9 / 67
閃きと見切りで異世界を征服する ~ロ〇サガステータスでほぼ最強だけど魔族のステータスなので人間だけど魔族の味方をします~
第1話 クラス召喚
しおりを挟む
修学旅行中の2年C組の生徒28人と教師と運転手を1人ずつ乗せた貸し切りバスが全日程を終えて、後は学校に帰っておしまい。という時、それは起こった。
その日の夕方、妙に光を反射する霧に包まれたと思ったら、辺りは一転して森の中。それもジャリ道すらなく到底バスが入れないような草木が生い茂った、人の手が入ってないものだった。
一応は生徒を守る身として担任の教師が先にバスを降り、生徒たちも続く。
すると数名の兵士、それも今時鎧や槍で武装した時代遅れもいいところの者たちと、彼らに連れられたRPGの王様のような格好をした中年の男が現れた。
「お待ちしていました。伝説に語られる30人の勇者の皆様」
「……伝説の勇者? ド〇クエじゃあるまいし」
教師は兵士からのそんな一言に耳を疑う。それにお構いなしに王様らしき男は伝説を語りだす。
「世界各地にこのような伝説がある。
『人類が魔の者による危機にさらされるとき、異界より現れし鉄の箱の中から30の英雄が現れる。その者たち、長じて勇者となり世を救う』
その伝説の通り、君たちが来たというわけだ。頼む、魔族を打ち滅ぼし平和な世を築いてくれ。もう万策が尽きて君たちだけが頼りであって、最後の希望なんだ」
「……そんなこと言われても教師として教え子を戦地に行かせるつもりはないんだが」
「先生。大丈夫ですよ」
学校1の人気者であると同時に、ワタルにとって憎むべきスクールカーストS層の宮本が気楽な声を出す。
「アンタ王様ですよね? 王様自ら頭を下げてお願い事をするんだ。それを断るわけにはいかないな。魔族だろうが何だろうが相手しますよ、協力するよ」
宮本は残りのクラスメートに向かって意見を言う。
「お前たちもそれでいいよな?」
「……宮本さんがそう言うのなら」
「私も宮本君に従うわ」
宮本に先導されるかのようにクラスメートたちは彼に従う。
「おお! そうか! ありがとう! ではさっそくステータスを見させてもらうぞ。あれを持ってきてくれ」
王様らしき人物がそういうと兵士が妙な装置を持ってクラスメートのステータスを測定し始めた。
「フーム。皆LVが5や3程度……戦闘未経験では仕方ないか」
勇者と言えど戦闘未経験なら仕方ないか。そう思いながら一行のステータスを測定する。
そして宮本の番になった時、王様の目が止まる。
LV:23
ちから:57
すばやさ:52
たいりょく:49
かしこさ:54
まりょく:61
うんのよさ:54
さいだいHP:177
さいだいMP:106
こうげきりょく:57
しゅびりょく:59
「!! こ、これは! 戦闘未経験でこれだけのレベルなら鍛えればもっとすごくなるぞ!」
「さすが宮本さん。レベルが高いなー」
「宮本君ってやっぱりすごいのね」
クラスメートも宮本の凄さに惚れ直したといった具合だ。
最後に、ワタルの番となる。すると……
HP:714
LP:25
腕力:90
体力:97
器用さ:81
素早さ:99
知力:85
精神:88
愛:78
魅力:95
他のクラスメートとは明らかに違うステータスが表示された。
「何だワタルの奴、レベルが無いぞ? キモいなー」
「MPだって無いぞ? 信じられんわー」
「愛を数値化? どんな神経してるの?」
クラスメートが自分たちとは根本的な部分で違うワタルのステータスを見て不気味がる。だが王様とその取り巻きの兵士たちの顔色が急に曇る。
「!! このステータスは!」
「貴様、魔族だな!? なぜ召喚された勇者の中に紛れているかは知らんがな!」
……魔族? あのRPGやWEB小説でよく人間の敵として悪役扱いされている、あの魔族? ワタルはオタク知識からひねり出した物で目の前にいる王様の意見とすり合わせる。
「なぁ、ちょっといいか?」
混乱の最中、宮本がしゃべりだす。こういう状況で会話の主導権を握るのは彼にとって得意中の得意だった。
「ワタルがあなたたちの敵である魔族なのなら、せめて俺の手で葬らせてくれ。頼む」
「ふーむ、私はかまわんぞ。剣を貸してやれ」
「し、しかし閣下、曲がりなりにも彼は勇者では……」
「命令だ。貸してやれ」
王は許可を出し、宮本は兵士から短剣を借り、ワタルに向ける。
「お、おい宮本! 俺を斬りたいなんて正気か!?」
「ワタル、これから俺は勇者になって魔族共を斬って斬って斬りまくるんだ。その練習台になってくれよ。お前なら何の罪悪感も無く斬れるからな」
「クラスメートを試し斬りにするなんてそっちの方がよっぽど魔族じゃねえか! お前らも黙ってみてねえで助けろよ!」
ワタルはクラスメートに言うが彼らは宮本さんの命令には逆らえない。と全員止めることはなかった。
「ワタル! お前が犠牲になればすべて済むことなんだ! 我慢しろ!」
それどころか教師から「いつものように」我慢しろと言われる。死ぬのを我慢しろと?
疑問に思うワタルにかまうことなく宮本は剣を振るう……その時!
ピコーン!
突如ワタルの頭の上に電球が灯り、身体が勝手に動く!
「マシンガンジャブ!」
その名の通りマシンガンのように繰り出される無数の拳の連打を食らい、宮本は吹っ飛ばされ気を失う。
「!? み、宮本さん! しっかりしてください!」
「大丈夫!? 宮本君!?」
クラスメートたちが吹っ飛ばされた宮本にわっと集まる。
「何だ今のは!?」
「まさか……『閃き』か!?」
「『閃き』だと!? 魔族にしか使えない『閃き』を使うとは! もういい! 召喚された勇者だろうが関係ない! 殺せ! 斬って捨てろ!」
「宮本君をあんな目に遭わせて……許せない!」
兵士もクラスメートも総出で殺意をむき出しにしてワタルを殺しにかかってくる。多勢に無勢、彼は逃げるしかなかった。
【次回予告】
ステータスの違いから魔族認定され追われる身となったワタル。そこへ言い伝えを聞いて駆け付けた魔族の一行が彼と接触する。
第2話 「ようこそ魔都へ」
その日の夕方、妙に光を反射する霧に包まれたと思ったら、辺りは一転して森の中。それもジャリ道すらなく到底バスが入れないような草木が生い茂った、人の手が入ってないものだった。
一応は生徒を守る身として担任の教師が先にバスを降り、生徒たちも続く。
すると数名の兵士、それも今時鎧や槍で武装した時代遅れもいいところの者たちと、彼らに連れられたRPGの王様のような格好をした中年の男が現れた。
「お待ちしていました。伝説に語られる30人の勇者の皆様」
「……伝説の勇者? ド〇クエじゃあるまいし」
教師は兵士からのそんな一言に耳を疑う。それにお構いなしに王様らしき男は伝説を語りだす。
「世界各地にこのような伝説がある。
『人類が魔の者による危機にさらされるとき、異界より現れし鉄の箱の中から30の英雄が現れる。その者たち、長じて勇者となり世を救う』
その伝説の通り、君たちが来たというわけだ。頼む、魔族を打ち滅ぼし平和な世を築いてくれ。もう万策が尽きて君たちだけが頼りであって、最後の希望なんだ」
「……そんなこと言われても教師として教え子を戦地に行かせるつもりはないんだが」
「先生。大丈夫ですよ」
学校1の人気者であると同時に、ワタルにとって憎むべきスクールカーストS層の宮本が気楽な声を出す。
「アンタ王様ですよね? 王様自ら頭を下げてお願い事をするんだ。それを断るわけにはいかないな。魔族だろうが何だろうが相手しますよ、協力するよ」
宮本は残りのクラスメートに向かって意見を言う。
「お前たちもそれでいいよな?」
「……宮本さんがそう言うのなら」
「私も宮本君に従うわ」
宮本に先導されるかのようにクラスメートたちは彼に従う。
「おお! そうか! ありがとう! ではさっそくステータスを見させてもらうぞ。あれを持ってきてくれ」
王様らしき人物がそういうと兵士が妙な装置を持ってクラスメートのステータスを測定し始めた。
「フーム。皆LVが5や3程度……戦闘未経験では仕方ないか」
勇者と言えど戦闘未経験なら仕方ないか。そう思いながら一行のステータスを測定する。
そして宮本の番になった時、王様の目が止まる。
LV:23
ちから:57
すばやさ:52
たいりょく:49
かしこさ:54
まりょく:61
うんのよさ:54
さいだいHP:177
さいだいMP:106
こうげきりょく:57
しゅびりょく:59
「!! こ、これは! 戦闘未経験でこれだけのレベルなら鍛えればもっとすごくなるぞ!」
「さすが宮本さん。レベルが高いなー」
「宮本君ってやっぱりすごいのね」
クラスメートも宮本の凄さに惚れ直したといった具合だ。
最後に、ワタルの番となる。すると……
HP:714
LP:25
腕力:90
体力:97
器用さ:81
素早さ:99
知力:85
精神:88
愛:78
魅力:95
他のクラスメートとは明らかに違うステータスが表示された。
「何だワタルの奴、レベルが無いぞ? キモいなー」
「MPだって無いぞ? 信じられんわー」
「愛を数値化? どんな神経してるの?」
クラスメートが自分たちとは根本的な部分で違うワタルのステータスを見て不気味がる。だが王様とその取り巻きの兵士たちの顔色が急に曇る。
「!! このステータスは!」
「貴様、魔族だな!? なぜ召喚された勇者の中に紛れているかは知らんがな!」
……魔族? あのRPGやWEB小説でよく人間の敵として悪役扱いされている、あの魔族? ワタルはオタク知識からひねり出した物で目の前にいる王様の意見とすり合わせる。
「なぁ、ちょっといいか?」
混乱の最中、宮本がしゃべりだす。こういう状況で会話の主導権を握るのは彼にとって得意中の得意だった。
「ワタルがあなたたちの敵である魔族なのなら、せめて俺の手で葬らせてくれ。頼む」
「ふーむ、私はかまわんぞ。剣を貸してやれ」
「し、しかし閣下、曲がりなりにも彼は勇者では……」
「命令だ。貸してやれ」
王は許可を出し、宮本は兵士から短剣を借り、ワタルに向ける。
「お、おい宮本! 俺を斬りたいなんて正気か!?」
「ワタル、これから俺は勇者になって魔族共を斬って斬って斬りまくるんだ。その練習台になってくれよ。お前なら何の罪悪感も無く斬れるからな」
「クラスメートを試し斬りにするなんてそっちの方がよっぽど魔族じゃねえか! お前らも黙ってみてねえで助けろよ!」
ワタルはクラスメートに言うが彼らは宮本さんの命令には逆らえない。と全員止めることはなかった。
「ワタル! お前が犠牲になればすべて済むことなんだ! 我慢しろ!」
それどころか教師から「いつものように」我慢しろと言われる。死ぬのを我慢しろと?
疑問に思うワタルにかまうことなく宮本は剣を振るう……その時!
ピコーン!
突如ワタルの頭の上に電球が灯り、身体が勝手に動く!
「マシンガンジャブ!」
その名の通りマシンガンのように繰り出される無数の拳の連打を食らい、宮本は吹っ飛ばされ気を失う。
「!? み、宮本さん! しっかりしてください!」
「大丈夫!? 宮本君!?」
クラスメートたちが吹っ飛ばされた宮本にわっと集まる。
「何だ今のは!?」
「まさか……『閃き』か!?」
「『閃き』だと!? 魔族にしか使えない『閃き』を使うとは! もういい! 召喚された勇者だろうが関係ない! 殺せ! 斬って捨てろ!」
「宮本君をあんな目に遭わせて……許せない!」
兵士もクラスメートも総出で殺意をむき出しにしてワタルを殺しにかかってくる。多勢に無勢、彼は逃げるしかなかった。
【次回予告】
ステータスの違いから魔族認定され追われる身となったワタル。そこへ言い伝えを聞いて駆け付けた魔族の一行が彼と接触する。
第2話 「ようこそ魔都へ」
0
お気に入りに追加
25
あなたにおすすめの小説
【完結】父が再婚。義母には連れ子がいて一つ下の妹になるそうですが……ちょうだい癖のある義妹に寮生活は無理なのでは?
つくも茄子
ファンタジー
父が再婚をしました。お相手は男爵夫人。
平民の我が家でいいのですか?
疑問に思うものの、よくよく聞けば、相手も再婚で、娘が一人いるとのこと。
義妹はそれは美しい少女でした。義母に似たのでしょう。父も実娘をそっちのけで義妹にメロメロです。ですが、この新しい義妹には悪癖があるようで、人の物を欲しがるのです。「お義姉様、ちょうだい!」が口癖。あまりに煩いので快く渡しています。何故かって?もうすぐ、学園での寮生活に入るからです。少しの間だけ我慢すれば済むこと。
学園では煩い家族がいない分、のびのびと過ごせていたのですが、義妹が入学してきました。
必ずしも入学しなければならない、というわけではありません。
勉強嫌いの義妹。
この学園は成績順だということを知らないのでは?思った通り、最下位クラスにいってしまった義妹。
両親に駄々をこねているようです。
私のところにも手紙を送ってくるのですから、相当です。
しかも、寮やクラスで揉め事を起こしては顰蹙を買っています。入学早々に学園中の女子を敵にまわしたのです!やりたい放題の義妹に、とうとう、ある処置を施され・・・。
なろう、カクヨム、にも公開中。
大切”だった”仲間に裏切られたので、皆殺しにしようと思います
騙道みりあ
ファンタジー
魔王を討伐し、世界に平和をもたらした”勇者パーティー”。
その一員であり、”人類最強”と呼ばれる少年ユウキは、何故か仲間たちに裏切られてしまう。
仲間への信頼、恋人への愛。それら全てが作られたものだと知り、ユウキは怒りを覚えた。
なので、全員殺すことにした。
1話完結ですが、続編も考えています。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
団長サマの幼馴染が聖女の座をよこせというので譲ってあげました
毒島醜女
ファンタジー
※某ちゃんねる風創作
『魔力掲示板』
特定の魔法陣を描けば老若男女、貧富の差関係なくアクセスできる掲示板。ビジネスの情報交換、政治の議論、それだけでなく世間話のようなフランクなものまで存在する。
平民レベルの微力な魔力でも打ち込めるものから、貴族クラスの魔力を有するものしか開けないものから多種多様である。勿論そういった身分に関わらずに交流できる掲示板もある。
今日もまた、掲示板は悲喜こもごもに賑わっていた――
〈完結〉この女を家に入れたことが父にとっての致命傷でした。
江戸川ばた散歩
ファンタジー
「私」アリサは父の後妻の言葉により、家を追い出されることとなる。
だがそれは待ち望んでいた日がやってきたでもあった。横領の罪で連座蟄居されられていた祖父の復活する日だった。
十年前、八歳の時からアリサは父と後妻により使用人として扱われてきた。
ところが自分の代わりに可愛がられてきたはずの異母妹ミュゼットまでもが、義母によって使用人に落とされてしまった。義母は自分の周囲に年頃の女が居ること自体が気に食わなかったのだ。
元々それぞれ自体は仲が悪い訳ではなかった二人は、お互い使用人の立場で二年間共に過ごすが、ミュゼットへの義母の仕打ちの酷さに、アリサは彼女を乳母のもとへ逃がす。
そして更に二年、とうとうその日が来た……
公爵令嬢アナスタシアの華麗なる鉄槌
招杜羅147
ファンタジー
「婚約は破棄だ!」
毒殺容疑の冤罪で、婚約者の手によって投獄された公爵令嬢・アナスタシア。
彼女は獄中死し、それによって3年前に巻き戻る。
そして…。
追放された聖女の悠々自適な側室ライフ
白雪の雫
ファンタジー
「聖女ともあろう者が、嫉妬に狂って我が愛しのジュリエッタを虐めるとは!貴様の所業は畜生以外の何者でもない!お前との婚約を破棄した上で国外追放とする!!」
平民でありながらゴーストやレイスだけではなくリッチを一瞬で倒したり、どんな重傷も完治してしまうマルガレーテは、幼い頃に両親と引き離され聖女として教会に引き取られていた。
そんな彼女の魔力に目を付けた女教皇と国王夫妻はマルガレーテを国に縛り付ける為、王太子であるレオナルドの婚約者に据えて、「お妃教育をこなせ」「愚民どもより我等の病を治療しろ」「瘴気を祓え」「不死王を倒せ」という風にマルガレーテをこき使っていた。
そんなある日、レオナルドは居並ぶ貴族達の前で公爵令嬢のジュリエッタ(バスト100cm以上の爆乳・KかLカップ)を妃に迎え、マルガレーテに国外追放という死刑に等しい宣言をしてしまう。
「王太子殿下の仰せに従います」
(やっと・・・アホ共から解放される。私がやっていた事が若作りのヒステリー婆・・・ではなく女教皇と何の力もない修道女共に出来る訳ないのにね~。まぁ、この国がどうなってしまっても私には関係ないからどうでもいいや)
表面は淑女の仮面を被ってレオナルドの宣言を受け入れたマルガレーテは、さっさと国を出て行く。
今までの鬱憤を晴らすかのように、着の身着のままの旅をしているマルガレーテは、故郷である幻惑の樹海へと戻っている途中で【宮女狩り】というものに遭遇してしまい、大国の後宮へと入れられてしまった。
マルガレーテが悠々自適な側室ライフを楽しんでいる頃
聖女がいなくなった王国と教会は滅亡への道を辿っていた。
(完)私の家を乗っ取る従兄弟と従姉妹に罰を与えましょう!
青空一夏
ファンタジー
婚約者(レミントン侯爵家嫡男レオン)は何者かに襲われ亡くなった。さらに両親(ランス伯爵夫妻)を病で次々に亡くした葬式の翌日、叔母エイナ・リック前男爵未亡人(母の妹)がいきなり荷物をランス伯爵家に持ち込み、従兄弟ラモント・リック男爵(叔母の息子)と住みだした。
私はその夜、ラモントに乱暴され身ごもり娘(ララ)を産んだが・・・・・・この夫となったラモントはさらに暴走しだすのだった。
ラモントがある日、私の従姉妹マーガレット(母の3番目の妹の娘)を連れてきて、
「お前は娘しか産めなかっただろう? この伯爵家の跡継ぎをマーガレットに産ませてあげるから一緒に住むぞ!」
と、言い出した。
さらには、マーガレットの両親(モーセ準男爵夫妻)もやってきて離れに住みだした。
怒りが頂点に到達した時に私は魔法の力に目覚めた。さて、こいつらはどうやって料理しましょうか?
さらには別の事実も判明して、いよいよ怒った私は・・・・・・壮絶な復讐(コメディ路線の復讐あり)をしようとするが・・・・・・(途中で路線変更するかもしれません。あくまで予定)
※ゆるふわ設定ご都合主義の素人作品。※魔法世界ですが、使える人は希でほとんどいない。(昔はそこそこいたが、どんどん廃れていったという設定です)
※残酷な意味でR15・途中R18になるかもです。
※具体的な性描写は含まれておりません。エッチ系R15ではないです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる