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第1章
第2話
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田中:「先生!みよちゃんが通りすがりの変態に拐われた!」
安達先生:「とととりあえず、探しますよ!!」
武藤:(通りすがりの変態って最近巷で話題のやつか。くそーー!大変な事態が起こった…。どうしよう…。でも俺がいくら頑張っても役に立たないしな。ここは大人に任せよう。帰るか…。)
〈帰り道〉
カマキリ:「おい!ミヨちゃん拐われたんだってな。探しに行かないのかよ!おい!武藤!」
武藤:「俺が行っても役に立たないだろ。こういう時は先生や警察に任せるしかないんだよ。」
コオロギ:「仕方ない。ちょっとついて来い。」
武藤:「どこ連れてくんだよ」
コオロギ:「いいから、ついて来い」
〈マンホールのところで止まる描写〉
武藤:「マンホール?この下行くのか?」
〈コオロギが頷く〉
武藤:「汚いところ苦手なんだよなー。だいたいこんなところに何があるってんだよ…。」
〈マンホールを下りて暫く歩いて行くと、小さな扉がある〉
コオロギ:「ここだ。入れ」
〈ものすごい大きなゴキブリが椅子に座ってる描写〉
ゴキブリ大王:「コオロギか。久々だな。ん?そいつは誰だ?」
武藤:「え!?え?うぇ。きも。何こいつ?僕と同じくらいの身長あるぞ。そして普通に椅子に座ってる。キモ過ぎ。」
コオロギ:「大王こいつは武藤って言って、しょぼい中学生です。」
ゴキブリ大王:「人間か。で、何の用だ?」
コオロギ:「実はかくかくしかじかで…。大王の力貸してくれないかと…」
武藤:(協力してくれるわけないだろな。だいたいゴキブリは人間嫌いだろ。どうしよう…報酬とか用意した方がいいのか。それにしてもきもい。)
ゴキブリ大王:「いいよ」
武藤:「めっちゃすんなりいった。」
ゴキブリ大王:「その代わり…」
武藤:(なんだ。やっぱり報酬か。)
ゴキブリ大王:「武藤。お前俺のことどう思う?」
武藤:(え?なんの質問これ?しかもなんかちょっとドキドキしてないか?どう思う何もきもいしかないけど、それは言えないし…。んー)
武藤:「なんというか…肌の黒光の質が他と違うかと。そこにいる家来達はツヤツヤしてますが、王様はザラザラしてそうというか」
〈ゴキブリ大王が震えながら部屋の奥に行ってしまう〉
コオロギ:「お前何してんだよ!怒ったじゃないか!」
武藤:「どどどうしよう…」
〈ゴキブリ大王が背中に足乗せを付ける戻ってくる〉
ゴキブリ大王:「乗れ!」
武藤:「え?」
ゴキブリ大王:「みよちゃん助けるんだろ?早く乗れ!〈大王がウインクする〉」
〈武藤が背中に乗る〉
ゴキブリ大王:「やろうどうも!戦じゃー!」
ゴキブリ家来達:「うぉー!」
〈 隙間という隙間からゴキブリ家来達登場〉
武藤:(うぇ。めっちゃゴキブリ出てきた。吐きそう。)
ゴキブリ大王:「武藤…いや、大輔。さっきはごめんなあんな質問して、実はお前を試したんだよ。でも、お前は正直に俺の魅力を言ってくれた!お前って見る目あるな…!危ないからしっかりと触覚に捕まってろよ!」
武藤:(え?ちょっとかっこよく言ってるけど。ただ褒められて嬉しかっただけだこれ。でも上手く行って良かった。それにしても、これどうやってバランス保つんだ?触覚はキモくて触りたくないしー…)
〈 大王の上で武藤がバランス取りながら仁王立ちで運ばれてる〉
2話完
安達先生:「とととりあえず、探しますよ!!」
武藤:(通りすがりの変態って最近巷で話題のやつか。くそーー!大変な事態が起こった…。どうしよう…。でも俺がいくら頑張っても役に立たないしな。ここは大人に任せよう。帰るか…。)
〈帰り道〉
カマキリ:「おい!ミヨちゃん拐われたんだってな。探しに行かないのかよ!おい!武藤!」
武藤:「俺が行っても役に立たないだろ。こういう時は先生や警察に任せるしかないんだよ。」
コオロギ:「仕方ない。ちょっとついて来い。」
武藤:「どこ連れてくんだよ」
コオロギ:「いいから、ついて来い」
〈マンホールのところで止まる描写〉
武藤:「マンホール?この下行くのか?」
〈コオロギが頷く〉
武藤:「汚いところ苦手なんだよなー。だいたいこんなところに何があるってんだよ…。」
〈マンホールを下りて暫く歩いて行くと、小さな扉がある〉
コオロギ:「ここだ。入れ」
〈ものすごい大きなゴキブリが椅子に座ってる描写〉
ゴキブリ大王:「コオロギか。久々だな。ん?そいつは誰だ?」
武藤:「え!?え?うぇ。きも。何こいつ?僕と同じくらいの身長あるぞ。そして普通に椅子に座ってる。キモ過ぎ。」
コオロギ:「大王こいつは武藤って言って、しょぼい中学生です。」
ゴキブリ大王:「人間か。で、何の用だ?」
コオロギ:「実はかくかくしかじかで…。大王の力貸してくれないかと…」
武藤:(協力してくれるわけないだろな。だいたいゴキブリは人間嫌いだろ。どうしよう…報酬とか用意した方がいいのか。それにしてもきもい。)
ゴキブリ大王:「いいよ」
武藤:「めっちゃすんなりいった。」
ゴキブリ大王:「その代わり…」
武藤:(なんだ。やっぱり報酬か。)
ゴキブリ大王:「武藤。お前俺のことどう思う?」
武藤:(え?なんの質問これ?しかもなんかちょっとドキドキしてないか?どう思う何もきもいしかないけど、それは言えないし…。んー)
武藤:「なんというか…肌の黒光の質が他と違うかと。そこにいる家来達はツヤツヤしてますが、王様はザラザラしてそうというか」
〈ゴキブリ大王が震えながら部屋の奥に行ってしまう〉
コオロギ:「お前何してんだよ!怒ったじゃないか!」
武藤:「どどどうしよう…」
〈ゴキブリ大王が背中に足乗せを付ける戻ってくる〉
ゴキブリ大王:「乗れ!」
武藤:「え?」
ゴキブリ大王:「みよちゃん助けるんだろ?早く乗れ!〈大王がウインクする〉」
〈武藤が背中に乗る〉
ゴキブリ大王:「やろうどうも!戦じゃー!」
ゴキブリ家来達:「うぉー!」
〈 隙間という隙間からゴキブリ家来達登場〉
武藤:(うぇ。めっちゃゴキブリ出てきた。吐きそう。)
ゴキブリ大王:「武藤…いや、大輔。さっきはごめんなあんな質問して、実はお前を試したんだよ。でも、お前は正直に俺の魅力を言ってくれた!お前って見る目あるな…!危ないからしっかりと触覚に捕まってろよ!」
武藤:(え?ちょっとかっこよく言ってるけど。ただ褒められて嬉しかっただけだこれ。でも上手く行って良かった。それにしても、これどうやってバランス保つんだ?触覚はキモくて触りたくないしー…)
〈 大王の上で武藤がバランス取りながら仁王立ちで運ばれてる〉
2話完
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