた。
「紬っていうのよ。糸へんに理由の由と書いて」と説明すると
「紬ちゃんか……可愛い」と微笑みを隠せずにいる。
「信じてくれるの?」と言うと
「もちろんだよ。俺に似てる気もする……」と廉。
「まぁ、確かに。廉に似てるとこが多いかも。」と笑いながら言う。
「でも、安心して。養育費が欲しくて言ったわけじゃないし、結婚して欲しくて言ったわけじゃないから。紬のことを知っていて欲しかったのと、いつか会って欲しいと思ったから伝えたの」と言ったら
「紬ちゃんのことを知ったら既に会いたいし、傍にいたいと思ったよ。」と言われた。
「紬には会ってくれるの?今からでもいいよ。」と言うと
「会いたい!」と返ってきた。
「あと、結婚はちょっと……。認められていないみたいだし。」と言うと
「両親は大丈夫!許して貰えたから、結婚しよう?」と廉が答えた。
「ごめん、少し考えさせて……」と私。
廉も頷いた。
買い物終えた帰り道。
「やっぱり緊張してる?」と聞くと
「当たり前だよ。紬ちゃんが俺の事嫌ったらどうするの?」と廉。
「紬は、パパに会いたがっているから安心して……たぶん」と言うと
「たぶんが怖いよ……」と笑いながら返す。
保育園に到着した。
0
お気に入りに追加
20
この作品は感想を受け付けておりません。
あなたにおすすめの小説
大人な軍人の許嫁に、抱き上げられています
真風月花
恋愛
大正浪漫の恋物語。婚約者に子ども扱いされてしまうわたしは、大人びた格好で彼との逢引きに出かけました。今日こそは、手を繋ぐのだと固い決意を胸に。
騎士団寮のシングルマザー
古森きり
恋愛
夫と離婚し、実家へ帰る駅への道。
突然突っ込んできた車に死を覚悟した歩美。
しかし、目を覚ますとそこは森の中。
異世界に聖女として召喚された幼い娘、真美の為に、歩美の奮闘が今、始まる!
……と、意気込んだものの全く家事が出来ない歩美の明日はどっちだ!?
※ノベルアップ+様(読み直し改稿ナッシング先行公開)にも掲載しましたが、カクヨムさん(は改稿・完結済みです)、小説家になろうさん、アルファポリスさんは改稿したものを掲載しています。
※割と鬱展開多いのでご注意ください。作者はあんまり鬱展開だと思ってませんけども。
人違いラブレターに慣れていたので今回の手紙もスルーしたら、片思いしていた男の子に告白されました。この手紙が、間違いじゃないって本当ですか?
石河 翠
恋愛
クラス内に「ワタナベ」がふたりいるため、「可愛いほうのワタナベさん」宛のラブレターをしょっちゅう受け取ってしまう「そうじゃないほうのワタナベさん」こと主人公の「わたし」。
ある日「わたし」は下駄箱で、万年筆で丁寧に宛名を書いたラブレターを見つける。またかとがっかりした「わたし」は、その手紙をもうひとりの「ワタナベ」の下駄箱へ入れる。
ところが、その話を聞いた隣のクラスのサイトウくんは、「わたし」が驚くほど動揺してしまう。 実はその手紙は本当に彼女宛だったことが判明する。そしてその手紙を書いた「地味なほうのサイトウくん」にも大きな秘密があって……。
「真面目」以外にとりえがないと思っている「わたし」と、そんな彼女を見守るサイトウくんの少女マンガのような恋のおはなし。
小説家になろう及びエブリスタにも投稿しています。
扉絵は汐の音さまに描いていただきました。
好きだった幼馴染に出会ったらイケメンドクターだった!?
すず。
恋愛
体調を崩してしまった私
社会人 26歳 佐藤鈴音(すずね)
診察室にいた医師は2つ年上の
幼馴染だった!?
診察室に居た医師(鈴音と幼馴染)
内科医 28歳 桐生慶太(けいた)
※お話に出てくるものは全て空想です
現実世界とは何も関係ないです
※治療法、病気知識ほぼなく書かせて頂きます
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
契約結婚!一発逆転マニュアル♡
伊吹美香
恋愛
『愛妻家になりたい男』と『今の状況から抜け出したい女』が利害一致の契約結婚⁉
全てを失い現実の中で藻掻く女
緒方 依舞稀(24)
✖
なんとしてでも愛妻家にならねばならない男
桐ケ谷 遥翔(30)
『一発逆転』と『打算』のために
二人の契約結婚生活が始まる……。
軽い気持ちで超絶美少年(ヤンデレ)に告白したら
夕立悠理
恋愛
容姿平凡、頭脳平凡、なリノアにはひとつだけ、普通とちがうところがある。
それは極度の面食いということ。
そんなリノアは冷徹と名高い公爵子息(イケメン)に嫁ぐことに。
「初夜放置? ぜーんぜん、問題ないわ!
だって旦那さまってば顔がいいもの!!!」
朝食をたまに一緒にとるだけで、満足だ。寝室別でも、他の女の香水の香りがしてもぜーんぜん平気。……なーんて、思っていたら、旦那さまの様子がおかしい?
「他の誰でもない君が! 僕がいいっていったんだ。……そうでしょ?」
あれ、旦那さまってば、どうして手錠をお持ちなのでしょうか?
それをわたしにつける??
じょ、冗談ですよね──!?!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる