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夢日記とは何か！？ メリットやデメリットも解説します

夢日記をつけることには様々なメリットとデメリットがあります。

 メリット

1. 記憶力の向上
夢日記を書くことは、記憶の仕組みをうまく使った方法と言えます。記憶は基本的には「短期記憶」と「長期記憶」があり、その日に覚えたものの7割を翌日に忘れる脳は「想起」を繰り返すことで忘れなくなっていきます。これが平均20日～22日間繰り返されることで短期記憶から長期記憶に変わっていきます。

2. 自己理解の深化
夢日記を書くことで、自分の考えていること、密かな願望、心に引っかかっていること、心配ごとを客観視できます。自分が何者かよくわかるようになります。

3. クリエイティビティの向上
夢日記によって、夢の中の画期的なアイデアを覚えていられることは、現実世界でも夢の中のクリエイティビティを生かせることつながるのです。

夢日記を効果的に書くための方法は以下の通りです。

1.夢を思い出しながらキーワードをメモ
夢を覚えている限り詳細に書くことで、夢のパターンやテーマを分析する手助けとなります。また、それを見ながらざっと肉付けした文章を書くと良いでしょう。

2.起きてすぐに記録する
夢は一時的な記憶であり、起きてから時間が経つと忘れてしまうことが多いです。そのため、目覚めたらすぐに夢を記録することが重要です。

3.詳細を記録する
夢の内容、感情、場所、登場人物などを具体的に記録します。また、夢の解釈やその日感じたことも付け加えると、後で見返すときに役立ちます。

4.ノートとペンを枕元に用意する
夢を覚えているうちにすぐに書き留められるように、寝る前にノートとペンを枕元に置いておくと良いです。

 デメリット

1. 眠りが浅くなる可能性
夢を見るたびに夜中でも起きてしまい、日記をつけることを繰り返してると、眠りのサイクルが乱れてしまう可能性があります。もともと睡眠サイクルが乱れている人は、余計にサイクルが深みにはまり、正常へ戻しにくくなることもあります。

2. 現実との区別がつかなくなる
夢日記を毎日つけ続けることで現実と夢の区別が曖昧になってしまいます。
夢日記を続ければ続けるほど、より鮮明に夢を思い出すことができるので、夢があまりにもリアルになり現実と混ざってしまうのです。友達が言っていたことが夢だったのか現実だったのかがわからなくなってしまったり、時事問題も混ざってしまったりと、現実世界における周囲の人たちとの会話に支障が出る可能性もあるのです。

夢日記をつけることで得られる利益とリスクを理解した上で、自分にとって最適な方法を選ぶことが重要です。
夢日記は自己理解や記憶力向上の一助となる一方で、眠りの質や現実認識に影響を及ぼす可能性もあります。そのため、夢日記を始める前には、これらのメリットとデメリットを十分に理解し、自分自身のライフスタイルや健康状態に照らし合わせて考えることが必要です。