579 / 664
第四章
4-128 森(ダンジョン)で新たな変化が...
しおりを挟む
私達が森(ダンジョン)での事を報告している時のことだった。
私達が去った森(ダンジョン)では密かに新たな動きが始まっていた。
それは私達がまだ調査を行なっていなかった未知のダンジョンにだ。
表向きはたいして変化は見られないのだが...問題はその中だった。
なんと、私達が見つけた時はダンジョンはダンジョンだったのだが、まだダンジョンとしては目覚めていなかったのだ。
それが、私達が近くに通りかかったものだからダンジョンとしての機能にスイッチが入ってしまい、本格的にダンジョンとして機能しようと目覚めてしまった。
どういうこと?と思うでしょう?
実は、私達が見つけた時は形としてはダンジョンとして存在していたが、ダンジョンとしては休眠状態だった。
じゃーダンジョンとしての発動条件とは??
それは...ダンジョンの主が、強敵を感知した時に目覚める様に設定されていた。
それを私達が知ることになるのはもっと後になってなんだけどね...。
私やキュリッチに感知されずに、未知のダンジョン全てが休眠状態から目覚めて、ダンジョンとして起動開始しだした。
眠っていた各階の魔物達も目覚めて、それぞれ元々から決められた場所へと本能で移動していく。
もちろん各ダンジョンの主も目覚めて自分の魔力を自分が治めるダンジョンに少しずつ流していき、いつでも迎え撃てるようにひっそりと準備をしていた。
未知のダンジョンは森のダンジョンとは違い地下に進むにつれて、魔物のレベルはもちろんのこと、罠や魔物の量や種類がえげつなくなっていく。
そして、主に行き着く前に控えている中ボスクラスの魔物も勿論目覚めて準備をしている。
彼らが強敵とみなした相手が...私達兄弟であるのだが、彼ら自身もわずかに流していた私達の魔力で判断しただけなので、どの程度の実力が私達にあるかはきちんと把握していない。
そのため、今の段階なら問題ないのだが...問題のはこの未知のダンジョンは学習機能型のダンジョンなのだ。
つまりどういうことかと言うと...、一度攻略されたら攻略した相手の能力を把握して、次回は攻略されない様に学習して成長するのだった。
それにいって全く知らない私達。
知っているのは未知のダンジョンとその主だけだった。
《さぁー、いったいどんな奴が来るのかなぁー。》
《あの魔力...人ではないね。》
《楽しみだのぉ~。強敵!!歓迎だ!!》
未知のダンジョンの主達はそれぞれわずかに感じ取った私達兄弟の魔力だけで、相手が誰かを想像して各々着実に準備を行なっていた。
そんなことは全く知らず、私達兄弟はこの先...まず、森のダンジョンをどうするか悩んでいたのだった。
私達が去った森(ダンジョン)では密かに新たな動きが始まっていた。
それは私達がまだ調査を行なっていなかった未知のダンジョンにだ。
表向きはたいして変化は見られないのだが...問題はその中だった。
なんと、私達が見つけた時はダンジョンはダンジョンだったのだが、まだダンジョンとしては目覚めていなかったのだ。
それが、私達が近くに通りかかったものだからダンジョンとしての機能にスイッチが入ってしまい、本格的にダンジョンとして機能しようと目覚めてしまった。
どういうこと?と思うでしょう?
実は、私達が見つけた時は形としてはダンジョンとして存在していたが、ダンジョンとしては休眠状態だった。
じゃーダンジョンとしての発動条件とは??
それは...ダンジョンの主が、強敵を感知した時に目覚める様に設定されていた。
それを私達が知ることになるのはもっと後になってなんだけどね...。
私やキュリッチに感知されずに、未知のダンジョン全てが休眠状態から目覚めて、ダンジョンとして起動開始しだした。
眠っていた各階の魔物達も目覚めて、それぞれ元々から決められた場所へと本能で移動していく。
もちろん各ダンジョンの主も目覚めて自分の魔力を自分が治めるダンジョンに少しずつ流していき、いつでも迎え撃てるようにひっそりと準備をしていた。
未知のダンジョンは森のダンジョンとは違い地下に進むにつれて、魔物のレベルはもちろんのこと、罠や魔物の量や種類がえげつなくなっていく。
そして、主に行き着く前に控えている中ボスクラスの魔物も勿論目覚めて準備をしている。
彼らが強敵とみなした相手が...私達兄弟であるのだが、彼ら自身もわずかに流していた私達の魔力で判断しただけなので、どの程度の実力が私達にあるかはきちんと把握していない。
そのため、今の段階なら問題ないのだが...問題のはこの未知のダンジョンは学習機能型のダンジョンなのだ。
つまりどういうことかと言うと...、一度攻略されたら攻略した相手の能力を把握して、次回は攻略されない様に学習して成長するのだった。
それにいって全く知らない私達。
知っているのは未知のダンジョンとその主だけだった。
《さぁー、いったいどんな奴が来るのかなぁー。》
《あの魔力...人ではないね。》
《楽しみだのぉ~。強敵!!歓迎だ!!》
未知のダンジョンの主達はそれぞれわずかに感じ取った私達兄弟の魔力だけで、相手が誰かを想像して各々着実に準備を行なっていた。
そんなことは全く知らず、私達兄弟はこの先...まず、森のダンジョンをどうするか悩んでいたのだった。
応援ありがとうございます!
10
お気に入りに追加
573
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる