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第一章
1-55 付け狙われ、魔物にも?!
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人間の世界での生活にも慣れて、近くの村や街に買い物に出かけるようになってある日の事だった。
いつものように、父さんと母さんと近くの街へ買い物に出掛けていた時の事だった。
私や兄達は中々気付がなかったのだが、
どうやら私達は誰かに付けられていたのだった。
その為、街に入ってから両親がかなり警戒をしていたのだった。
しかも、かなりピリピリと。
元々家から出ると周りをかなり警戒する両親だが、今日はいつにもなくかなり警戒していた。
それは、街を出てもだった。
どうやら、街を出てもある一定の距離を空けて私達の後を付けているのだとか。
私や兄達が居るため下手な事ができずに悩んでいる両親の元へ、運良く助けが入ったのだった。
ガジマルとティファナが迎えに来てくれたのだった。
すると、私達をつけていた連中も気配を消して消えたようだった。
それを確認すると、両親の警戒がかなり落ち着いた。
ガジマルとティファナと合流して、街での出来事を帰宅道中両親はこっそりと話していた。
私と兄達は話の内容が気になりながらも歩き慣れた道を歩いていると...?!
なんと、道の脇の林の中から大きな虎のような姿をした魔物が現れたのだった。
私と兄達は、思わず抱き合って固まってしまった。
私達の少し後ろを歩いていた両親とガジマル達は、慌てて戦闘態勢になるも下手に動いて私達に危険が及ぶといけないので、様子をうかがっていたのだった。
"この魔物、なんでこんなところに?!"
"この近辺では、生息していないはず?!"
「確かに。あいつはA級クラスの魔物で、"トラディホン"だ。
本来なら、標高高い山の中で生息している魔物だ。」
「なんでこんな人里近くにいるのさ?!それに、子供達が危ない?!どうする?」
トラディホンという魔物は、標高高い山の中でも木々や大岩のある場所を好んで住処とするのだとか。
寒さに強いが、暑さに弱く比較的臆病な性格の魔物の為、滅多と人里にら降りてこないとか。
繁殖期になると、雌を求めて雄が移動のために人里近くまで現れる事があるが、こちらから攻撃するか、縄張りに侵入しない限りは襲ってこない珍しい魔物だとか。
そんな魔物はが、かなり唸り声を上げて私達を見つめているのだった。
なぜか標的は私と兄達のようだ。
ちなみに、今は繁殖期でもなんでもないとか。
ならなぜ?
私と兄達は、目の前に現れた大きな見たこともない魔物に餌として認識されて震えていた。
万事休す?!
そう思った時だった。
魔物の足元に魔法陣が現れて、なんと魔物が空の彼方に飛ばされて行ったのだった。
あまりの展開に唖然とする私達と両親達。
すると...。
「良かったわね。食べられなくって。
お腹がすきすぎて、迎えに来たわよ。」
そう言って笑顔を浮かべる魔女さんの姿があったのだった。
いつものように、父さんと母さんと近くの街へ買い物に出掛けていた時の事だった。
私や兄達は中々気付がなかったのだが、
どうやら私達は誰かに付けられていたのだった。
その為、街に入ってから両親がかなり警戒をしていたのだった。
しかも、かなりピリピリと。
元々家から出ると周りをかなり警戒する両親だが、今日はいつにもなくかなり警戒していた。
それは、街を出てもだった。
どうやら、街を出てもある一定の距離を空けて私達の後を付けているのだとか。
私や兄達が居るため下手な事ができずに悩んでいる両親の元へ、運良く助けが入ったのだった。
ガジマルとティファナが迎えに来てくれたのだった。
すると、私達をつけていた連中も気配を消して消えたようだった。
それを確認すると、両親の警戒がかなり落ち着いた。
ガジマルとティファナと合流して、街での出来事を帰宅道中両親はこっそりと話していた。
私と兄達は話の内容が気になりながらも歩き慣れた道を歩いていると...?!
なんと、道の脇の林の中から大きな虎のような姿をした魔物が現れたのだった。
私と兄達は、思わず抱き合って固まってしまった。
私達の少し後ろを歩いていた両親とガジマル達は、慌てて戦闘態勢になるも下手に動いて私達に危険が及ぶといけないので、様子をうかがっていたのだった。
"この魔物、なんでこんなところに?!"
"この近辺では、生息していないはず?!"
「確かに。あいつはA級クラスの魔物で、"トラディホン"だ。
本来なら、標高高い山の中で生息している魔物だ。」
「なんでこんな人里近くにいるのさ?!それに、子供達が危ない?!どうする?」
トラディホンという魔物は、標高高い山の中でも木々や大岩のある場所を好んで住処とするのだとか。
寒さに強いが、暑さに弱く比較的臆病な性格の魔物の為、滅多と人里にら降りてこないとか。
繁殖期になると、雌を求めて雄が移動のために人里近くまで現れる事があるが、こちらから攻撃するか、縄張りに侵入しない限りは襲ってこない珍しい魔物だとか。
そんな魔物はが、かなり唸り声を上げて私達を見つめているのだった。
なぜか標的は私と兄達のようだ。
ちなみに、今は繁殖期でもなんでもないとか。
ならなぜ?
私と兄達は、目の前に現れた大きな見たこともない魔物に餌として認識されて震えていた。
万事休す?!
そう思った時だった。
魔物の足元に魔法陣が現れて、なんと魔物が空の彼方に飛ばされて行ったのだった。
あまりの展開に唖然とする私達と両親達。
すると...。
「良かったわね。食べられなくって。
お腹がすきすぎて、迎えに来たわよ。」
そう言って笑顔を浮かべる魔女さんの姿があったのだった。
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