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二百十八話 お題:色目 縛り:意地汚い、染みる、大入り
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妹の話である。妹はあまり有名ではない男性アイドルの追っかけをしており、その日もイベントに行っていたという。
「珍しくイベントが大入りだったんだけど、ヤバいやつがいてさぁ」
見た目はどこにでもいそうな小太りな女性だったが、言動が明らかにおかしかったそうだ。
「周りにいる人達に、私の王子様の体液を狙ってるんだろう、意地汚い女共た、お前達の体に王子様の汗や涙が染みるなんて絶対に許せない、ってブツブツブツブツ言ってるからさ。腹立ったんで黙らせたんだよね」
妹はその女性の胸倉を掴むと、下らないこと言ってないで大人しく見ろよ、と一喝した。すると、
「ビビったんだろうね。一発で大人しくなってさ。まぁしつこいやつじゃなくて助かったよ」
なお妹は私にこの話をしてから数日後に、轢き逃げに遭って死んだ。小太りの女が妹を車で何度も轢いていた、という目撃証言があったそうだが、犯人はまだ捕まっていない。
「珍しくイベントが大入りだったんだけど、ヤバいやつがいてさぁ」
見た目はどこにでもいそうな小太りな女性だったが、言動が明らかにおかしかったそうだ。
「周りにいる人達に、私の王子様の体液を狙ってるんだろう、意地汚い女共た、お前達の体に王子様の汗や涙が染みるなんて絶対に許せない、ってブツブツブツブツ言ってるからさ。腹立ったんで黙らせたんだよね」
妹はその女性の胸倉を掴むと、下らないこと言ってないで大人しく見ろよ、と一喝した。すると、
「ビビったんだろうね。一発で大人しくなってさ。まぁしつこいやつじゃなくて助かったよ」
なお妹は私にこの話をしてから数日後に、轢き逃げに遭って死んだ。小太りの女が妹を車で何度も轢いていた、という目撃証言があったそうだが、犯人はまだ捕まっていない。
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