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第二章
2-9 新しいギルドは
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今回の話し合いでこのギルドのギルマスは第二王子とブルーム兄さんがする事になり、その補佐に第三王子とラース兄さんが請け負う事に。
その他、第四王子と第五王子で受付、雑務の責任者を。
ローダンとフレアで素材や依頼書などの管理責任者をそれぞれが請け負う事に。
じゃー私は?ってなるでしょう?
私はこのギルドの看板ソロ冒険者として奮闘しつつ、厄介者達の対応をする事になった。
それぞれの仕事内容をギルマス達から指導を受ける事になった兄達。
その他の従業員はどうするかと言うと...だ。
「なら俺たちが人肌脱いでやるよ。」
そう言ってくれたのがツルピカさん達だ。
今まで息を潜めるかの様にいたので存在自体を忘れかけていたよ。
「俺たちがリタイヤした冒険者仲間や仕事を探している連中に当たってやるよ。」
『なら...ワシも協力するかね。』
と長老も提案してくれた。
「なら私達も協力しないとね。」
「ああ。人種問わないんだったら俺たちの方が適任だな。」
そう言ってキリル姐さん達も提案してくれたのだ。
「なら従業員等の問題もあるから一般公開まで一ヶ月の猶予を儲けよう。それまでに各自与えられた業務を把握して、人材の確保も行う様にでいいかなぁ?」
王様は皆んなの話を聞きながら話を纏めにかかる。
『それだけ期間があればいけるだろう。』
『それは兄さんの頑張り次第です。こちらに丸投げしないで下さいね。』
「とにかく頑張るしかないです。私で力になる事は頑張りますから。」
「そうですよ!今度は私達も真面目に取り組みますから。」
王様達は自分の子供の成長具合に感激していた。
「まさか...ここまで変わるとは...。」
そう呟く王様に私の両親がニヤリと笑いながら近づいて何やら耳打ちをしていた。
両親に何を言われたのだろうか王様はかなりショックを受けつつも目の前で楽しそうに語らい合う兄や王子達の姿を見て何やら決心をした様子だった。
私はと言うと...。
「いいかスノー。ソロでもお前さんの力は桁違いなんだからちゃんと加減して仕事をしろよ。」
「なんだったら俺が着いて行くから任せろ。」
『えっ!ずるい!僕も行くよ!』
「お前は少し姉離れしろ!」
『ヤダァー!!』
「やかましい!!お前たちはお前達で仕事があるだろうが!!それをこなせ!
あと、しばらくは俺たちのギルドの依頼も今まで通り受けてくれよ。」
とギルマスから注意と指導を受けていた。
少しずつだが、私達が目指して行くものの姿が見えて来ていた。
これなら彼女達を招待するのも近い日になりそうだと思ったのだ。
その他、第四王子と第五王子で受付、雑務の責任者を。
ローダンとフレアで素材や依頼書などの管理責任者をそれぞれが請け負う事に。
じゃー私は?ってなるでしょう?
私はこのギルドの看板ソロ冒険者として奮闘しつつ、厄介者達の対応をする事になった。
それぞれの仕事内容をギルマス達から指導を受ける事になった兄達。
その他の従業員はどうするかと言うと...だ。
「なら俺たちが人肌脱いでやるよ。」
そう言ってくれたのがツルピカさん達だ。
今まで息を潜めるかの様にいたので存在自体を忘れかけていたよ。
「俺たちがリタイヤした冒険者仲間や仕事を探している連中に当たってやるよ。」
『なら...ワシも協力するかね。』
と長老も提案してくれた。
「なら私達も協力しないとね。」
「ああ。人種問わないんだったら俺たちの方が適任だな。」
そう言ってキリル姐さん達も提案してくれたのだ。
「なら従業員等の問題もあるから一般公開まで一ヶ月の猶予を儲けよう。それまでに各自与えられた業務を把握して、人材の確保も行う様にでいいかなぁ?」
王様は皆んなの話を聞きながら話を纏めにかかる。
『それだけ期間があればいけるだろう。』
『それは兄さんの頑張り次第です。こちらに丸投げしないで下さいね。』
「とにかく頑張るしかないです。私で力になる事は頑張りますから。」
「そうですよ!今度は私達も真面目に取り組みますから。」
王様達は自分の子供の成長具合に感激していた。
「まさか...ここまで変わるとは...。」
そう呟く王様に私の両親がニヤリと笑いながら近づいて何やら耳打ちをしていた。
両親に何を言われたのだろうか王様はかなりショックを受けつつも目の前で楽しそうに語らい合う兄や王子達の姿を見て何やら決心をした様子だった。
私はと言うと...。
「いいかスノー。ソロでもお前さんの力は桁違いなんだからちゃんと加減して仕事をしろよ。」
「なんだったら俺が着いて行くから任せろ。」
『えっ!ずるい!僕も行くよ!』
「お前は少し姉離れしろ!」
『ヤダァー!!』
「やかましい!!お前たちはお前達で仕事があるだろうが!!それをこなせ!
あと、しばらくは俺たちのギルドの依頼も今まで通り受けてくれよ。」
とギルマスから注意と指導を受けていた。
少しずつだが、私達が目指して行くものの姿が見えて来ていた。
これなら彼女達を招待するのも近い日になりそうだと思ったのだ。
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