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第三章 嫌われた王子様と呪われた乞食
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圧倒的とも言える力の違いだった。暖炉の火が轟々と燃えるように、屋敷は火の海に変わっていた。まるで地獄の炎だ。いつの間にかサンジェルマンの声も聞こえない。
ぱちぱちと火花が爆ぜる音があたり一面から聞こえてくる。
男はそのなかで機嫌良く鼻歌を歌っていた。頭がないのに、骨が軋んで声帯となっているのか、明瞭な音だった。
やがて、サンジェルマンの人形は身動きひとつとれなくなった。
首無しは人形から首を引き抜くと、自分の頭の上にそれをのせた。
「おお」
人形の瞼がバチバチと動く。気が付けば、首の形に合わせて、首の太さが変わっていた。顔の大きさや髪の長さまで変わっている。
長い髪。一眼は闇より黒く、一眼は藤の花のように紫色だった。
「結構便利だな、この頭」
頬に並んだ三つのほくろを指でかきながら、男は笑う。
見るだけで危機感を抱かせるほど美しい顔の男だった。
「サンジェルマン卿、俺を相手するには三百年は早かったな。やっぱり餓鬼は餓鬼のまんまってことだ」
屋敷の中に響いていたサンジェルマンの声はやはりどこにもない。
指を鳴らすと、燃え盛る室内に大きな穴が開いた。新鮮な空気を求めるように、火が勢いよく燃え盛る。
「サンジェルマンは、死んだの」
「さあな。まあ、屋敷系は案外あれでしぶてえから生きてるかも? 分家を用意している場合もあるしな」
私を抱えて、男が外へ逃げ出す。
――外に広がるのは、さきほどまでいた王宮の中庭だった。
ぱちぱちと後ろからは音が聞こえる。仰ぎ見るほど大きなサンジェルマンの屋敷が、四阿をひき潰すようにそこに聳え立っていた。文字通り飛んできたのだろう。
サンジェルマンは移動ができる屋敷の姿をした異形だ。移動手段として空間移動や転移魔術を使う。
――そんなこと、知っていただろうか?
ふとわいた疑問に気持ち悪くなりながらあたりを睥睨する。
見覚えのある顔が二つあった。ユリウスとヴィクター・フォン・ロドリゲスだ。
清族の頂点に君臨する二人が首を突き合わせてここにいるということは、緊急で呼ばれたのだろう。手に負えない魔獣でもない限り、二人は現れないはずだ。それだけこの男が手強いと判断されたのだろう。
今現在、私には敵意を向けていないようだが、いつそれが裏返るとも限らない。はやく逃げ出したい。この男のそばから離れたい。何せこの男が言っているカルディアと私はきっと別人だ。それが判明した時、こいつがどう出るのか予測もつかない。
「あ?」
化物はヴィクター・フォン・ロドリゲスを見つめて舌打ちをした。
「天帝の眷属じゃねえか。サンジェルマン卿、俺を担ぎやがったのか? いや、今代の神の眷属にしては魔力量が……」
「……サンジェルマン様が倒れた」
「お前、誰だよ。サンジェルマン様の人形の顔を被ったの。なあ、そこで死んでるの、オクタヴィス? 嫌われ者の人形使い。お前が殺した?」
「そうだって言ったら?」
羊のように渦を巻いた角がぴくりと動く。
ユリウスは凄惨な笑顔を浮かべた。
長年の付き合いになるけれど、そんな顔を見たのは初めてだった。
「あいつのこと、大体の奴が嫌いだったけど、それでも死んでいいような奴じゃなかったんだよね」
「へえ、敵討ち? 出来損ない君」
「……出来損ない?」
「出来損ないだろ。そこにいる誰かさんはお前らと一緒に戦わなくていいのか?」
男は指さす。人一人隠れられそうな木の影には確かに人影があった。
「気にしないでよ。あそこにいんのは一般人だ」
「へえ? まあいいけど。それで、出来損ない君がお相手してくれるのかァ? そっちの天帝の眷属はできて天候を変えるぐらいだろ。甘ったるい恋の戯言をあいも変わらず囁かれ続けてるのか」
「――――天帝様を、侮辱した?」
空気が一瞬で凍りつく。
いや、本格的に空気が凍ったのだ。だって、吐く息が白い。
さっきまで汗ばむぐらいだったのに、まるで冬のように寒い。
肌を擦り合わせる。そうしていないと寒くてたまらない。
「おいおい、これはやりすぎだろ」
「侮辱したのか? 天帝様を? 魔獣もどき風情が?」
さらさらと雪が降ってきた。やがて周りが見えないほどの吹雪に変わる。男は私を懐に抱き寄せた。
「カルディア、寒いだろ。……でも体温を弄るの、得意じゃねえんだよな」
「……お、お前は」
寒くないのと尋ねそうになる唇をキツく結ぶ。こいつにそんな言葉をかけても意味がない。そもそも、私はユリウス達の味方をしなくてはいけないのだ。こいつは、敵だ。それはオクタヴィスを殺した時から決まっている。
「ま、任せろ。俺はいくら温度をあげても壊れないからな。いざとなれば暖炉代わりになれる。――とはいえ、天帝の眷属がここまで力を持つとは。代替わりが正常に機能しなかっただけで、歴はれっきとした天帝のものということか」
「……天帝のもの? 代替わり?」
「こちらの話。あの天帝の眷属は案外厄介かもしれないな、神の眷属を歴で殺すのは、災來るというし、あいつは殺さずにいてやるか」
パチン、パチンと男が指を鳴らす。
「パレード、パレード。冬越し祭。みんなが道化を演じている。これが終われば春が来る。芽吹いた花を摘み取って、天帝様に捧げましょう。これ見て、これ見て、花の苗。花から寵愛受けし俺のこと。咲かせる、咲かせる、綺麗な花」
パチン。
指が鳴ると吹雪が止んで、足元に積もっていた雪が燃えていく。めらめらめらめら、火に炙られて溶けていく。
とろりと溶けていく雪の中から現れたのは、王宮に備え付けられた巨大な大砲だった。点火の号令とともに、空に砲弾が投げ出される。
「――――っ!」
砲弾が、円を描いて飛びーー着弾する。
私は思わず目を瞑った。衝撃が体を走る、はずだった。
ぱちぱちと火花が爆ぜる音があたり一面から聞こえてくる。
男はそのなかで機嫌良く鼻歌を歌っていた。頭がないのに、骨が軋んで声帯となっているのか、明瞭な音だった。
やがて、サンジェルマンの人形は身動きひとつとれなくなった。
首無しは人形から首を引き抜くと、自分の頭の上にそれをのせた。
「おお」
人形の瞼がバチバチと動く。気が付けば、首の形に合わせて、首の太さが変わっていた。顔の大きさや髪の長さまで変わっている。
長い髪。一眼は闇より黒く、一眼は藤の花のように紫色だった。
「結構便利だな、この頭」
頬に並んだ三つのほくろを指でかきながら、男は笑う。
見るだけで危機感を抱かせるほど美しい顔の男だった。
「サンジェルマン卿、俺を相手するには三百年は早かったな。やっぱり餓鬼は餓鬼のまんまってことだ」
屋敷の中に響いていたサンジェルマンの声はやはりどこにもない。
指を鳴らすと、燃え盛る室内に大きな穴が開いた。新鮮な空気を求めるように、火が勢いよく燃え盛る。
「サンジェルマンは、死んだの」
「さあな。まあ、屋敷系は案外あれでしぶてえから生きてるかも? 分家を用意している場合もあるしな」
私を抱えて、男が外へ逃げ出す。
――外に広がるのは、さきほどまでいた王宮の中庭だった。
ぱちぱちと後ろからは音が聞こえる。仰ぎ見るほど大きなサンジェルマンの屋敷が、四阿をひき潰すようにそこに聳え立っていた。文字通り飛んできたのだろう。
サンジェルマンは移動ができる屋敷の姿をした異形だ。移動手段として空間移動や転移魔術を使う。
――そんなこと、知っていただろうか?
ふとわいた疑問に気持ち悪くなりながらあたりを睥睨する。
見覚えのある顔が二つあった。ユリウスとヴィクター・フォン・ロドリゲスだ。
清族の頂点に君臨する二人が首を突き合わせてここにいるということは、緊急で呼ばれたのだろう。手に負えない魔獣でもない限り、二人は現れないはずだ。それだけこの男が手強いと判断されたのだろう。
今現在、私には敵意を向けていないようだが、いつそれが裏返るとも限らない。はやく逃げ出したい。この男のそばから離れたい。何せこの男が言っているカルディアと私はきっと別人だ。それが判明した時、こいつがどう出るのか予測もつかない。
「あ?」
化物はヴィクター・フォン・ロドリゲスを見つめて舌打ちをした。
「天帝の眷属じゃねえか。サンジェルマン卿、俺を担ぎやがったのか? いや、今代の神の眷属にしては魔力量が……」
「……サンジェルマン様が倒れた」
「お前、誰だよ。サンジェルマン様の人形の顔を被ったの。なあ、そこで死んでるの、オクタヴィス? 嫌われ者の人形使い。お前が殺した?」
「そうだって言ったら?」
羊のように渦を巻いた角がぴくりと動く。
ユリウスは凄惨な笑顔を浮かべた。
長年の付き合いになるけれど、そんな顔を見たのは初めてだった。
「あいつのこと、大体の奴が嫌いだったけど、それでも死んでいいような奴じゃなかったんだよね」
「へえ、敵討ち? 出来損ない君」
「……出来損ない?」
「出来損ないだろ。そこにいる誰かさんはお前らと一緒に戦わなくていいのか?」
男は指さす。人一人隠れられそうな木の影には確かに人影があった。
「気にしないでよ。あそこにいんのは一般人だ」
「へえ? まあいいけど。それで、出来損ない君がお相手してくれるのかァ? そっちの天帝の眷属はできて天候を変えるぐらいだろ。甘ったるい恋の戯言をあいも変わらず囁かれ続けてるのか」
「――――天帝様を、侮辱した?」
空気が一瞬で凍りつく。
いや、本格的に空気が凍ったのだ。だって、吐く息が白い。
さっきまで汗ばむぐらいだったのに、まるで冬のように寒い。
肌を擦り合わせる。そうしていないと寒くてたまらない。
「おいおい、これはやりすぎだろ」
「侮辱したのか? 天帝様を? 魔獣もどき風情が?」
さらさらと雪が降ってきた。やがて周りが見えないほどの吹雪に変わる。男は私を懐に抱き寄せた。
「カルディア、寒いだろ。……でも体温を弄るの、得意じゃねえんだよな」
「……お、お前は」
寒くないのと尋ねそうになる唇をキツく結ぶ。こいつにそんな言葉をかけても意味がない。そもそも、私はユリウス達の味方をしなくてはいけないのだ。こいつは、敵だ。それはオクタヴィスを殺した時から決まっている。
「ま、任せろ。俺はいくら温度をあげても壊れないからな。いざとなれば暖炉代わりになれる。――とはいえ、天帝の眷属がここまで力を持つとは。代替わりが正常に機能しなかっただけで、歴はれっきとした天帝のものということか」
「……天帝のもの? 代替わり?」
「こちらの話。あの天帝の眷属は案外厄介かもしれないな、神の眷属を歴で殺すのは、災來るというし、あいつは殺さずにいてやるか」
パチン、パチンと男が指を鳴らす。
「パレード、パレード。冬越し祭。みんなが道化を演じている。これが終われば春が来る。芽吹いた花を摘み取って、天帝様に捧げましょう。これ見て、これ見て、花の苗。花から寵愛受けし俺のこと。咲かせる、咲かせる、綺麗な花」
パチン。
指が鳴ると吹雪が止んで、足元に積もっていた雪が燃えていく。めらめらめらめら、火に炙られて溶けていく。
とろりと溶けていく雪の中から現れたのは、王宮に備え付けられた巨大な大砲だった。点火の号令とともに、空に砲弾が投げ出される。
「――――っ!」
砲弾が、円を描いて飛びーー着弾する。
私は思わず目を瞑った。衝撃が体を走る、はずだった。
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