本当にあったかもしれない不思議な話

イマジナリーギフト

ある日、私は親友から、イマジナリーギフトという不思議なプレゼントを受け取りました。
それは、実際には存在しないけれど、自分だけが見ることができるような贈り物でした。

最初は、そのギフトに不安を感じましたが、早速開けてみると、そこには私の夢を叶えるような素晴らしい景色が広がっていました。
それは、どこにでもいるような普通の人々には見えないような美しいもので、私だけがその美しさを感じられるような贈り物でした。

そのイマジナリーギフトを手にした私は、毎日それを開いて、そこに広がる景色を眺めることが楽しみになりました。
しかしある日、そのギフトを開いたとき、そこには私が想像したものとは全く違う、不気味で恐ろしいものが広がっていました。

私は驚きと恐怖に襲われ、そのギフトを破り捨てようとしましたが、それでもなぜか私の心の中には、その不気味な景色が残っているように感じました。

それから、私はそのイマジナリーギフトを開けることができなくなり、その存在自体が私にとって不思議で怖いものになってしまいました。
しかし、今でも時々、そのギフトが私の夢を叶える素晴らしい景色であることを願って、開いてみたくなる瞬間があります。

いつかまた、親友に再会できることを思いながら。