異世界親父騒動記

マサカド

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第六章 親父たち、追う者と追われる者

親父たち、水晶を検証する。

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前回までのあらすじ
村正とブドウが同時に水晶に触れた事によってヒゲダンスを踊り始めた。

 親父たちの現状は……。
 軍曹……気絶。
 村正とブドウ……ヒゲダンスを踊っている。
 一応は無事な教授と影に至っては……。
「うむ、我々の現状はまずいことになったね!」
「ブドウどのが水の入ったバケツを振り回しているでござる!」
 現状を確認するだけで背一杯だったが、教授の一言で、事態は動く。
「うむ、この場にいる全員にあの水晶を触ってもらうことにしよう!」
「「「「「…………?」」」」」
 教授を除く全員の頭の上にクエスションマークが現れた。
「教授どの!なぜ全員に水晶を触ることになるんでござるか?」
「うむ、簡単だよ!この事態は異常だ!これを解決するためにも全員の協力で水晶に触ってもらって結果を調べるが必要あるのだよ!」
「理屈はわかるでござるが、皆が協力してくれるんでござるか?」
 その心配はなかった。
 儀式を見学していた女性陣が協力的で反対する聖職者たちを物理的に黙らせてしまった。
「これって?いいんでござるか?」
「うむ、男はいくつになっても少年心を失わないように、女もいくつになっても乙女であるものさ!」
「何か違うと第六感が叫んでいるのは気のせいでござるか?」
 影の疑問に見学者である男性陣も無言でうなづいた。
 二時間後。
 全員が水晶に触れたことでわかった結果は…。
「うむ、男性陣は全員が手に火傷したね!」
「女性陣は手に油のようなものがついたでござる!」
 それだけしか分からなかった。

親父たち(影と教授のみ)の反省会
影「なんで作者は今日に限って本編と閑話の両方を投稿したんでござる?」
教授「うむ、考えられるのは今日が父の日だから!」
影「あ!村正殿の為でござるか!」
教授「うむ、それだけの為に変な呪いが、掛かった状態にしたのかもしれないね!」
影「それじゃ、ブドウどのと軍曹どのは……」
教授「うむ、巻き込まれただけだろうね!では最後の締め言葉を言おう!」
影「了解でござる!」
影&教授「「父の日を祝ってもらえない思っている人。あなたは孤独ではありません。ここに仲間がいると思ってください(でござる)!」」
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