異世界親父騒動記

マサカド

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番外編

番外編 オヤジのスパイ映画

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「読者の皆様、こんにちわもしくはこんばんわ。司会担当の冒険者パーティードリフターのリーダーをやっております村正です。GWも明日でおわります。GWのシメの娯楽として、「オヤジのスパイ映画」を、どうぞお楽しみください」

ナレーター「真実は何時も一つ…………とは限らない」
 「災厄」のライセンスを持つとされている三流スパイ。
通称、OOYAJI(ダブルオーヤジ)。
 その男が飛行中のヘリから任務の為にパラシュートで降下していた。
 酔っぱらった状態で…………
 なぜ?任務中に酔っ払っているのか?
 答えは簡単、飲兵衛だからである。
  右手には酒の入った一升瓶を持っていたが、うっかり手を離して落とした。
  一升瓶はそのままジョキングしていたランナーの頭に当たり、ランナーは倒れた。
   ダブルオーヤジはその事に気づかないフリをして、目的地に着陸した。
   今回の任務は裏取引に使われるブツの奪取もしくは破壊する為に敵組織のアジトに潜りこんだ。
   結果だけ見れば、ダブルオーヤジは失敗した。
   敵のアジトで暴れるだけ暴れて、組織のボスとブツには、逃げられた。
   ダブルオーヤジの任務は失敗した……………………が、敵組織は壊滅した。
   なぜか?
   簡単な話だ。
   取引が失敗したからだ。
   何時間待っても取引相手が現れなかった為、これまでの損失を埋めることができずに破産した。
 取引相手に何があったのか?
 鍵はダブルオーヤジの一升瓶。
 冒頭でダブルオーヤジの被害にあったランナーが、取引相手だった。
 しかも、打ちどころが悪かったため、記憶喪失になっていた。
 ダブルオーヤジ、災厄のライセンスは伊達ではない。

映画の感想
村正「一つ疑問なのだが……」
ブドウ「ワシも疑問に思っていたんだが……」
教授「うむ、疑問が残っているのは、確かだね!」
影「疑問でござる!」
軍曹「肯定であります!」
親父たち「「「「「ダブルオーヤジは我々の誰なんだ(でござる)!!」」」」」

ダブルオーヤジの正体。
答え:五重人格者

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