異世界親父騒動記

マサカド

文字の大きさ
上 下
189 / 274
第五章 親父たちと砂漠

親父たち、脱出……できるかな?2

しおりを挟む
前回までのあらすじ
紅海の小島から脱出しようとした親父たち。
しかし、元の小島に戻っただけであった。

 紅海の小島に再漂着して、一週間がたった。
 砂浜で親父たちはスクラムを組んでいた。
「今度こそ、この島を脱出するぞ!」
「もちろんだ!そのための準備は怠っていない!」
「うむ、イカダも帆船に進化したからね!」
「羅針盤もセットしたでござる!」
「肯定であります!」
 親父たちはこの日の為に乗っていたイカダを解体し、試行錯誤の末に帆船を作り、保存食や水の確保。
 さらには方向を間違えないように羅針盤(磁気を帯びた針)もセットした。
 後は出発するだけ。
「ドリフター号!出発だーー!」
「「「「おう(でござる)!!」」」」」
 親父たちの準備は完璧だった。
 途中で嵐に会わなければ…………。
 ドリフター号は嵐によって沈没。
 親父たちは元いた島に再々漂着した。

 次の日。
「おかしい!」
「おかしいな!」
「うむ、おかしいね!」
「おかしいでござる!」
「肯定であります!」
 親父たちは島で拠点にしているツリーハウスの木の下で、なぜ突然、嵐に巻き込まれたのか疑問に感じていた。
「あんなに天気が良かったのに、突然の嵐はおかしくないか?」
「空も大気も異常はなかったでござる!」
「それなのに、まるで漫画のページをめくるみたいに嵐になったな!」
「うむ、まるで我々を島から出さないようにしているとしか思えないよ!」
「肯定であります!」
 親父たちは疑問はある一つの行動で解決した。
 それは鑑定。
 鑑定した結果。
 この島は…………アイランド・タートルというモンスターだった。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活

XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。

僕が美少女になったせいで幼馴染が百合に目覚めた

楠富 つかさ
恋愛
ある朝、目覚めたら女の子になっていた主人公と主人公に恋をしていたが、女の子になって主人公を見て百合に目覚めたヒロインのドタバタした日常。 この作品はハーメルン様でも掲載しています。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

パンツを拾わされた男の子の災難?

ミクリ21
恋愛
パンツを拾わされた男の子の話。

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

男女比がおかしい世界に来たのでVtuberになろうかと思う

月乃糸
大衆娯楽
男女比が1:720という世界に転生主人公、都道幸一改め天野大知。 男に生まれたという事で悠々自適な生活を送ろうとしていたが、ふとVtuberを思い出しVtuberになろうと考えだす。 ブラコンの姉妹に囲まれながら楽しく活動!

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

処理中です...