45 / 127
未来を変えろ
第45話 エンシェントエルフ システィアーノ
しおりを挟む
10年後のマコトから手渡された羊皮紙の束は、大半が何か設計図のような物であった。どうやら巨大な魔導器具らしい。
技術者がいないので詳しい事は分からないが、見た限りは「戦車」だろう
「戦車か。完成したらスゲエことになりそうだな」
「戦車? 戦車ですかな? 閣下」
「あー、ディオールみたいなこの世界の住人は知るわけないよな。
ちょっとややこしいけど、戦車じゃない。戦車って言うんだ。地球にあった戦車って言う兵器をこの世界の技術で再現したものだろうな」
マコトはそう言いながらそれよりも一回り小さい羊皮紙に「日本語」で書かれた、10年後のマコトが出来なかったこと、後悔したことのリストを見る。
その中でも今すぐできそうなこととして「エンシェントエルフ、システィアーノに会えなかった」というのを変えようと思った。
「麗娘《レイニャン》、お前の祖父の老師殿にシスティアーノに関する情報を尋ねてくれと言ったのは覚えているな? あれからどうなってる?」
「は、はい。今朝になってお手紙が届きました。こちらです」
マコトは上質な羊皮紙で出来た手紙を読む。
「伝説のエンシェントエルフ、システィアーノ様に関してはワシもおぼろげな記憶しかないが、我がペク国南部に広がる樹海の中心地にいるとは聞いている。だがエルフ以外は拒絶すると言われている大樹海じゃぞ。行くのならエルフを連れて、そして心して向かえ。何が待ち受けているのかはワシですら分からぬゆえ、用心するに越した事は無いぞ。 老師より」
未来から来たマコトが書き残した資料と、ペク国の長である老師の記憶を頼りに、マコト率いるダークエルフの一行はシスティアーノがいるという森を目指す。
待っていたのは中心部まで最短距離でも3日はかかるペク国南部に広がる大樹海だった。
伝説によれば彼女は「渇き」を次元の狭間に封印する「封印戦争」に使った魔導器具の開発設計、運用をしていた技術者であり、それに参加した後4000年もの間、その樹海の中心部で一人思案にふける生活を送っているらしい。
「これは結界ですかね。まぁ何とかなるでしょう」
しかも樹海のいたるところに、中心部に進めば進むほど多くの結界が待っていた。ダークエルフの1人が解呪する。
「なるほど。この結界がエルフ以外を拒絶する理由、か」
納得しつつまともな獣道すらない樹海の中を進んでいった。
樹海をかき分け、進むこと4日。そろそろ帰りの食料を心配したほうがいいと思える頃になったが、ようやく中心地にたどり着いた。
開けた広場に鎮座する樹齢3000年を超える大木のうろの中に、彼女は腰をおろしていた。
白磁器のような日焼け知らずの乳白色の肌、冬の空に舞う雪のように純白な長い長い髪が印象的だ。
服装はシンプルな麻の服で、普通に服屋で売っていそうなものだった。
彼女はマコト達に気付くと目を開け、立ち上がる。
「お主らか、訪問者は。わらわを指名とはただ事ではあるまい?」
彼女の口から出てきたのは、意外にも現在西大陸内全域で使われている、西大陸語だった。
「俺はハシバという国の王、マコトという者です。今から10年後、西大陸北部にあるヴェルガノン帝国の手により『渇き』が復活します。それを討伐するための助力をお願いしたく参りました」
「10年!? そんな急な話か!? ああ、わらわたちエルフにとっては、な。お主ら人間にとってはそれなりに長い時間じゃろうて。
ところでお主、『討伐する』とか言うたな。わらわたちエルフでも封印するのがやっとだった怪物を殺すつもりかえ?」
「封印するのが精いっぱいというのは昔の話ですよね? 4000年も経てば人間もエルフも強くなっています。倒せる当ても一応はあります」
マコトは羊皮紙の束を見せる。例の兵器の設計図だ。
「フム、ほほぉ。面白い、面白いのぉ。人間の意地というのを感じるわい。気に入った。決めたわい。わらわでよければ協力しよう」
設計図をずいぶんと気に入った様子で、何か試練でも課すかもしれないと覚悟していたものの、案外すぐに快諾してくれた。
「ところでシスティアーノ様、我々ダークエルフに嫌悪感を感じないのでしょうか?」
「うむ。漆黒のエルフと言うのは『渇き』の呪いを受けた者達。もっとも苦し紛れにかけたが故に肌の色を変える程度しかできなかったようじゃな。『渇き』の奴も苦し紛れの嫌がらせ程度しかできなかったようじゃの」
エルフェンが彼女に自らの産まれについて嫌悪感を抱かないか疑問に思っていたが、すぐに解決した。ついでに言うと自らの出生のルーツまでこぼれ話で聞けた。
「では忠誠を誓ってもらいましょうか? 大丈夫です、悪いようにはしませんから」
「それが噂の王の道具「すまほ」じゃな。現物は初めて見るが変わった形じゃのう。で、忠誠の言葉を言えばいいのかえ?
わらわはシスティアーノ、太古の英知を今に伝え、それをもって王に尽力しよう」
そこまで言うと胸から虹色の球が飛び出て、マコトのスマホの中に入っていた。
「うわすげえ、SSRだぜ。」
「『だぶるすーぱーれあ』とは何じゃ?」
「ほぼ最強の能力持ちって事ですよ。じゃあ行きましょうか、俺の国へ」
「待て、持っていきたい荷物があるから荷造りの時間をくれ」
そう言うと彼女はうろのそばにあった小屋から大量の本を持ち出してきた。全て彼女が直筆で書いたもので、一部はエルフの手で出版され定期的に現金収入を得ているのだそうだ。その中でも新しい本を選んで持ち出す。
「まぁ、こんなとこじゃの」
「分かりました。では出発しよう」
マコトの先導の下、一行は重要人物を連れ、樹海を後にした。
「その純白の髪、まさかあなたは!?」
「システィアーノと言うものじゃ。まぁちょいとばかし長生きしすぎてのぉ、お主らの記録にも残っているかどうかわからん者じゃがな」
「システィアーノ? ひょっとして伝説のエンシェントエルフ、システィアーノ様でございますか!?」
「知っておるなら話は早いの。そのシスティアーノじゃ」
「おおおおお! お会いできる日が来るとは!」
ダークエルフの長老が感激に身を震わせる。下手したら大粒の涙をぼろぼろとこぼしそうな勢いだ。
「それにしてもなぜあなた様は4000年もの間生き続けることが出来たのですか?」
「あの秘術のかけられた樹海の中にいる間は森の魔力で水も食料も食わずして若さと寿命を保てるからの。逆に言えば森を出たら普通に年は取る。まぁそれでも後600年は余裕で生きられるがの」
「お若いですなぁ、システィアーノ様は。この老いぼれとは大違いですな」
「フフッ。言っておくが褒めても何も出んぞ?」
その後彼女はダークエルフの、主に年長者から熱烈な歓迎を受けた。
今この瞬間、歴史の歯車は音を立てて変わり始めていた。47で没したマコトが決して見ることが出来なかった未来へと。
【次回予告】
システィアーノを迎え入れたハシバ国。
さらに新たな魔物を受け入れ、この世界では初となる「空軍」を創設した。
第46話「ハシバ国空軍」
技術者がいないので詳しい事は分からないが、見た限りは「戦車」だろう
「戦車か。完成したらスゲエことになりそうだな」
「戦車? 戦車ですかな? 閣下」
「あー、ディオールみたいなこの世界の住人は知るわけないよな。
ちょっとややこしいけど、戦車じゃない。戦車って言うんだ。地球にあった戦車って言う兵器をこの世界の技術で再現したものだろうな」
マコトはそう言いながらそれよりも一回り小さい羊皮紙に「日本語」で書かれた、10年後のマコトが出来なかったこと、後悔したことのリストを見る。
その中でも今すぐできそうなこととして「エンシェントエルフ、システィアーノに会えなかった」というのを変えようと思った。
「麗娘《レイニャン》、お前の祖父の老師殿にシスティアーノに関する情報を尋ねてくれと言ったのは覚えているな? あれからどうなってる?」
「は、はい。今朝になってお手紙が届きました。こちらです」
マコトは上質な羊皮紙で出来た手紙を読む。
「伝説のエンシェントエルフ、システィアーノ様に関してはワシもおぼろげな記憶しかないが、我がペク国南部に広がる樹海の中心地にいるとは聞いている。だがエルフ以外は拒絶すると言われている大樹海じゃぞ。行くのならエルフを連れて、そして心して向かえ。何が待ち受けているのかはワシですら分からぬゆえ、用心するに越した事は無いぞ。 老師より」
未来から来たマコトが書き残した資料と、ペク国の長である老師の記憶を頼りに、マコト率いるダークエルフの一行はシスティアーノがいるという森を目指す。
待っていたのは中心部まで最短距離でも3日はかかるペク国南部に広がる大樹海だった。
伝説によれば彼女は「渇き」を次元の狭間に封印する「封印戦争」に使った魔導器具の開発設計、運用をしていた技術者であり、それに参加した後4000年もの間、その樹海の中心部で一人思案にふける生活を送っているらしい。
「これは結界ですかね。まぁ何とかなるでしょう」
しかも樹海のいたるところに、中心部に進めば進むほど多くの結界が待っていた。ダークエルフの1人が解呪する。
「なるほど。この結界がエルフ以外を拒絶する理由、か」
納得しつつまともな獣道すらない樹海の中を進んでいった。
樹海をかき分け、進むこと4日。そろそろ帰りの食料を心配したほうがいいと思える頃になったが、ようやく中心地にたどり着いた。
開けた広場に鎮座する樹齢3000年を超える大木のうろの中に、彼女は腰をおろしていた。
白磁器のような日焼け知らずの乳白色の肌、冬の空に舞う雪のように純白な長い長い髪が印象的だ。
服装はシンプルな麻の服で、普通に服屋で売っていそうなものだった。
彼女はマコト達に気付くと目を開け、立ち上がる。
「お主らか、訪問者は。わらわを指名とはただ事ではあるまい?」
彼女の口から出てきたのは、意外にも現在西大陸内全域で使われている、西大陸語だった。
「俺はハシバという国の王、マコトという者です。今から10年後、西大陸北部にあるヴェルガノン帝国の手により『渇き』が復活します。それを討伐するための助力をお願いしたく参りました」
「10年!? そんな急な話か!? ああ、わらわたちエルフにとっては、な。お主ら人間にとってはそれなりに長い時間じゃろうて。
ところでお主、『討伐する』とか言うたな。わらわたちエルフでも封印するのがやっとだった怪物を殺すつもりかえ?」
「封印するのが精いっぱいというのは昔の話ですよね? 4000年も経てば人間もエルフも強くなっています。倒せる当ても一応はあります」
マコトは羊皮紙の束を見せる。例の兵器の設計図だ。
「フム、ほほぉ。面白い、面白いのぉ。人間の意地というのを感じるわい。気に入った。決めたわい。わらわでよければ協力しよう」
設計図をずいぶんと気に入った様子で、何か試練でも課すかもしれないと覚悟していたものの、案外すぐに快諾してくれた。
「ところでシスティアーノ様、我々ダークエルフに嫌悪感を感じないのでしょうか?」
「うむ。漆黒のエルフと言うのは『渇き』の呪いを受けた者達。もっとも苦し紛れにかけたが故に肌の色を変える程度しかできなかったようじゃな。『渇き』の奴も苦し紛れの嫌がらせ程度しかできなかったようじゃの」
エルフェンが彼女に自らの産まれについて嫌悪感を抱かないか疑問に思っていたが、すぐに解決した。ついでに言うと自らの出生のルーツまでこぼれ話で聞けた。
「では忠誠を誓ってもらいましょうか? 大丈夫です、悪いようにはしませんから」
「それが噂の王の道具「すまほ」じゃな。現物は初めて見るが変わった形じゃのう。で、忠誠の言葉を言えばいいのかえ?
わらわはシスティアーノ、太古の英知を今に伝え、それをもって王に尽力しよう」
そこまで言うと胸から虹色の球が飛び出て、マコトのスマホの中に入っていた。
「うわすげえ、SSRだぜ。」
「『だぶるすーぱーれあ』とは何じゃ?」
「ほぼ最強の能力持ちって事ですよ。じゃあ行きましょうか、俺の国へ」
「待て、持っていきたい荷物があるから荷造りの時間をくれ」
そう言うと彼女はうろのそばにあった小屋から大量の本を持ち出してきた。全て彼女が直筆で書いたもので、一部はエルフの手で出版され定期的に現金収入を得ているのだそうだ。その中でも新しい本を選んで持ち出す。
「まぁ、こんなとこじゃの」
「分かりました。では出発しよう」
マコトの先導の下、一行は重要人物を連れ、樹海を後にした。
「その純白の髪、まさかあなたは!?」
「システィアーノと言うものじゃ。まぁちょいとばかし長生きしすぎてのぉ、お主らの記録にも残っているかどうかわからん者じゃがな」
「システィアーノ? ひょっとして伝説のエンシェントエルフ、システィアーノ様でございますか!?」
「知っておるなら話は早いの。そのシスティアーノじゃ」
「おおおおお! お会いできる日が来るとは!」
ダークエルフの長老が感激に身を震わせる。下手したら大粒の涙をぼろぼろとこぼしそうな勢いだ。
「それにしてもなぜあなた様は4000年もの間生き続けることが出来たのですか?」
「あの秘術のかけられた樹海の中にいる間は森の魔力で水も食料も食わずして若さと寿命を保てるからの。逆に言えば森を出たら普通に年は取る。まぁそれでも後600年は余裕で生きられるがの」
「お若いですなぁ、システィアーノ様は。この老いぼれとは大違いですな」
「フフッ。言っておくが褒めても何も出んぞ?」
その後彼女はダークエルフの、主に年長者から熱烈な歓迎を受けた。
今この瞬間、歴史の歯車は音を立てて変わり始めていた。47で没したマコトが決して見ることが出来なかった未来へと。
【次回予告】
システィアーノを迎え入れたハシバ国。
さらに新たな魔物を受け入れ、この世界では初となる「空軍」を創設した。
第46話「ハシバ国空軍」
0
お気に入りに追加
31
あなたにおすすめの小説
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
【本編完結】さようなら、そしてどうかお幸せに ~彼女の選んだ決断
Hinaki
ファンタジー
16歳の侯爵令嬢エルネスティーネには結婚目前に控えた婚約者がいる。
23歳の公爵家当主ジークヴァルト。
年上の婚約者には気付けば幼いエルネスティーネよりも年齢も近く、彼女よりも女性らしい色香を纏った女友達が常にジークヴァルトの傍にいた。
ただの女友達だと彼は言う。
だが偶然エルネスティーネは知ってしまった。
彼らが友人ではなく想い合う関係である事を……。
また政略目的で結ばれたエルネスティーネを疎ましく思っていると、ジークヴァルトは恋人へ告げていた。
エルネスティーネとジークヴァルトの婚姻は王命。
覆す事は出来ない。
溝が深まりつつも結婚二日前に侯爵邸へ呼び出されたエルネスティーネ。
そこで彼女は彼の私室……寝室より聞こえてくるのは悍ましい獣にも似た二人の声。
二人がいた場所は二日後には夫婦となるであろうエルネスティーネとジークヴァルトの為の寝室。
これ見よがしに少し開け放たれた扉より垣間見える寝台で絡み合う二人の姿と勝ち誇る彼女の艶笑。
エルネスティーネは限界だった。
一晩悩んだ結果彼女の選んだ道は翌日愛するジークヴァルトへ晴れやかな笑顔で挨拶すると共にバルコニーより身を投げる事。
初めて愛した男を憎らしく思う以上に彼を心から愛していた。
だから愛する男の前で死を選ぶ。
永遠に私を忘れないで、でも愛する貴方には幸せになって欲しい。
矛盾した想いを抱え彼女は今――――。
長い間スランプ状態でしたが自分の中の性と生、人間と神、ずっと前からもやもやしていたものが一応の答えを導き出し、この物語を始める事にしました。
センシティブな所へ触れるかもしれません。
これはあくまで私の考え、思想なのでそこの所はどうかご容赦して下さいませ。
愛していました。待っていました。でもさようなら。
彩柚月
ファンタジー
魔の森を挟んだ先の大きい街に出稼ぎに行った夫。待てども待てども帰らない夫を探しに妻は魔の森に脚を踏み入れた。
やっと辿り着いた先で見たあなたは、幸せそうでした。
【完結】父が再婚。義母には連れ子がいて一つ下の妹になるそうですが……ちょうだい癖のある義妹に寮生活は無理なのでは?
つくも茄子
ファンタジー
父が再婚をしました。お相手は男爵夫人。
平民の我が家でいいのですか?
疑問に思うものの、よくよく聞けば、相手も再婚で、娘が一人いるとのこと。
義妹はそれは美しい少女でした。義母に似たのでしょう。父も実娘をそっちのけで義妹にメロメロです。ですが、この新しい義妹には悪癖があるようで、人の物を欲しがるのです。「お義姉様、ちょうだい!」が口癖。あまりに煩いので快く渡しています。何故かって?もうすぐ、学園での寮生活に入るからです。少しの間だけ我慢すれば済むこと。
学園では煩い家族がいない分、のびのびと過ごせていたのですが、義妹が入学してきました。
必ずしも入学しなければならない、というわけではありません。
勉強嫌いの義妹。
この学園は成績順だということを知らないのでは?思った通り、最下位クラスにいってしまった義妹。
両親に駄々をこねているようです。
私のところにも手紙を送ってくるのですから、相当です。
しかも、寮やクラスで揉め事を起こしては顰蹙を買っています。入学早々に学園中の女子を敵にまわしたのです!やりたい放題の義妹に、とうとう、ある処置を施され・・・。
なろう、カクヨム、にも公開中。
(完結)私は家政婦だったのですか?(全5話)
青空一夏
恋愛
夫の母親を5年介護していた私に子供はいない。お義母様が亡くなってすぐに夫に告げられた言葉は「わたしには6歳になる子供がいるんだよ。だから離婚してくれ」だった。
ありがちなテーマをさくっと書きたくて、短いお話しにしてみました。
さくっと因果応報物語です。ショートショートの全5話。1話ごとの字数には偏りがあります。3話目が多分1番長いかも。
青空異世界のゆるふわ設定ご都合主義です。現代的表現や現代的感覚、現代的機器など出てくる場合あります。貴族がいるヨーロッパ風の社会ですが、作者独自の世界です。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
私を裏切った相手とは関わるつもりはありません
みちこ
ファンタジー
幼なじみに嵌められて処刑された主人公、気が付いたら8年前に戻っていた。
未来を変えるために行動をする
1度裏切った相手とは関わらないように過ごす
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる