ドラゴンなのに飛べません！〜しかし他のドラゴンの500倍の強さ♪規格外ですが、愛されてます♪〜

第四章

4-5 私達兄弟がリーダー？！

　あの惨劇から私達の住む世界は大きく変化した。
複数あった国は国同士が合併して大きく三つの大国となり新たな国として生まれ変わった。

それに伴い三つの大国がそれぞれ協力しあって復活するであろう奴と対抗すべく新たな組織を作り出したのだ。

それが... 
魔法が使える全ての種族が集まって作られた組織で...《魔法組織》

建築系の知識や技術をもった種族が集まって作られた組織で...《建築組織》

冒険者や騎士達を中心とした戦闘が得意な種族が集まって作られた組織で...《武闘組織》

それぞれの組織のトップは私達のよく知る人達ばかり。
私達の保護者達だ。

彼らは誰よりもそれぞれの組織のリーダーに相応しいと三つの大国の王様達からの太鼓判がありそれぞれ組織のリーダーやサブリーダーとして派遣されて組織の運営や部下の育成に勤しんでいる。

そしてそれは私達兄弟も例外ではない。

大国の王様達から私達兄弟名指してある命を受けた。
それが...

「君達兄弟とまでは言わない。それは無理だと思っている。だけど...君達が闘う時に補助として行動できるものを育てて欲しい。」

という事で私達兄弟はそれぞれ自分が指揮官となって軍隊を作りある程度の魔物なら倒せる軍隊をそれぞれ作ることに。

その命を受けてからは私達はギルドの仕事から一時離れて組織を作りそいつらを鍛え上げることに専念した。

ブルーム兄さんがリーダーとなって作った組織は飛行戦をメインとしたドラゴン族を中心として魔法が使える人やエルフ族も組み合わせて作った総勢五十人の《スカイ部隊》を作った。

ラース兄さんは知能戦をメインとして弓や短剣などの飛び道具を使ったりしてメインの闘いをサポートする総勢八十人の《グリーン部隊》を作った。

ローダンは防衛戦をメインとして負傷した者達の回復や攻撃を防ぐことをする総勢百五十人の《ブルー部隊》を作った。

フレアと私は地上戦をメインとして、飛行戦をサポートするために総勢三百人の《ホワイト部隊》を作った。

それぞれ組織を作ってそれに属する者達をちゃんと戦えるように鍛える日々を過ごした。

どの組織も人間、ドワーフ、エルフ、ドラゴン族のなかでそれぞれの組織の適正に合う人達を選んでいる。

そして彼らにも私達が師匠達から教わった訓練を実施してもらってちゃんと戦えるようにしていった。

訓練から魔物に対しての実戦も行い奴が復活するした時にちゃんと戦えるように鍛え上げて行くことによりかなり素晴らしい組織になっていった。

この世界最強と言われるぐらいに。