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ノアキ光

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299 オリパラリンピックスの空へ

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翼を持たぬ鳥たちが、大地を駆ける
彼らの羽根は風ではなく、見えぬ意志が広げるものだ
草原の息遣いは速まり、砂粒は汗に変わる
空は静かに笑い、見守っている
障害という影は、彼らの足元で囁く
しかし、その囁きは誰の耳にも届かない

輪が、無限の彼方へと繋がる
肉体は枠に囚われず、世界の境界線を越える  
その果てで出会うのは、まだ見ぬ光の祭典だ
声なき歓声が空に響き、炎は命そのものとなり形を変える
跳ねる音、投げる影、流れる汗は、星々のように輝く
その一瞬、一瞬が永遠となり、空に刻まれていく

未来を編む手は、誰のものでもない
それは空が織る見えない布だ
障害は風となり、競技場を駆け抜ける
勝ち負けを越え、ただ存在の証が輪に刻まれる
その輪は、無限の物語へと続いていく

終わりのないレースが、静かに始まる
誰も気づかぬうちに、オリパラリンピックスの空は広がり続け、  
彼らの足跡を優しく包み込んでいく
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