17 / 24
ナカってすごい
しおりを挟む
「あーあ、また泣いちゃった」
楽しそうにペロリと舌なめずりをした。
「う、あ…」
「力抜いて」
「む、むりぃっ…」
耳許で言われて、ブンブンと首を横に振る。耳許で言われると余計に力が入るし、力の抜き方なんて分からない。
「ゆっくり深呼吸して」
「ふ…はぁ…」
荒くなった呼吸を整えると気も落ち着いて、身体から力が抜けた気がする。
ほっとため息をついたと同時に、指が一気にナカまで入ってきた。
「あ゛っ…?!」
目の前がチカチカする。何が起こったの?またパニックになって、怖くて葵さんにギュッと抱きついた。葵さんはクスッと笑った。
「怖い?」
「はぃ」
間抜けな声が出て、またクスクス笑われる。
「かわいー」
葵さんは可愛いばかり言う。嫌だって言ったのに…。そんな風に思っていると、チュッと可愛い音を立てて額にキスをした。
「少し我慢して?そしたら怖いなんてすぐ忘れるから」
僕はまた泣きそうな顔で葵さんを見上げた。
「ホントですか?」
「本当だよ。…あと、そんな可愛い顔で見られたら我慢できなくなっちゃうかも」
「や、やだっ。早く忘れたいです…!」
「ふふ、分かった。」
そう言って、ゆっくり指を動かし始めた。
「っ!う、…気持ち悪い…」
葵さんの指は何かを探すように動いた。暫く気持ち悪いのが続いて、葵さんが『あっ』と声を上げたと同時に、さっきとは比べ物にならない刺激が走った。目の前が真っ白になって、強い快感が押し寄せる。勿論そんな刺激に勝てるわけもなく、呆気なく出して吐精した。
脳が蕩けそう。頭がポーッとしてフワフワする。酸素を求めてハクハクと口を動かす。
「は、ぁっ…なにこれぇ…」
「またイっちゃった?…ふふ、敏感だね」
「ごめんなさっ…気持ちよくなっちゃって」
「ううん、いいんだよ。気持ちよくなってくれるの凄く嬉しい。」
頭を撫でられると、気持ちよくてトロンと蕩ける。こんな感覚初めて…。
葵さんは俺のお尻を見てクスッと笑った。
「尻尾は素直だね。パタパタ揺れてるよ」
言われて、慌てて隠すと、『隠さないで』って言われた。尻尾でバレちゃうなんて恥ずかしい。
こんなことしたことないって言ったけど、こんなにすぐイっちゃってたらビッチだと思われちゃう?うぅ、ヤダヤダっ!
ブンブンと首を横に振ってバカな考えを振り払う。葵さんはうっとりと僕の尻尾を見つめたまま、手を伸ばした。
「同時にしたらどうなっちゃうんだろ」
「っ?!だ、ダメッ!」
「どうして?」
「う…だって、おかしくなっちゃうから…」
今日何度目かの獲物を据えるような光る目。そんな目に見つめられると動けなくなる。ドキドキしていると、僕の手を掴んで、自身のモノへと導いた。
楽しそうにペロリと舌なめずりをした。
「う、あ…」
「力抜いて」
「む、むりぃっ…」
耳許で言われて、ブンブンと首を横に振る。耳許で言われると余計に力が入るし、力の抜き方なんて分からない。
「ゆっくり深呼吸して」
「ふ…はぁ…」
荒くなった呼吸を整えると気も落ち着いて、身体から力が抜けた気がする。
ほっとため息をついたと同時に、指が一気にナカまで入ってきた。
「あ゛っ…?!」
目の前がチカチカする。何が起こったの?またパニックになって、怖くて葵さんにギュッと抱きついた。葵さんはクスッと笑った。
「怖い?」
「はぃ」
間抜けな声が出て、またクスクス笑われる。
「かわいー」
葵さんは可愛いばかり言う。嫌だって言ったのに…。そんな風に思っていると、チュッと可愛い音を立てて額にキスをした。
「少し我慢して?そしたら怖いなんてすぐ忘れるから」
僕はまた泣きそうな顔で葵さんを見上げた。
「ホントですか?」
「本当だよ。…あと、そんな可愛い顔で見られたら我慢できなくなっちゃうかも」
「や、やだっ。早く忘れたいです…!」
「ふふ、分かった。」
そう言って、ゆっくり指を動かし始めた。
「っ!う、…気持ち悪い…」
葵さんの指は何かを探すように動いた。暫く気持ち悪いのが続いて、葵さんが『あっ』と声を上げたと同時に、さっきとは比べ物にならない刺激が走った。目の前が真っ白になって、強い快感が押し寄せる。勿論そんな刺激に勝てるわけもなく、呆気なく出して吐精した。
脳が蕩けそう。頭がポーッとしてフワフワする。酸素を求めてハクハクと口を動かす。
「は、ぁっ…なにこれぇ…」
「またイっちゃった?…ふふ、敏感だね」
「ごめんなさっ…気持ちよくなっちゃって」
「ううん、いいんだよ。気持ちよくなってくれるの凄く嬉しい。」
頭を撫でられると、気持ちよくてトロンと蕩ける。こんな感覚初めて…。
葵さんは俺のお尻を見てクスッと笑った。
「尻尾は素直だね。パタパタ揺れてるよ」
言われて、慌てて隠すと、『隠さないで』って言われた。尻尾でバレちゃうなんて恥ずかしい。
こんなことしたことないって言ったけど、こんなにすぐイっちゃってたらビッチだと思われちゃう?うぅ、ヤダヤダっ!
ブンブンと首を横に振ってバカな考えを振り払う。葵さんはうっとりと僕の尻尾を見つめたまま、手を伸ばした。
「同時にしたらどうなっちゃうんだろ」
「っ?!だ、ダメッ!」
「どうして?」
「う…だって、おかしくなっちゃうから…」
今日何度目かの獲物を据えるような光る目。そんな目に見つめられると動けなくなる。ドキドキしていると、僕の手を掴んで、自身のモノへと導いた。
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
隠れSな攻めの短編集
あかさたな!
BL
こちら全話独立、オトナな短編集です。
1話1話完結しています。
いきなりオトナな内容に入るのでご注意を。
今回はソフトからドがつくくらいのSまで、いろんなタイプの攻めがみられる短編集です!隠れSとか、メガネSとか、年下Sとか…⁉︎
【お仕置きで奥の処女をもらう参謀】【口の中をいじめる歯医者】
【独占欲で使用人をいじめる王様】
【無自覚Sがトイレを我慢させる】
【召喚された勇者は魔術師の性癖(ケモ耳)に巻き込まれる】
【勝手にイくことを許さない許嫁】
【胸の敏感なところだけでいかせたいいじめっ子】
【自称Sをしばく女装っ子の部下】
【魔王を公開処刑する勇者】
【酔うとエスになるカテキョ】
【虎視眈々と下剋上を狙うヴァンパイアの眷属】
【貴族坊ちゃんの弱みを握った庶民】
【主人を調教する奴隷】
2022/04/15を持って、こちらの短編集は完結とさせていただきます。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
前作に
・年下攻め
・いじわるな溺愛攻め
・下剋上っぽい関係
短編集も完結してるで、プロフィールからぜひ!
からっぽを満たせ
ゆきうさぎ
BL
両親を失ってから、叔父に引き取られていた柳要は、邪魔者として虐げられていた。
そんな要は大学に入るタイミングを機に叔父の家から出て一人暮らしを始めることで虐げられる日々から逃れることに成功する。
しかし、長く叔父一族から非人間的扱いを受けていたことで感情や感覚が鈍り、ただただ、生きるだけの日々を送る要……。
そんな時、バイト先のオーナーの友人、風間幸久に出会いーー
ひとりぼっちの180日
あこ
BL
付き合いだしたのは高校の時。
何かと不便な場所にあった、全寮制男子高校時代だ。
篠原茜は、その学園の想像を遥かに超えた風習に驚いたものの、順調な滑り出しで学園生活を始めた。
二年目からは学園生活を楽しみ始め、その矢先、田村ツトムから猛アピールを受け始める。
いつの間にか絆されて、二年次夏休みを前に二人は付き合い始めた。
▷ よくある?王道全寮制男子校を卒業したキャラクターばっかり。
▷ 綺麗系な受けは学園時代保健室の天使なんて言われてた。
▷ 攻めはスポーツマン。
▶︎ タグがネタバレ状態かもしれません。
▶︎ 作品や章タイトルの頭に『★』があるものは、個人サイトでリクエストしていただいたものです。こちらではリクエスト内容やお礼などの後書きを省略させていただいています。
美人に告白されたがまたいつもの嫌がらせかと思ったので適当にOKした
亜桜黄身
BL
俺の学校では俺に付き合ってほしいと言う罰ゲームが流行ってる。
カースト底辺の卑屈くんがカースト頂点の強気ド美人敬語攻めと付き合う話。
(悪役モブ♀が出てきます)
(他サイトに2021年〜掲載済)
潜入捜査でマフィアのドンの愛人になったのに、正体バレて溺愛監禁された話
あかさたな!
BL
潜入捜査官のユウジは
マフィアのボスの愛人まで潜入していた。
だがある日、それがボスにバレて、
執着監禁されちゃって、
幸せになっちゃう話
少し歪んだ愛だが、ルカという歳下に
メロメロに溺愛されちゃう。
そんなハッピー寄りなティーストです!
▶︎潜入捜査とかスパイとか設定がかなりゆるふわですが、
雰囲気だけ楽しんでいただけると幸いです!
_____
▶︎タイトルそのうち変えます
2022/05/16変更!
拘束(仮題名)→ 潜入捜査でマフィアのドンの愛人になったのに、正体バレて溺愛監禁された話
▶︎毎日18時更新頑張ります!一万字前後のお話に収める予定です
2022/05/24の更新は1日お休みします。すみません。
▶︎▶︎r18表現が含まれます※ ◀︎◀︎
_____
壁穴奴隷No.19 麻袋の男
猫丸
BL
壁穴奴隷シリーズ・第二弾、壁穴奴隷No.19の男の話。
麻袋で顔を隠して働いていた壁穴奴隷19番、レオが誘拐されてしまった。彼の正体は、実は新王国の第二王子。変態的な性癖を持つ王子を連れ去った犯人の目的は?
シンプルにドS(攻)✕ドM(受※ちょっとビッチ気味)の組合せ。
前編・後編+後日談の全3話
SM系で鞭多めです。ハッピーエンド。
※壁穴奴隷シリーズのNo.18で使えなかった特殊性癖を含む内容です。地雷のある方はキーワードを確認してからお読みください。
※No.18の話と世界観(設定)は一緒で、一部にNo.18の登場人物がでてきますが、No.19からお読みいただいても問題ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる