異世界親父騒動記

マサカド

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番外編

番外編 親父たちのオヤジピック2024 一日目

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「読者の皆様、こんにちわもしくはこんばんわ。司会担当の冒険者パーティードリフターのリーダーをやっております村正です。2020年にオヤジピックをやって、四年がたちました。よって今回の番外編は異世界親父騒動記の登場人物全員で、オヤジピックをこの異世界の某所でやりたいと思います。では行ってみましょう」

開会式
とある広場。
 親父たちは他の参加者と一緒に並んで、聖火が聖火台に点火されるのを待っていた。
「聖火台はどこにあるんだ?」
「一番高い塔らしいでござる!」
「この辺で一番高い塔と言えば……」
「うむ、あそこしかないね!」
「肯定であります!」
 点火時間になったが、火が点いているようには見えなかった。
「火が点いているようには見えないが……」
「点いてないな!」
「うむ、点いてないね!」
「肯定であります!」
「火は点いているでござるよ!」
「「「「.…………!!」」」」
 影の言葉に親父たちはだけではなく、周りの参加者も驚いた。
「影!あれが見えるのか?」
「見えるでござるよ!」
「うむ、大体の予想はつくが、火の大きさはどれくらいかね?」
「マッチ棒でつけた時の大きさの火でござる!」
(((((見えるかーーー!!)))))
 影以外の全員が心の中でツッコミを入れた。
「あ!」
「どうしたんだ?影!」
「消えたでござる!」
「「「「「………………」」」」」
 影の言葉に全員の心の中に、「不安」の文字が浮かんだまま、正々堂々もスポーツマンシップもないオヤジピックが開始された。

反省会
村正「聖火が消えたのって……アレか!」
ブドウ「アレに間違いないな!」
教授「うむ、アレしかないよ!」
影「アレでござる!」
軍曹「肯定であります!」
全員「「「「「予算がなかったから(でござる)!」」」」」
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