本当にあったかもしれない不思議な話

かくれんぼで見つけた扉

私は小学校のとき、友達とかくれんぼをしていました。
校庭の隅にある古い倉庫に隠れるのが好きでした。ある日、倉庫の中で見つからないようにしていたとき、奥の方に小さな扉を見つけました。

好奇心で開けてみると、中には別の世界が広がっていました。そこは空が青くて、花が咲いていて、動物たちが楽しそうに遊んでいました。
私は驚いて、すぐに扉を閉めました。でも、もう一度見たくなって、また開けてみました。
すると、中には今度は暗くて、火が燃えていて、怖い顔をした人たちがいました。私は恐怖に震えて、扉を閉めました。
そして、二度と開けないようにしました。

それから数年後、私はその学校を卒業しました。でも、あの倉庫の扉のことは忘れられません。あれは一体何だったのでしょうか。
私は今でも時々、あの扉の向こうにある世界を思い出します。