我が国は、宇部人民共和国である

第一章革命

疑いが革新に

学校に到着し、下駄箱で履き替え、階段を上ったところに自分のクラスある、
教室に入ると、いつものように周囲の視線が冷たい…(あーいつもやつですか、はいはい)と思いながら、右端の席に沈黙の中自分は、座った、いつからだろ？こんなにも孤独感しかない気持ちになったのは、誰も自分の言った事に違和感を覚え、距離を置く事が殆どだった…しかし慣れとゆうのは、本当に怖いものだ、結局陰でしかモノが言えない奴は、脇役でしかない…しかしいくらなんでも意見や反論をやり続けたら、人は、離れて変わり者扱いされるのは、当然だ、自分曰くやり過ぎたとは、思っている…だが自分は、超頑固で信念は曲げない主義、これだけでクセが強すぎる人物だと誰もがわかるだろう…
そう上、一人で突っ走るタイプだから、もし自分が国トップになろうもんなら間違えなく自分の理論を幻想だと叩かれて、聞く耳も持たず崩壊の一途をだとるのは、必至だと自分自身分析している…
しかしあれだ…なぜ井崎は、そこまでも構ってくるのだろう？…あいつも相当な変わり者だが…同類同士何か惹かれてるところがあるのかと考えいた…
そうすると気づけば、周りクラスメイト席に座っており、予鈴のチャイムがなっていた…

するといつもは担任である井崎が教室に入り、普段は皆んなにだるだるしく挨拶をするが、案の定、違い、教頭が真剣な面持ちで静かに、教卓の位置へと歩き、こちら見渡す、当然クラスの奴は、ざわめき出す…(嘘では、なかったんだ)と教頭が話す前から大曽世の予測は、ついていた…

「井崎先生じゃない何で？」

「風邪なのかな？」

「昨日は、元気だったのに」と周囲の会話が飛び交う

「静かに！」と騒ついているクラスを抑えようと教頭が怒り口調で言い放った、するとそれを察したのか、少しして静寂に包まめれ、
教頭の次の発言に注目していた…

「おはよう」

「おはようございます」とクラスのみんながバラバラに挨拶をする


「えー…今日はちょっと重要な話がある.....聞いてくれ皆んな聞いてくれ,大変申しにくいことなんだが.....」と教頭の言葉が少し詰まった、それもそはず、井崎は、今日付けで退職することになっている、それをクラスの奴らに報告するとなると、相当の勇気が必要となることは、目に見えてる、普通は、前もって報告し、少しでもクラスの動揺を抑えるのが担任教師としての役割だろ、しかしそれをしない辺り、思いつきとゆうか、自由奔放とゆうか、まったく井崎とゆう人物は、自分以上の変わり者だと思えてくる、

「突然なんだが、今日の深夜に井崎先生は、突然の心臓発作で亡くなられた」
教頭の発言に周囲は沈黙時間が流れ、空気が凍ってしまった、その事に対し、自分も予想外がだった、確かに本人からは一身上の都合でとは、言っていたが、死なすことまでは、見当つかなかった、

「嘘でしょ...」

「そんな急に…」

教室はざわつき始め、女子からは悲鳴に近い声が聞えていた、

「教頭先生...嘘ですよね？」

「残念だが、本当の話だ」
周囲は井崎の死に信じきれてない、様子と裏腹に自分は（ホントめちゃくちゃな人だな）と思いながら......
顔に笑みこぼれ、まずいと思い、すぐに廊下側に顔を向けバレないよう努力していた......
教頭はその後も話を続け、井崎の遺族の希望で密葬とゆう事となり、生徒参列は、控えてほしいと言う説明を受け、
遺族との接触をしないことが告げられていた、当然教師達もその要望の中に入れられている
まさに用意周到、ここまで計画的にしている井崎を見るのは初めてだ、
普段は、いい加減で、だらしがなく、タバコをプカプカと吸いながら「今日もいい天気だな」と校庭のベンチでやっている始末で、ダメ大人のお手本に相応しい人物だと言えよう、
しかしその一方、生徒の受けは良かったらしく、面倒がいい事や他の先生比べ、口うるさくないことから、クラスからは、ある程度慕われており、「井崎のおじさん」と言うニックネームまでつけられていた......
その上特別自分を気に掛け、いつも話しかけてくることから、なお一層自分が周囲から冷たい視線を浴びてくいるわけだ、最初は、うんざりしていたが、周囲の威圧から、慣れた自分は、暇だったこともあり、いつの間に他愛のない世間話をする中になっていたのかもしれない、


井崎京一郎と西条実隆の原点は、教師と生徒で始り、国家の躍進を担う重要な人物になっていくが、
もう一人、他国から西日本最強国家宇部市民共和国の影の創設者と噂され、「鷹なくして西条なし」とまで評される、後の外務大臣がこの学校に在学していた......