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二百六話 お題:使用 縛り:なし
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女友達から聞いた話である。
「私ね、この間新発売の美顔器を買ったのよ。やっぱり新しいだけあって効果がすごいの。使えば使うほど肌が綺麗になっていくのがわかるから、毎日鏡で自分の肌をチェックするのが楽しくて仕方がなかったんだけど」
ある日、いつものように彼女が鏡で自分の肌をチェックしていると、鏡に映った彼女の顔が、
「お前みたいなブスは何やったって無駄だってこといい加減わかれよ」
そう彼女に言ったのだという。
「もう、怖いしショックだしで、私すぐダーリンに電話したの。そしたらダーリン、君は世界で一番可愛いんだから気にする必要なんてないよ、って言ってくれたの。だから私もダーリンにダーリンは世界で一番カッコいいよって言ったら……」
なお彼女の容姿についての私の評価だが、あえて言わないでおくことにする。
「私ね、この間新発売の美顔器を買ったのよ。やっぱり新しいだけあって効果がすごいの。使えば使うほど肌が綺麗になっていくのがわかるから、毎日鏡で自分の肌をチェックするのが楽しくて仕方がなかったんだけど」
ある日、いつものように彼女が鏡で自分の肌をチェックしていると、鏡に映った彼女の顔が、
「お前みたいなブスは何やったって無駄だってこといい加減わかれよ」
そう彼女に言ったのだという。
「もう、怖いしショックだしで、私すぐダーリンに電話したの。そしたらダーリン、君は世界で一番可愛いんだから気にする必要なんてないよ、って言ってくれたの。だから私もダーリンにダーリンは世界で一番カッコいいよって言ったら……」
なお彼女の容姿についての私の評価だが、あえて言わないでおくことにする。
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