6 / 13
第一章革命
変わり者実隆
しおりを挟む
四限目が終わり、昼休みがやってきた
クラスの皆んなは、待ちに待ったとばかりに、食堂に流れ込む奴らや、グループで席をくっつける奴らに溢れ返っていた…
当然自分は昼食を食べる為、使われてない選択教室を使っていたことから、外に出ようとしていた…
「おい西条ちょっと待てよ」
席から立とうと思った時に目の前で威圧的な声が聞こえてくる…座ったままなので顔を見上げ、そいつの顔の見てみると、うちのクラスで一番権力があり、容姿がオラオラ系でいつも自分を嫌っている田中が立っていた…こいつに逆らうと学校生活が終わるとまで言われており、誰も彼に反論する物は、いなかった…俺を除いては…
自分は、学校で変わり者扱いされ、誰も話しかけてこない、しかしその事を気にせずのうのうと過ごしている自分に対して何度かつかかってきたが、運が良い事に井崎の仲裁があって難を逃れていた…
「どうした?…」
お腹空いて早くここを抜け出したい俺は、イライラ度が頂点にあり、それが田中にも伝わってしまった…
「なんだよその態度、せっかくお前みたいな奴に話しかけているんだ、もっと嬉しがれよ」皮肉混じりの言葉で煽ってくる…
「別に頼んでないんですけど…ありがた迷惑ですよ田中さん」と淡々と言い放ち、満遍の笑みで返した…もちろん目は笑ってない…
すると逆に田中がそれに対しイライラし始め…口調が段々と激しくなっていく…
「おい!もう守ってくれる奴がいないのに随分な言い草だな、」
「別に頼んでいないし、通常運転です」
とまさに売り言葉に買い言葉の会話が続いた…
両者全く折れる気配が一切なかった…すると…田中がさっきとは一転、怒りから一旦間が空いた後ニヤニヤし、何か企んでいるような顔に変わっていた…
「今日は、ちょっと聞いて見たいことがあるんだよ」と質問をしてくる初めて聞く言葉に少し新鮮さを覚えだが、あの企みの顔を見てしまった自分は少し身構えてしまった…
「お前さぁ何で笑っていたんだよ?あの時」
「ちょっと言ってる意味がわかんないんだけど」
「俺、見てしまったんだよね、井崎先生が亡くなったって教頭が言った時、お前廊下側を見ながら、笑っていたろう?」
田中は、教頭が話している方向を向いてるのではなく、自分の顔を観察していた......
別にクラス、いや、学校中から嫌われ者扱いされていた為、何しようが一緒だと思っていた自分は、動揺はなく、いつものように振舞うつもりでいた......
しかしわざと周囲に聞こえるよう、田中が話しており、いつのまにか、クラスのみんなから軽蔑した目で見られていた......
「やばいなあいつ」
「クズだな......」
「本当に最低」
周りからの雑音を一言一句聞き逃さず、鳴りやむまで黙っていた、普段の自分からすれば、しょうもない話で、腹が減って早くこの場から去りたいと思っていたが、今日は違っていた......
「だから何だ?」
「はぁ?」と田中が自分の発した言葉に呆気に取られていた
「先生が死んだんだぞ、普通笑わないだろ?、だからお前はボッチで変わり者なんだよ」
田中の言うことに皆頷き、自分はまるで邪魔者扱い、確かに先生が死んで常識から考え笑わないないだろう、
しかしの自分と井崎のやり取りを思ういだしてしまうと、耐えられなかった......
「別にさぁそこは、否定はしないけど、俺の事観察しすぎでしょ?なに?好きなの?俺の事」
「そんなわけないだろ?」と田中は動揺した表情で言った
「じゃ、何で見てるんだよ?普通嫌いなら見ないだろ」
「うるさい!たまたま見えたんだよしょうがないだろ」
「ふーん、そうなんだ」と自分は何か言いたそうな感じで言い放った、それを察した田中は「なんだよ、言えよ」と
相手を威嚇するように言ってきた
「いいか?田中、確かに俺は笑っていたが、別にそれはお前に関係ある話か?親や友達なら気持ちはわかるが先生だぞ、そんなに井崎先生が思いれのある人物か?」
「あるさ!先生にはいろいろよくしてもらった......」」と自信満々に言った
「なにをよくしてもらったの?」と自分は聞き返す
「それは......」
「ほら、思いつかないだろ、そこまで慕ってなかったんだよお前は、ちなみにクラスの奴も例外じゃない、ただ単に話を聞いてもらったとか、優しく接してもらったとか、そんなもんなんだよ所詮、そしたら、たまたま田中君が俺を笑っているのを見て、揚げ足取って揺さぶろうとした魂胆でしょ、思惑見え見えですから」
「......」と田中だけではなく周囲の奴らも黙り込んでいた
「じゃあ俺腹ったか行くわ」と教室を後にした
まったくこれじゃ自分が悪者じゃないか、本当に何でこんな目に遭わないといけないのか、飽き飽きしている
何度も言い合いになることはあるが、最近は、人を避けていたが、ついカッとしまうと、止まらない性格だ、
なのでこうゆうことを続けていくと変わり者に変わっていくわけだ、
学生時代の実隆は、変わり者で協調性ゼロ、誰も彼を好む奴はいなかった、
しかしこの学校の中に変わり者実隆を理解し、国のトップへと押し上げる人物がいたが
その話はまた後ほど…
クラスの皆んなは、待ちに待ったとばかりに、食堂に流れ込む奴らや、グループで席をくっつける奴らに溢れ返っていた…
当然自分は昼食を食べる為、使われてない選択教室を使っていたことから、外に出ようとしていた…
「おい西条ちょっと待てよ」
席から立とうと思った時に目の前で威圧的な声が聞こえてくる…座ったままなので顔を見上げ、そいつの顔の見てみると、うちのクラスで一番権力があり、容姿がオラオラ系でいつも自分を嫌っている田中が立っていた…こいつに逆らうと学校生活が終わるとまで言われており、誰も彼に反論する物は、いなかった…俺を除いては…
自分は、学校で変わり者扱いされ、誰も話しかけてこない、しかしその事を気にせずのうのうと過ごしている自分に対して何度かつかかってきたが、運が良い事に井崎の仲裁があって難を逃れていた…
「どうした?…」
お腹空いて早くここを抜け出したい俺は、イライラ度が頂点にあり、それが田中にも伝わってしまった…
「なんだよその態度、せっかくお前みたいな奴に話しかけているんだ、もっと嬉しがれよ」皮肉混じりの言葉で煽ってくる…
「別に頼んでないんですけど…ありがた迷惑ですよ田中さん」と淡々と言い放ち、満遍の笑みで返した…もちろん目は笑ってない…
すると逆に田中がそれに対しイライラし始め…口調が段々と激しくなっていく…
「おい!もう守ってくれる奴がいないのに随分な言い草だな、」
「別に頼んでいないし、通常運転です」
とまさに売り言葉に買い言葉の会話が続いた…
両者全く折れる気配が一切なかった…すると…田中がさっきとは一転、怒りから一旦間が空いた後ニヤニヤし、何か企んでいるような顔に変わっていた…
「今日は、ちょっと聞いて見たいことがあるんだよ」と質問をしてくる初めて聞く言葉に少し新鮮さを覚えだが、あの企みの顔を見てしまった自分は少し身構えてしまった…
「お前さぁ何で笑っていたんだよ?あの時」
「ちょっと言ってる意味がわかんないんだけど」
「俺、見てしまったんだよね、井崎先生が亡くなったって教頭が言った時、お前廊下側を見ながら、笑っていたろう?」
田中は、教頭が話している方向を向いてるのではなく、自分の顔を観察していた......
別にクラス、いや、学校中から嫌われ者扱いされていた為、何しようが一緒だと思っていた自分は、動揺はなく、いつものように振舞うつもりでいた......
しかしわざと周囲に聞こえるよう、田中が話しており、いつのまにか、クラスのみんなから軽蔑した目で見られていた......
「やばいなあいつ」
「クズだな......」
「本当に最低」
周りからの雑音を一言一句聞き逃さず、鳴りやむまで黙っていた、普段の自分からすれば、しょうもない話で、腹が減って早くこの場から去りたいと思っていたが、今日は違っていた......
「だから何だ?」
「はぁ?」と田中が自分の発した言葉に呆気に取られていた
「先生が死んだんだぞ、普通笑わないだろ?、だからお前はボッチで変わり者なんだよ」
田中の言うことに皆頷き、自分はまるで邪魔者扱い、確かに先生が死んで常識から考え笑わないないだろう、
しかしの自分と井崎のやり取りを思ういだしてしまうと、耐えられなかった......
「別にさぁそこは、否定はしないけど、俺の事観察しすぎでしょ?なに?好きなの?俺の事」
「そんなわけないだろ?」と田中は動揺した表情で言った
「じゃ、何で見てるんだよ?普通嫌いなら見ないだろ」
「うるさい!たまたま見えたんだよしょうがないだろ」
「ふーん、そうなんだ」と自分は何か言いたそうな感じで言い放った、それを察した田中は「なんだよ、言えよ」と
相手を威嚇するように言ってきた
「いいか?田中、確かに俺は笑っていたが、別にそれはお前に関係ある話か?親や友達なら気持ちはわかるが先生だぞ、そんなに井崎先生が思いれのある人物か?」
「あるさ!先生にはいろいろよくしてもらった......」」と自信満々に言った
「なにをよくしてもらったの?」と自分は聞き返す
「それは......」
「ほら、思いつかないだろ、そこまで慕ってなかったんだよお前は、ちなみにクラスの奴も例外じゃない、ただ単に話を聞いてもらったとか、優しく接してもらったとか、そんなもんなんだよ所詮、そしたら、たまたま田中君が俺を笑っているのを見て、揚げ足取って揺さぶろうとした魂胆でしょ、思惑見え見えですから」
「......」と田中だけではなく周囲の奴らも黙り込んでいた
「じゃあ俺腹ったか行くわ」と教室を後にした
まったくこれじゃ自分が悪者じゃないか、本当に何でこんな目に遭わないといけないのか、飽き飽きしている
何度も言い合いになることはあるが、最近は、人を避けていたが、ついカッとしまうと、止まらない性格だ、
なのでこうゆうことを続けていくと変わり者に変わっていくわけだ、
学生時代の実隆は、変わり者で協調性ゼロ、誰も彼を好む奴はいなかった、
しかしこの学校の中に変わり者実隆を理解し、国のトップへと押し上げる人物がいたが
その話はまた後ほど…
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ
朽縄咲良
歴史・時代
【第8回歴史時代小説大賞奨励賞受賞作品】
戦国の雄武田信玄の次弟にして、“稀代の副将”として、同時代の戦国武将たちはもちろん、後代の歴史家の間でも評価の高い武将、武田典厩信繁。
永禄四年、武田信玄と強敵上杉輝虎とが雌雄を決する“第四次川中島合戦”に於いて討ち死にするはずだった彼は、家臣の必死の奮闘により、その命を拾う。
信繁の生存によって、甲斐武田家と日本が辿るべき歴史の流れは徐々にずれてゆく――。
この作品は、武田信繁というひとりの武将の生存によって、史実とは異なっていく戦国時代を書いた、大河if戦記である。
*ノベルアッププラス・小説家になろうにも、同内容の作品を掲載しております(一部差異あり)。
大日本帝国、アラスカを購入して無双する
雨宮 徹
歴史・時代
1853年、ロシア帝国はクリミア戦争で敗戦し、財政難に悩んでいた。友好国アメリカにアラスカ購入を打診するも、失敗に終わる。1867年、すでに大日本帝国へと生まれ変わっていた日本がアラスカを購入すると金鉱や油田が発見されて……。
大日本帝国VS全世界、ここに開幕!
※架空の日本史・世界史です。
※分かりやすくするように、領土や登場人物など世界情勢を大きく変えています。
※ツッコミどころ満載ですが、ご勘弁を。
日は沈まず
ミリタリー好きの人
歴史・時代
1929年世界恐慌により大日本帝國も含め世界は大恐慌に陥る。これに対し大日本帝國は満州事変で満州を勢力圏に置き、積極的に工場や造船所などを建造し、経済再建と大幅な軍備拡張に成功する。そして1937年大日本帝國は志那事変をきっかけに戦争の道に走っていくことになる。当初、帝國軍は順調に進撃していたが、英米の援蔣ルートによる援助と和平の断念により戦争は泥沼化していくことになった。さらに1941年には英米とも戦争は避けられなくなっていた・・・あくまでも趣味の範囲での制作です。なので文章がおかしい場合もあります。
また参考資料も乏しいので設定がおかしい場合がありますがご了承ください。また、おかしな部分を次々に直していくので最初見た時から内容がかなり変わっている場合がありますので何か前の話と一致していないところがあった場合前の話を見直して見てください。おかしなところがあったら感想でお伝えしてもらえると幸いです。表紙は自作です。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる