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ノアキ光

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驚きの雑学

栄養ドリンクに疲労回復を期待してはいけない

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栄養ドリンクの知られざる成分と効果

栄養ドリンクは、滋養強壮や肉体疲労時の栄養補給の効能を謳い、多くの種類が販売されています。
高度経済成長期から現在まで、サラリーマンから肉体労働者、果てはアルバイトまでも多くの人に愛用されてきました。
近年では、女性用や海外からのエナジードリンクなども登場し、ドリンクの最盛期とも言われているくらいです。

栄養ドリンクを飲むと、肉体的にパワーがみなぎり、元気が出る作用があり、とても重宝します。
これらの作用をもたらすのが、糖分とカフェインです。
なかには、少量のアルコールが含まれるものもあります。
アルコールの摂取で、体温が上昇し、血管が拡張したところに神経興奮物質のカフェインが作用し、糖分が血糖値を押し上げます。
これにより、疲れがとれ、元気がみなぎる効果があるのです。
がしかし、これは一時的なものにすぎません。
そればかりか、疲労が回復したと感じるのも、効果ではなく、錯覚なのです。
そのうえ、急な糖分の摂取は、血液中の血糖値が上昇しますので、疲れが癒えたと錯覚します。
血糖値が急上昇すると、体内で血糖値を下げるためインシュリンが分泌されます。
すると血糖値は急降下します。
急に疲れを感じるようになるわけです。
さらに、カフェインは長時間神経に作用しますが、集中力や体力は、長時間持続しません。
これも一時的なその場限りのものです。
それどころか、カフェインの効果で神経が興奮していれば、短時間の休憩時(長時間深夜勤務時、昼休み時)に、ゆったりと休めません。
国内、海外において、栄養ドリンクやエナジードリンクによるものとみられるカフェイン中毒や、それによる死亡も報告されており、注意が必要です。



栄養ドリンクに依存しない習慣

その他、ドリンクに含まれるタウリン、ビタミンB群、鉄分などは、疲れをとる効果はありませんが、確かに、体内の疲労回復の働きに必要な栄養素ではあります。
ドリンクについて、飲むのをただちに止めろとは言いません。
ここぞというときは利用するもの一つの手でしょう。
ただ、カフェインと糖分の危険性と、ドリンクの効果はその場しのぎであり、疲労の先送りであることをご理解いただければ、と思います。
本来は、疲労時には十分な休息を必要としますし、自ら疲労を回復する働きが人間の体には備わっているのですから。
休憩する時間が少しでもあるならば、一時でも休むことが、健康上にも、仕事の能率にもプラスになります。




〈※次ページは、さらにワンランク上の面白い雑学です〉
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