異世界親父騒動記

マサカド

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第五章 親父たちと砂漠

親父たち、城攻めをする1

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前回までのあらすじ
ドクスマ・マンを反則技(?)で撃退した親父たち。
次なる相手は…………。

 次なる階層で親父たちは見上げていた。
「壁だ!」
「壁だな!」
「うむ、壁だね!」
「壁でござる!」
「壁であります!」
 親父たちの行く手を遮る様に壁が存在していた。
「見たところ廃材を材料にしているようだ!」
「しかし、なぜ?こんな所に壁を作ったんだ?」
「うむ、壁といえば……」
「敵の侵入を防ぐために決まっているでござる!」
「肯定であります!」
 教授の言葉を遮るように影が答える!
 そして、その言葉を待っていたかのように、現れた者がいた。
「ガハハハハ!!待っていたぞ!愚かな侵入者ども!」
 壁の上から親父たちを言葉をかけたのは、この階層の番人ブロッカー。
「アレがこの階層の番人か?」
「うむ、どうやら、そのようだね!」
「つまり、あいつを倒せば……」
「次の階層に進めるでござる!」
「肯定であります!」
 親父たちは楽観視していた。
「ガハハハハ!わしを間抜けなナーワや脳筋のドクスマ・マンと一緒にするな!このブロッカー様の要塞を突破するのは不可能だ!」
 ブロッカーの言葉に親父たちは反応した。
「要塞?」
「うむ、要塞というよりは砦のような気がするんだが?」
「見栄だな!」
「見栄でござる!」
「肯定であります!」
「要塞だ!!」
 親父たちの反論にブロッカーは大声で否定した。
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