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プロローグ『魔法少女、始めました』
第三話『魔法少女と覇暴竜討伐とその後』
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「松根さん!? あわわ、大丈夫なんでしょうか」
「大丈夫だと思うが……覇暴竜の様子がおかしいな」
必死の形相で逃げる松根より覇暴竜に目を向ける。
肉食恐竜のような出で立ちは変わらないが色がおかしい。
赤、青、黄、黒と体表の色がグラデーションのように混ざり合っている。
「ふむ、どうやらサクラが倒した敵のデータを吸収したのかもしれんな」
「は? 吸収?」
「うむ。前より禍々しくなっている」
禍々しくは知らないが、吸収したのかもという言葉は否定できない。
攻撃パターンが赤鉱竜に似てきているのだ。
「ふ、二人とも! 呑気に話してる場合じゃないですよ!?」
「レイラ、松根はな……思っているよりも凄いんだぞ」
「凄いって言われても」
松根は覇暴竜の攻撃をガードで受け流し、ステップと緊急回避で攻撃を避け続ける。
「あいつの生命力はG並だ。覇暴竜の攻撃程度、ドヤ顔で受け続けるさ」
「意味は分からんが、生命力という点に関しては問題ないのは事実だな。逃げているのはヘタレているだけだ」
松根の装備は最終強化済みで俺の倍くらいステータスがあったはず。
「キャラの操作が下手くそだから壁役だけど、あいつよりステータスが強いやつを俺は知らない」
証拠に松根の攻撃はかする程度でもダメージを与えている。
というか覇暴竜はステータスダウンしてる?
攻撃力は恐ろしいが防御力と速さは下がっているように感じる。
「松根、金冠ドスシリーズだと思って攻撃してみろ。多分いけるぞ」
「いやいや、無理だって!?」
とか言いつつ回避した時の隙をついて横に剣を凪ぐ。
「ギャオオォォォ!!」
HPが目に見えて減った。
多分俺が竜激砲を打ったときくらいのダメージ量だと思う。
これ、松根一人でいけんじゃね?
「おおおおおおおお!!」
逃げながら隙を見ては攻撃をしていく松根。
「そんじゃあ俺達もやるか」
「支援ですね!」
「レイラは能力上昇系の笛を吹き続けてくれ。俺は加勢してくる」
装備を妖刀マジカルに変えて納刀する。
どうやら単体で装備すると太刀の分類になるみたいだ。
俺は松根が逃げる方向を予測し、覇暴竜の背後から居合いで攻撃を加える。
「硬ぇ!?」
達人の補正がかかってダメージは与えられたが完全に弾かれている。
松根のやつ、よく攻撃できてたな。
俺が攻撃をしたことで覇暴竜の意識が俺に向く。
「サクラちゃん!?」
「攻撃の手を緩めるな! 二カ所同時でいくぞ!」
「お、おう!」
斬るより突く方が効いているようだ。
俺は突きをメインに、松根は適当に振り回して攻撃をしていく。
「グアァァ!!」
苛立つように尻尾を振り回すが、俺は咄嗟にガードしている松根の影に隠れて凌ぐ。
「隙の多い攻撃パターンだな。覇暴竜ってこんな相手だったっけ?」
「こいつは下位クラスだろうな。サイズだけ金冠なんじゃないか?」
「つっても攻撃力が馬鹿みたいに高いのは変わらないけど、な!」
俺と松根は覇暴竜の踏みつけ攻撃を横に転がって回避し、一撃ずつ足の爪を狙う。
「弱っているな。もしかして無理矢理寄生させられた悪魔なのか?」
「おい、どういうことだ!」
「下級悪魔を使った……所謂、人間爆弾みたいなものだ。魔法少女の力を削ぐためだけのな」
背中に張り付いたままの白猫が憎々しげに覇暴竜を睨む。
「無理矢理悪魔を寄生させると適正がない器は壊れる。馬鹿げた手段だよ」
「あれで壊れてる範囲なのか。まあ、回りに悪影響がないとも限らないし、一気に決めるぞ」
俺は武器を妖刀マジカルとマジカル拳銃に変えて鬼化という双剣専用のスキルを使い攻撃力を極限まで高める。
連続スキルで攻撃対象を俺に固定し、覇暴竜を足止めする。
「後五秒でいくぞ!」
松根が振り下ろしのチャージに入った。
俺は攻撃しながらサイドステップ、弾き等で攻撃を回避する。
後四秒
覇暴竜の踏みつけ攻撃を回避し連続切りを放つ。
後三秒
突然意識がふらつく、鬼化が切れたのだ。
こんなに短いのか!?
覇暴竜はここぞとばかりに巨大な顎を開く。
後二秒
目の前に凶悪な牙が迫る。
俺はそれを揺れる視界で眺めるしか出来ない。
後一秒
「させません!!」
レイラが巨大なリコーダーで覇暴竜の顎を打ち上げる。
青白いエフェクトを伴った打撃は綺麗に覇暴竜の顎を破壊し……光の結晶となって消えた。
「倒した……のか?」
打ち上げの一撃で!?
青白いエフェクトはクリティカルか?
「のようだな。あれが悪魔のなれの果てさ」
白猫が哀れんだ目で見つめる先にはひび割れた黒い宝玉が落ちていた。
所謂、核というやつか?
「サクラ!? 触るな!!」
「え?」
俺が核を拾おうとすると白猫が背中にへばりついて警告する。
が、俺の手は黒い宝玉に触れていた。
「馬鹿者!! すぐに手放せ!!」
「あ、ああ」
俺は黒い宝玉を地面に放った。
「そんなに危ないものなのか?」
「悪意の塊だ。むしろお前が触っていて平気な方が不思議だ」
「……どうなるんだ?」
「悪魔に憑依されて操られる」
げ!?
呪いみたいなものか!!
「俺は大丈夫なんだよな?」
「今のところはな。全く迂闊なことはするな」
「あーすまん」
今回ばかりは俺の不注意だ。
「まあ、その辺りも帰ってから詳しく話そう。レイラのことにも関わってくるしな」
レイラにも?
「おーい、そろそろシリアスな話は終わったか?」
「お前、何でそんな格好で固まってるんだ?」
「俺も分からん。急に動けなくなったんだ」
松根は振り下ろす前のモーションのまま固まっていた。
「ふむ、あいつを討伐したことで精神体とのリンクが切れたのかもしれないな」
「大丈夫なのか?」
「マテリアルを閉じれば元に戻る」
「じゃあ大丈夫だな。とっととやってくれ」
「はい。マテリアルクローズ」
世界が白で埋まり、気がつくと教室に戻っていた。
「戻ってきた……のか?」
「ああ、今回はイレギュラーがあったから私達以外はまだ時間が止まっている」
イレギュラー?
松根のことか?
「それでも五分くらいだ。その間に私達は戻るとしよう」
「じゃ、じゃあ恭一先輩また後で」
「あ、ああ。後で」
白猫とレイラは足早に教室を去って行く。
やけに急いでいるのが気になったが、俺はこの後の講義に出ないといけない。
俺は動かない松根に悪戯をして時間をつぶすことにした。
「大丈夫だと思うが……覇暴竜の様子がおかしいな」
必死の形相で逃げる松根より覇暴竜に目を向ける。
肉食恐竜のような出で立ちは変わらないが色がおかしい。
赤、青、黄、黒と体表の色がグラデーションのように混ざり合っている。
「ふむ、どうやらサクラが倒した敵のデータを吸収したのかもしれんな」
「は? 吸収?」
「うむ。前より禍々しくなっている」
禍々しくは知らないが、吸収したのかもという言葉は否定できない。
攻撃パターンが赤鉱竜に似てきているのだ。
「ふ、二人とも! 呑気に話してる場合じゃないですよ!?」
「レイラ、松根はな……思っているよりも凄いんだぞ」
「凄いって言われても」
松根は覇暴竜の攻撃をガードで受け流し、ステップと緊急回避で攻撃を避け続ける。
「あいつの生命力はG並だ。覇暴竜の攻撃程度、ドヤ顔で受け続けるさ」
「意味は分からんが、生命力という点に関しては問題ないのは事実だな。逃げているのはヘタレているだけだ」
松根の装備は最終強化済みで俺の倍くらいステータスがあったはず。
「キャラの操作が下手くそだから壁役だけど、あいつよりステータスが強いやつを俺は知らない」
証拠に松根の攻撃はかする程度でもダメージを与えている。
というか覇暴竜はステータスダウンしてる?
攻撃力は恐ろしいが防御力と速さは下がっているように感じる。
「松根、金冠ドスシリーズだと思って攻撃してみろ。多分いけるぞ」
「いやいや、無理だって!?」
とか言いつつ回避した時の隙をついて横に剣を凪ぐ。
「ギャオオォォォ!!」
HPが目に見えて減った。
多分俺が竜激砲を打ったときくらいのダメージ量だと思う。
これ、松根一人でいけんじゃね?
「おおおおおおおお!!」
逃げながら隙を見ては攻撃をしていく松根。
「そんじゃあ俺達もやるか」
「支援ですね!」
「レイラは能力上昇系の笛を吹き続けてくれ。俺は加勢してくる」
装備を妖刀マジカルに変えて納刀する。
どうやら単体で装備すると太刀の分類になるみたいだ。
俺は松根が逃げる方向を予測し、覇暴竜の背後から居合いで攻撃を加える。
「硬ぇ!?」
達人の補正がかかってダメージは与えられたが完全に弾かれている。
松根のやつ、よく攻撃できてたな。
俺が攻撃をしたことで覇暴竜の意識が俺に向く。
「サクラちゃん!?」
「攻撃の手を緩めるな! 二カ所同時でいくぞ!」
「お、おう!」
斬るより突く方が効いているようだ。
俺は突きをメインに、松根は適当に振り回して攻撃をしていく。
「グアァァ!!」
苛立つように尻尾を振り回すが、俺は咄嗟にガードしている松根の影に隠れて凌ぐ。
「隙の多い攻撃パターンだな。覇暴竜ってこんな相手だったっけ?」
「こいつは下位クラスだろうな。サイズだけ金冠なんじゃないか?」
「つっても攻撃力が馬鹿みたいに高いのは変わらないけど、な!」
俺と松根は覇暴竜の踏みつけ攻撃を横に転がって回避し、一撃ずつ足の爪を狙う。
「弱っているな。もしかして無理矢理寄生させられた悪魔なのか?」
「おい、どういうことだ!」
「下級悪魔を使った……所謂、人間爆弾みたいなものだ。魔法少女の力を削ぐためだけのな」
背中に張り付いたままの白猫が憎々しげに覇暴竜を睨む。
「無理矢理悪魔を寄生させると適正がない器は壊れる。馬鹿げた手段だよ」
「あれで壊れてる範囲なのか。まあ、回りに悪影響がないとも限らないし、一気に決めるぞ」
俺は武器を妖刀マジカルとマジカル拳銃に変えて鬼化という双剣専用のスキルを使い攻撃力を極限まで高める。
連続スキルで攻撃対象を俺に固定し、覇暴竜を足止めする。
「後五秒でいくぞ!」
松根が振り下ろしのチャージに入った。
俺は攻撃しながらサイドステップ、弾き等で攻撃を回避する。
後四秒
覇暴竜の踏みつけ攻撃を回避し連続切りを放つ。
後三秒
突然意識がふらつく、鬼化が切れたのだ。
こんなに短いのか!?
覇暴竜はここぞとばかりに巨大な顎を開く。
後二秒
目の前に凶悪な牙が迫る。
俺はそれを揺れる視界で眺めるしか出来ない。
後一秒
「させません!!」
レイラが巨大なリコーダーで覇暴竜の顎を打ち上げる。
青白いエフェクトを伴った打撃は綺麗に覇暴竜の顎を破壊し……光の結晶となって消えた。
「倒した……のか?」
打ち上げの一撃で!?
青白いエフェクトはクリティカルか?
「のようだな。あれが悪魔のなれの果てさ」
白猫が哀れんだ目で見つめる先にはひび割れた黒い宝玉が落ちていた。
所謂、核というやつか?
「サクラ!? 触るな!!」
「え?」
俺が核を拾おうとすると白猫が背中にへばりついて警告する。
が、俺の手は黒い宝玉に触れていた。
「馬鹿者!! すぐに手放せ!!」
「あ、ああ」
俺は黒い宝玉を地面に放った。
「そんなに危ないものなのか?」
「悪意の塊だ。むしろお前が触っていて平気な方が不思議だ」
「……どうなるんだ?」
「悪魔に憑依されて操られる」
げ!?
呪いみたいなものか!!
「俺は大丈夫なんだよな?」
「今のところはな。全く迂闊なことはするな」
「あーすまん」
今回ばかりは俺の不注意だ。
「まあ、その辺りも帰ってから詳しく話そう。レイラのことにも関わってくるしな」
レイラにも?
「おーい、そろそろシリアスな話は終わったか?」
「お前、何でそんな格好で固まってるんだ?」
「俺も分からん。急に動けなくなったんだ」
松根は振り下ろす前のモーションのまま固まっていた。
「ふむ、あいつを討伐したことで精神体とのリンクが切れたのかもしれないな」
「大丈夫なのか?」
「マテリアルを閉じれば元に戻る」
「じゃあ大丈夫だな。とっととやってくれ」
「はい。マテリアルクローズ」
世界が白で埋まり、気がつくと教室に戻っていた。
「戻ってきた……のか?」
「ああ、今回はイレギュラーがあったから私達以外はまだ時間が止まっている」
イレギュラー?
松根のことか?
「それでも五分くらいだ。その間に私達は戻るとしよう」
「じゃ、じゃあ恭一先輩また後で」
「あ、ああ。後で」
白猫とレイラは足早に教室を去って行く。
やけに急いでいるのが気になったが、俺はこの後の講義に出ないといけない。
俺は動かない松根に悪戯をして時間をつぶすことにした。
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