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第一章『魔法少女レイラの試練』
第十五話『魔法少女と魔獣、襲来』
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『それ』は異質だった。
プラチナブロンドの長い髪が重力に逆らうように揺蕩っている。
「誰だ? いや、悪魔?」
北欧系美少女な外見に、何故か紅白の巫女装束がしっくりくる。
一歩も動いていないのに頬を汗が伝う。
これはヤバい。
本能が危険を知らせている。
「まあ、似て非なる者。我は妖弧、魔法世界では魔獣と言う方が一般的か」
外見とはうって変わって、厳かな低い声だ。
「魔獣だって? 俺に何の用だ?」
「別に用など無い。しいて言うなら……品定めか?」
不意に巨大な圧力を感じ、咄嗟にバックステップ。
武器をショートソードにチェンジする。
「ほう、今のを感じ取ったか? 面白い」
ゲーマーの勘というやつか、ここに攻撃が来ると予測できる。
「俺はちっとも面白くないんだが」
が、予測しても反応が間に合わなければ意味が無い。
「ふむ、気概は十分。素質も悪くない。これならば器に足る存在になり得るかもしれん」
妖弧は妖しげな笑みを浮かべ手を叩く。
「まあ、生き残れたらの話ではあるが……な」
突然、妖弧の周りに火の玉が9個出現し、炎の狐に形を変える。
「なっ!?」
「まあ、一種の試練というやつよ」
炎の狐は俊敏な動きで俺を円状に囲む。
統率された無駄の無い動き。
おそらく妖弧が魔力で操っているのだろうが……。
「魔力の実体化か?」
「ほう、何故そう思う」
「勘だ」
俺の答えに嬉しそうな笑みを返す妖弧。
「くくく……、素質は悪くないと言ったが訂正しよう。我の知る中でも上位の素質だ、とな」
「そいつは光栄だ。で? 試練とか言ってたが倒せば良いのか?」
「そうだな……明確な基準は無い」
妖弧の目が妖しく光を放つ。
「我が満足するかどうか……じゃな。炎弧」
『グルゥア!』
「っ!? そうかよ。じゃあ真面目にやるかぁ!」
飛びついてきた炎弧をショートソードで受け流し、尾の部分を斬りつける。
が、炎を纏っているのでは無く『炎で創られた狐』だからか、ダメージは全く通っていない。
「なるほど、実体の無い敵か……使いたくは無いんだが、現状これしかないか」
俺は二段ジャンプで高く飛び、さらにガンモードの放射でさらに高く飛ぶ。
「チェンジマジカル!」
一瞬にして纏っていた衣装がゴスロリメイド服に変わる。
武器もショートソードではなく大鎌『ソウルイーター』に変わっている。
「ほう、性別を変えるという情報は確かなようじゃな」
「好きで変わってるわけじゃないんだ……よ!」
大鎌で突っ込んでくる炎弧を斬り伏せる。
折角可愛い顔立ちをしておるのに、と聞こえてくる言葉を流しながら反応を探る。
今度は大鎌を持った手に確かな手応えを感じた。
つまり、魔法相手には魔法武器で攻撃すれば良いのだ。
「なら……『吸収!』『放出!』」
大鎌で斬った炎弧の魔力を吸収し、薙ぎ払いにその魔力を合わせて斬擊を飛ばす。
「ふむ、魔力の扱いが拙いとは聞いていたが……なかなかやるじゃないか」
「イマイチ理解しちゃあいないが、スキルの強制発動に使えるって事が分かったよ」
改めて周囲の状況を窺う。
炎弧は残り6匹。
どうやら炎弧の魔力を吸収すれば復活はしないようだ。
「なら……斬りまくる!」
飛びついてくる炎弧をギリギリで避け、胴体の部分を切り裂く。
吸収された魔力は大鎌に宿り刃が赤く光を放つ。
「さてさて、どうしようか」
妖弧は妖しげな笑みを崩さず何かの札を炎弧に飛ばす。
『が、グルァ!』
札が貼りついた炎弧は大きさが倍以上になり、感じる圧力も以前の比じゃあない。
「随分とパワーアップするんだな」
「我の魔力を持ってすればたやすい事よ。それより良いのか? 今度の炎弧は一撃が重いぞ?」
確かに大きさ、質量、魔力量も増えているが……。
「当たらなければどうと言うことはない!」
大きくなった分大鎌の攻撃は当てやすい。
しかも吸収すれば魔力も回復できるし、効率よく戦える。
回避してからの一撃で順調に炎弧を倒し、残すところあと一体。
「ふぅ、そいつでラストだな」
「ふふふ、そうじゃな」
妖弧は変わらず妖しげな笑みを浮かべている。
何かおかしい。
直感的に感じる違和感。
そしてその違和感に気づきーー
「バレットチェンジ『ナイアガラ!』『ナイアガラ!』『ナイアガラ!』」
咄嗟に炎弧の魔力を使い特殊バレットを乱射する。
当然魔力は一気に減り、炎弧から吸収した分は全て吐き出した。
「危ねぇ、なんて罠を仕掛けやがるんだ」
「ほう、気づくとは……評価はさらに上方修正の必要有りじゃな」
炎弧は妖弧の魔力で創られたモノだ。
その炎弧の魔力を吸収した大鎌は、当然妖弧の魔力を貯めている。
そしてある一定の魔力量を過ぎると妖弧は意図的に炎弧を暴走させるつもりだったのだ。
もちろんそれは妖弧の魔力を吸収した大鎌、そして俺にも影響は出るだろう。
吸収されても余裕でいられたのは罠だからだろう。
「まさか、周囲の魔力を取り込んでいるのか?」
「さてさて、それはどうだろう。一度放出した魔力は回収できぬが理じゃ」
相変わらず余裕の笑みを浮かべる妖弧。
「そうは見えねぇけどな」
妖弧の周囲を赤い鱗粉のような魔力が渦巻いている。
あれが先程の炎弧の魔力なのだろう。
そもそも回収できないなんて初耳だ。
「ふむ、まぁ良い。我の本気を少々見せてやろう」
妖弧は目の前に可視化出来るほどの魔力の渦を生み出し、右手を魔力の渦の中に沈める。
「く、なんて圧力だ……」
台風の中にいるような魔力の奔流に踏ん張って立つことしか出来ない。
「攻刃カグツチじゃ。まあ、死しても幻想……初撃位はいなしてみよ」
魔力が弾け現れたそれは、赤い綺麗な刀だった。
刀身は薄く、陽炎のように輪郭が揺れている。
ヒュンと一振りするだけで空間に切れ目が生じるような軌跡を描く。
「炎の刀か……近接は無謀だな」
ウェポンチェンジでガンモードに切り替える。
「愚かな」
「なっ!?」
気づいたら目の前に妖弧がいた。
なんとかバレットを撃ち、反動で距離を取る。
「初太刀焔斬り」
「がっ!?」
反動すらも加味した、居合いのような一撃が飛んできて俺の武器を切り飛ばす。
「次斬崩落」
間髪入れずに上段からの返しが降ってくる。
やられる!?
反射的に切り飛ばされた武器の残骸を手放して盾を構える。
が、俺の盾は一撃で粉々に砕かれた。
一撃だって!?
「刺突針炎」
妖弧は半歩下がり、再び突進してくる。
防げない!
直感的に悟った俺は両腕でガードの姿勢を作り、構える。
瞬間、トラックにでも轢かれたような衝撃が腕にぶつかり意識が飛んだ。
どうやら一瞬だけ気絶したようだ。
落下した衝撃で強引に覚醒させられた感じで気持ち悪いが。
「三撃か、初見で崩落まで反応したのは見事だが……最後のは無意識か?」
妖弧は魔力を散らし攻刃カグツチは陽炎のように消えていった。
意識はあるが身体が動かない。
「妖弧、時間だ」
妖弧の前に白い鬣のような髪をした偉丈夫が腕を組んだまま音もせず現れる。
新手か?
妖弧は一つ頷き何かを調べるように手をかざす。
「そうか、コイツもまた器以上ということか……そっちはどうだ?」
「器未満だ。もっとも一人は封印されているのか、確信は持てなかったが」
まさか、レイラ達の方にも?
「ふむ、一先ず主の元に戻るとしようか白狼」
「ああ、空間は閉じておけ」
「そうじゃな、と。これは我からの頑張り賞じゃ」
妖弧は柏手を打つと白い炎を生み出し、俺の身体に投げてきた。
白い炎は溶けるように俺の身体に沈んでいく。
「次は名前くらい聞かせて欲しいものじゃ」
その言葉を最後に空間が閉じた。
プラチナブロンドの長い髪が重力に逆らうように揺蕩っている。
「誰だ? いや、悪魔?」
北欧系美少女な外見に、何故か紅白の巫女装束がしっくりくる。
一歩も動いていないのに頬を汗が伝う。
これはヤバい。
本能が危険を知らせている。
「まあ、似て非なる者。我は妖弧、魔法世界では魔獣と言う方が一般的か」
外見とはうって変わって、厳かな低い声だ。
「魔獣だって? 俺に何の用だ?」
「別に用など無い。しいて言うなら……品定めか?」
不意に巨大な圧力を感じ、咄嗟にバックステップ。
武器をショートソードにチェンジする。
「ほう、今のを感じ取ったか? 面白い」
ゲーマーの勘というやつか、ここに攻撃が来ると予測できる。
「俺はちっとも面白くないんだが」
が、予測しても反応が間に合わなければ意味が無い。
「ふむ、気概は十分。素質も悪くない。これならば器に足る存在になり得るかもしれん」
妖弧は妖しげな笑みを浮かべ手を叩く。
「まあ、生き残れたらの話ではあるが……な」
突然、妖弧の周りに火の玉が9個出現し、炎の狐に形を変える。
「なっ!?」
「まあ、一種の試練というやつよ」
炎の狐は俊敏な動きで俺を円状に囲む。
統率された無駄の無い動き。
おそらく妖弧が魔力で操っているのだろうが……。
「魔力の実体化か?」
「ほう、何故そう思う」
「勘だ」
俺の答えに嬉しそうな笑みを返す妖弧。
「くくく……、素質は悪くないと言ったが訂正しよう。我の知る中でも上位の素質だ、とな」
「そいつは光栄だ。で? 試練とか言ってたが倒せば良いのか?」
「そうだな……明確な基準は無い」
妖弧の目が妖しく光を放つ。
「我が満足するかどうか……じゃな。炎弧」
『グルゥア!』
「っ!? そうかよ。じゃあ真面目にやるかぁ!」
飛びついてきた炎弧をショートソードで受け流し、尾の部分を斬りつける。
が、炎を纏っているのでは無く『炎で創られた狐』だからか、ダメージは全く通っていない。
「なるほど、実体の無い敵か……使いたくは無いんだが、現状これしかないか」
俺は二段ジャンプで高く飛び、さらにガンモードの放射でさらに高く飛ぶ。
「チェンジマジカル!」
一瞬にして纏っていた衣装がゴスロリメイド服に変わる。
武器もショートソードではなく大鎌『ソウルイーター』に変わっている。
「ほう、性別を変えるという情報は確かなようじゃな」
「好きで変わってるわけじゃないんだ……よ!」
大鎌で突っ込んでくる炎弧を斬り伏せる。
折角可愛い顔立ちをしておるのに、と聞こえてくる言葉を流しながら反応を探る。
今度は大鎌を持った手に確かな手応えを感じた。
つまり、魔法相手には魔法武器で攻撃すれば良いのだ。
「なら……『吸収!』『放出!』」
大鎌で斬った炎弧の魔力を吸収し、薙ぎ払いにその魔力を合わせて斬擊を飛ばす。
「ふむ、魔力の扱いが拙いとは聞いていたが……なかなかやるじゃないか」
「イマイチ理解しちゃあいないが、スキルの強制発動に使えるって事が分かったよ」
改めて周囲の状況を窺う。
炎弧は残り6匹。
どうやら炎弧の魔力を吸収すれば復活はしないようだ。
「なら……斬りまくる!」
飛びついてくる炎弧をギリギリで避け、胴体の部分を切り裂く。
吸収された魔力は大鎌に宿り刃が赤く光を放つ。
「さてさて、どうしようか」
妖弧は妖しげな笑みを崩さず何かの札を炎弧に飛ばす。
『が、グルァ!』
札が貼りついた炎弧は大きさが倍以上になり、感じる圧力も以前の比じゃあない。
「随分とパワーアップするんだな」
「我の魔力を持ってすればたやすい事よ。それより良いのか? 今度の炎弧は一撃が重いぞ?」
確かに大きさ、質量、魔力量も増えているが……。
「当たらなければどうと言うことはない!」
大きくなった分大鎌の攻撃は当てやすい。
しかも吸収すれば魔力も回復できるし、効率よく戦える。
回避してからの一撃で順調に炎弧を倒し、残すところあと一体。
「ふぅ、そいつでラストだな」
「ふふふ、そうじゃな」
妖弧は変わらず妖しげな笑みを浮かべている。
何かおかしい。
直感的に感じる違和感。
そしてその違和感に気づきーー
「バレットチェンジ『ナイアガラ!』『ナイアガラ!』『ナイアガラ!』」
咄嗟に炎弧の魔力を使い特殊バレットを乱射する。
当然魔力は一気に減り、炎弧から吸収した分は全て吐き出した。
「危ねぇ、なんて罠を仕掛けやがるんだ」
「ほう、気づくとは……評価はさらに上方修正の必要有りじゃな」
炎弧は妖弧の魔力で創られたモノだ。
その炎弧の魔力を吸収した大鎌は、当然妖弧の魔力を貯めている。
そしてある一定の魔力量を過ぎると妖弧は意図的に炎弧を暴走させるつもりだったのだ。
もちろんそれは妖弧の魔力を吸収した大鎌、そして俺にも影響は出るだろう。
吸収されても余裕でいられたのは罠だからだろう。
「まさか、周囲の魔力を取り込んでいるのか?」
「さてさて、それはどうだろう。一度放出した魔力は回収できぬが理じゃ」
相変わらず余裕の笑みを浮かべる妖弧。
「そうは見えねぇけどな」
妖弧の周囲を赤い鱗粉のような魔力が渦巻いている。
あれが先程の炎弧の魔力なのだろう。
そもそも回収できないなんて初耳だ。
「ふむ、まぁ良い。我の本気を少々見せてやろう」
妖弧は目の前に可視化出来るほどの魔力の渦を生み出し、右手を魔力の渦の中に沈める。
「く、なんて圧力だ……」
台風の中にいるような魔力の奔流に踏ん張って立つことしか出来ない。
「攻刃カグツチじゃ。まあ、死しても幻想……初撃位はいなしてみよ」
魔力が弾け現れたそれは、赤い綺麗な刀だった。
刀身は薄く、陽炎のように輪郭が揺れている。
ヒュンと一振りするだけで空間に切れ目が生じるような軌跡を描く。
「炎の刀か……近接は無謀だな」
ウェポンチェンジでガンモードに切り替える。
「愚かな」
「なっ!?」
気づいたら目の前に妖弧がいた。
なんとかバレットを撃ち、反動で距離を取る。
「初太刀焔斬り」
「がっ!?」
反動すらも加味した、居合いのような一撃が飛んできて俺の武器を切り飛ばす。
「次斬崩落」
間髪入れずに上段からの返しが降ってくる。
やられる!?
反射的に切り飛ばされた武器の残骸を手放して盾を構える。
が、俺の盾は一撃で粉々に砕かれた。
一撃だって!?
「刺突針炎」
妖弧は半歩下がり、再び突進してくる。
防げない!
直感的に悟った俺は両腕でガードの姿勢を作り、構える。
瞬間、トラックにでも轢かれたような衝撃が腕にぶつかり意識が飛んだ。
どうやら一瞬だけ気絶したようだ。
落下した衝撃で強引に覚醒させられた感じで気持ち悪いが。
「三撃か、初見で崩落まで反応したのは見事だが……最後のは無意識か?」
妖弧は魔力を散らし攻刃カグツチは陽炎のように消えていった。
意識はあるが身体が動かない。
「妖弧、時間だ」
妖弧の前に白い鬣のような髪をした偉丈夫が腕を組んだまま音もせず現れる。
新手か?
妖弧は一つ頷き何かを調べるように手をかざす。
「そうか、コイツもまた器以上ということか……そっちはどうだ?」
「器未満だ。もっとも一人は封印されているのか、確信は持てなかったが」
まさか、レイラ達の方にも?
「ふむ、一先ず主の元に戻るとしようか白狼」
「ああ、空間は閉じておけ」
「そうじゃな、と。これは我からの頑張り賞じゃ」
妖弧は柏手を打つと白い炎を生み出し、俺の身体に投げてきた。
白い炎は溶けるように俺の身体に沈んでいく。
「次は名前くらい聞かせて欲しいものじゃ」
その言葉を最後に空間が閉じた。
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