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作戦会議
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「で、どう思う?」
泊まっている宿からほど近い距離にある酒場で、ある程度おなかが満たされたところで切り出した。
「わたしはやってみるべきだと思いますよ」
「わたしもメルル殿と同意見だな。ここ数日の動きを見る限りでは、ジュエルタートルの弱兵なら余裕だろうな」
2人とも賛成か。
オレも基本的には挑戦してみたいと思っているんだよな。
いつまでもゴブリンばかりじゃ動画映えもしないし、新しい場所で新しい魔物と戦うのはいい刺激になると思う。
でも、気がかりもある。
「ジュエルタートル……亀だっけか? その亀ってどんな魔物なんだ?」
「手足が鱗に覆われて、武器や魔法を扱う程度には知能が高いな。年功序列で、上位者の命令は絶対らしいから軍のような行動を取ることもある」
「なるほど、武器を使うのか。ゴブリンよりも手ごわそうだな」
「確かにゴブリンよりは手強いが、そう苦労する相手でもないな。奴らは全身を鉱物や宝石で出来た甲羅に覆われていてな。その重さのせいで動きそのものは若い亀ならゴブリンと同程度だ。ただしパワーは比べ物にならないからな。しっかりと動きを読み、攻撃は盾で防ぐのではなく躱すようにして出来る限り喰らわないようにすることが大事だな」
「甲羅に覆われているということは、剣や槍はききにくいのか?」
「ああ。甲羅はさすがにたいした硬さだから、Dランク以下の冒険者の攻撃では歯が立たないだろうな。
もっとも甲羅は素材としての価値が高いから、高ランクのベテランでもできるだけ甲羅は傷つけずに戦うのがセオリーだ」
ああ、そういえばギルドの受付嬢もそんなことを話していたっけか。
「それじゃあ、どうやってその亀を倒せばいいんだ?」
「普通なら甲羅に覆われていない部分、つまり首や手足を攻撃するな。鱗に覆われていると言っても竜種というわけでもないからな。普通に斬れる。わたしの試験の時は、1匹だけでうろついていたところを後ろから首を刎ねてやった」
ミリゼットの剣技のすごさはこの数日でよく分かった。みんなも見たよな? 見てない人は前回の投稿を要チェックだぞ。
さすが魔法も使えないのに剣技のみでCランクまで昇りつめただけのことはあると思っていたけど、今のオレたちと同じFランクの頃から凄かったんだろうなあ。
とてもオレにあの動きは真似できるとは思えない。いくら不意打ちとはいえ1発で首を落とす自信もないし、そもそもそこまで接近できるかもわからない。
前にも説明したようにオレの身体能力は日本の一般男子と同じ程度だからな。
ミリゼットもそれは分かっていたのか、さらに説明を続ける。
「ヒカリ殿ならもっと簡単に倒せるぞ? 奴らは物理防御は確かに高いがその分魔法に対する抵抗力は並程度だ。ヒカリ殿がゴブリンに使っている……雷魔法と言ったかな? あれを使えば苦も無く倒せるだろうさ」
「なるほど。でも、オレはともかくメルルはどうなる? 攻撃魔法なんて使えないぞ?」
「それも問題ない。今回出された課題はパーティー向けのものだから、パーティーで1匹狩ればそれで達成だ。ソロの冒険者の場合はまた同じくらいの難易度の別の課題が出されることになっているからな」
「へぇー。そこまで考えてあるんだな。でもパーティーの人数によっても難易度が変わるんじゃないか?」
「高ランクの試験にでもなればそうかもしれないが、これくらいなら大差はないさ。わたしたちは3人パーティーだが、2人でも6人でもパーティーでさえあれば同じ試験内容だ」
「あの、少しいいでしょうか?」
「ん? どうしたメルル殿?」
「ギルドの方は鉱山跡まで半日とおっしゃっていましたよね? ということは、日帰りではなかなか厳しいですよね?」
「うむ、メルル殿の言う通りだ。行きは確かに半日で行けるが、帰りは亀の素材も運ばないといけないからさらに時間がかかるからな。安全な場所を見つけて夜営し、2日がかりでやるのがいいだろう。そのあたりをうまくこなせるかというのも、FランクとEランクの差ということだろうな」
「なるほど、わかりました」
どうやら、考えていた以上に冒険者ギルドもしっかりと考えて試験内容を用意していたみたいだな。
街中や、最近のオレたちがやっていたような街の外でもごく浅い部分で仕事をするのが初心者のFランクならば、それよりも多少深いところまで行けるようになるのがEランク冒険者だ。
距離が延びれば戦利品を運ぶのにも工夫がいるだろうし、時間配分にも注意を払う必要がある。
そのあたりが出来るかどうかを見極めるための試験ということか。もちろん戦闘技術的なものもあるのだろうけど。
「よし、それじゃあこの試験は受けようと思う。2人もそれでいいか?」
「はい、もちろんです」
「ああ。ヒカリ殿ならきっと受けると思っていたぞ」
2人が肯定しするのを確認し、パーティーリーダーとして指示を出す。
「明日はいつものようにしっかり休息をとることにしよう。そして明後日の昼間は夜営に必要な資材の買い出しをしようと思う。ミリゼット、このあたり必要になりそうな物があればリストアップしておいてくれるか?」
「ああ分かった。任せてくれ」
「そしてその後はいつもの平原か浅い森かで実際に夜営してみようと思う。いきなり亀の鉱山の近くでやるよりは、経験があったほうがいいだろうからな。朝になったら街に戻って追加で必要な物があれば準備し、夜は早めにぐっすり休む。そして翌朝早めに試験に出発する。これでどうだ?」
「いいと思います。安全第一です。視聴者さんもそのほうが異世界になじみやすいでしょうしね」
「メルル殿が何を言っているのか分からないところはあるが、わたしもその日程でいいと思う。入念な準備を怠ったり疲れが残った状態で遠出すると思わぬケガに繋がるからな。まだまだ駆け出しのヒカリ殿からこのような意見が出て驚いているくらいだ」
「よし、それじゃあそういうことで! 打合せはここまでということで、あらためて今日の依頼達成に乾杯するか。……よし、乾杯!」
「「かんぱ~い!」」
ゴクゴクゴク……
生温いエールをいっきに煽る。
安全第一、いのち大事に作戦は変わらない。
それでもはじめての遠出と昇格試験だ。
ワクワクしてきたぜ!
☆彡
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泊まっている宿からほど近い距離にある酒場で、ある程度おなかが満たされたところで切り出した。
「わたしはやってみるべきだと思いますよ」
「わたしもメルル殿と同意見だな。ここ数日の動きを見る限りでは、ジュエルタートルの弱兵なら余裕だろうな」
2人とも賛成か。
オレも基本的には挑戦してみたいと思っているんだよな。
いつまでもゴブリンばかりじゃ動画映えもしないし、新しい場所で新しい魔物と戦うのはいい刺激になると思う。
でも、気がかりもある。
「ジュエルタートル……亀だっけか? その亀ってどんな魔物なんだ?」
「手足が鱗に覆われて、武器や魔法を扱う程度には知能が高いな。年功序列で、上位者の命令は絶対らしいから軍のような行動を取ることもある」
「なるほど、武器を使うのか。ゴブリンよりも手ごわそうだな」
「確かにゴブリンよりは手強いが、そう苦労する相手でもないな。奴らは全身を鉱物や宝石で出来た甲羅に覆われていてな。その重さのせいで動きそのものは若い亀ならゴブリンと同程度だ。ただしパワーは比べ物にならないからな。しっかりと動きを読み、攻撃は盾で防ぐのではなく躱すようにして出来る限り喰らわないようにすることが大事だな」
「甲羅に覆われているということは、剣や槍はききにくいのか?」
「ああ。甲羅はさすがにたいした硬さだから、Dランク以下の冒険者の攻撃では歯が立たないだろうな。
もっとも甲羅は素材としての価値が高いから、高ランクのベテランでもできるだけ甲羅は傷つけずに戦うのがセオリーだ」
ああ、そういえばギルドの受付嬢もそんなことを話していたっけか。
「それじゃあ、どうやってその亀を倒せばいいんだ?」
「普通なら甲羅に覆われていない部分、つまり首や手足を攻撃するな。鱗に覆われていると言っても竜種というわけでもないからな。普通に斬れる。わたしの試験の時は、1匹だけでうろついていたところを後ろから首を刎ねてやった」
ミリゼットの剣技のすごさはこの数日でよく分かった。みんなも見たよな? 見てない人は前回の投稿を要チェックだぞ。
さすが魔法も使えないのに剣技のみでCランクまで昇りつめただけのことはあると思っていたけど、今のオレたちと同じFランクの頃から凄かったんだろうなあ。
とてもオレにあの動きは真似できるとは思えない。いくら不意打ちとはいえ1発で首を落とす自信もないし、そもそもそこまで接近できるかもわからない。
前にも説明したようにオレの身体能力は日本の一般男子と同じ程度だからな。
ミリゼットもそれは分かっていたのか、さらに説明を続ける。
「ヒカリ殿ならもっと簡単に倒せるぞ? 奴らは物理防御は確かに高いがその分魔法に対する抵抗力は並程度だ。ヒカリ殿がゴブリンに使っている……雷魔法と言ったかな? あれを使えば苦も無く倒せるだろうさ」
「なるほど。でも、オレはともかくメルルはどうなる? 攻撃魔法なんて使えないぞ?」
「それも問題ない。今回出された課題はパーティー向けのものだから、パーティーで1匹狩ればそれで達成だ。ソロの冒険者の場合はまた同じくらいの難易度の別の課題が出されることになっているからな」
「へぇー。そこまで考えてあるんだな。でもパーティーの人数によっても難易度が変わるんじゃないか?」
「高ランクの試験にでもなればそうかもしれないが、これくらいなら大差はないさ。わたしたちは3人パーティーだが、2人でも6人でもパーティーでさえあれば同じ試験内容だ」
「あの、少しいいでしょうか?」
「ん? どうしたメルル殿?」
「ギルドの方は鉱山跡まで半日とおっしゃっていましたよね? ということは、日帰りではなかなか厳しいですよね?」
「うむ、メルル殿の言う通りだ。行きは確かに半日で行けるが、帰りは亀の素材も運ばないといけないからさらに時間がかかるからな。安全な場所を見つけて夜営し、2日がかりでやるのがいいだろう。そのあたりをうまくこなせるかというのも、FランクとEランクの差ということだろうな」
「なるほど、わかりました」
どうやら、考えていた以上に冒険者ギルドもしっかりと考えて試験内容を用意していたみたいだな。
街中や、最近のオレたちがやっていたような街の外でもごく浅い部分で仕事をするのが初心者のFランクならば、それよりも多少深いところまで行けるようになるのがEランク冒険者だ。
距離が延びれば戦利品を運ぶのにも工夫がいるだろうし、時間配分にも注意を払う必要がある。
そのあたりが出来るかどうかを見極めるための試験ということか。もちろん戦闘技術的なものもあるのだろうけど。
「よし、それじゃあこの試験は受けようと思う。2人もそれでいいか?」
「はい、もちろんです」
「ああ。ヒカリ殿ならきっと受けると思っていたぞ」
2人が肯定しするのを確認し、パーティーリーダーとして指示を出す。
「明日はいつものようにしっかり休息をとることにしよう。そして明後日の昼間は夜営に必要な資材の買い出しをしようと思う。ミリゼット、このあたり必要になりそうな物があればリストアップしておいてくれるか?」
「ああ分かった。任せてくれ」
「そしてその後はいつもの平原か浅い森かで実際に夜営してみようと思う。いきなり亀の鉱山の近くでやるよりは、経験があったほうがいいだろうからな。朝になったら街に戻って追加で必要な物があれば準備し、夜は早めにぐっすり休む。そして翌朝早めに試験に出発する。これでどうだ?」
「いいと思います。安全第一です。視聴者さんもそのほうが異世界になじみやすいでしょうしね」
「メルル殿が何を言っているのか分からないところはあるが、わたしもその日程でいいと思う。入念な準備を怠ったり疲れが残った状態で遠出すると思わぬケガに繋がるからな。まだまだ駆け出しのヒカリ殿からこのような意見が出て驚いているくらいだ」
「よし、それじゃあそういうことで! 打合せはここまでということで、あらためて今日の依頼達成に乾杯するか。……よし、乾杯!」
「「かんぱ~い!」」
ゴクゴクゴク……
生温いエールをいっきに煽る。
安全第一、いのち大事に作戦は変わらない。
それでもはじめての遠出と昇格試験だ。
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