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番外編
番外編 こんな月面レースは嫌だー!(こんな○○は嫌だシリーズ)
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「読者の皆様、こんにちわもしくはこんばんわ。司会担当の冒険者パーティードリフターのリーダーをやっております村正です。今回の番外編は、「こんな月面レースは嫌だー!」をお送りしようと思います。どうぞお楽しみください」
「教授!」
「うむ、なんだね?村正くん!」
「拙者たち、確か月面レースをやるために元の世界に一時的に戻って来たんだよな!」
「うむ、その通りだよ!何か問題があるのかね?」
「問題も何もここは鳥取砂丘だ!月面レースじゃなかったのか?」
「うむ、ここ鳥取砂丘は月面に似た環境なのだよ!」
「…………わかった!百歩譲って、レース場はそれでいいとしよう。だが、これはなんなんだ!」
「うむ、見ての通りレースに使うマシンだよ!」
「ミニ○駆じゃないか!」
「うむ、我々の予算ではコレが限界なのだよ!そんなことよりもマシンをカスタムしなくていいのかね?他のメンバーは改造中だよ!」
突っ込む気もなくなった村正は自分のマシンを改造し始めるのだった。
一時間後。
「うむ、全員そろったね!では、一人ずつマシンの紹介をしよう!」
「まずはワシ、ブドウのマッドマックス号だ!」
ブドウのマシンは、終末世界に登場するような殺戮マシンだった。
「他のマシンを壊すためだけに改造したな!」
「改造したでござる!」
「うむ、改造したようだね!」
「肯定であります!」
「これで優勝はもらった!」
「うむ、では次に影のマシンの紹介をしてくれたまえ!」
「わかったでござる!この忍び号で勝負でござる!」
影のマシンは光に反射して見えなかった。
「影!全然マシンが見えないんだが、あるのか?」
「ミラーコーティングを施しているんでござる!」
「「「「…………」」」」
親父たちは、この後、忍び号の運命がどうなるのか、わかった。
「次は自分であります!このデザートウルフ号で勝負であります!」
軍曹のマシンはピンクのボディにタイヤではなくキャラピラだった。
「ピンクのマシンとは意外だったな!」
「うむ、だが砂場でピンク色なのは利にかなっているよ!」
「そうなのでござるか?」
「うむ、砂漠では迷彩として適しているからね!」
「昔のアニメのオープニングにそんなピンク色の車があったな!」
「次は拙者のマシンを紹介しよう!この戦龍号でトップを狙う!」
村正のマシンは甲冑の模様を施した赤いマシンだった。
「侍の村正らしいマシンだな!」
「他に比べて普通でござる!」
「肯定であります!」
「うむ、最後は私だね!私はこのスーパーミレニアム号で優勝を目指す!」
教授のマシンを一目見ただけで、ミニ四○ではないことを親父たちは理解した。
「アレ!絶対にミニ○駆じゃないぞ!」
「せこい手をつかったな!」
「卑怯でござる!」
「肯定であります!」
「うむ、ではスタートの準備だ!」
こうして親父たちのマシンをスタート地点に並ばれた。
「うむ、最初に説明した通り、あの旗がゴールだ!ではスタート!」
こうして親父たちのマシンは一斉にスタートした………………が、誰もゴールできなかった。
教授の「スーパーミレニアム号」はスタートした瞬間に自爆。
村正の「戦龍号」は自爆に巻き込まれ、大破。
影の「忍び号」は爆風で吹き飛ばされて、どこに行ったか行方不明になった。
まともにスタートしたのはブドウの「マッドマックス号」と軍曹の「デザートウルフ号」だけだった。
だが、
軍曹の「デザートウルフ号」はキャタピラが破損し、走行不能になり、ブドウの「マッドマックス号」は砂に沈んで行った。
こうして、誰も優勝できず月面レースは終わった。
反省会
村正「誰もゴールできなかったな!」
ブドウ「わしらがなにかの競技すると不思議と誰もゴールできないような気がするんだが、気のせいか?」
影「気のせいではないでござる!」
軍曹「肯定であります!」
教授「うむ、私はこの結果が正しいと思うよ!」
教授以外の親父たち「「「「なぜ(でござる)?」」」」
教授「この話のタイトルは、こんな○○は嫌だ!だからね。完走できないのは当たり前だよ!」
教授以外の親父たち「…………」(納得できるけど納得できない表情)
「教授!」
「うむ、なんだね?村正くん!」
「拙者たち、確か月面レースをやるために元の世界に一時的に戻って来たんだよな!」
「うむ、その通りだよ!何か問題があるのかね?」
「問題も何もここは鳥取砂丘だ!月面レースじゃなかったのか?」
「うむ、ここ鳥取砂丘は月面に似た環境なのだよ!」
「…………わかった!百歩譲って、レース場はそれでいいとしよう。だが、これはなんなんだ!」
「うむ、見ての通りレースに使うマシンだよ!」
「ミニ○駆じゃないか!」
「うむ、我々の予算ではコレが限界なのだよ!そんなことよりもマシンをカスタムしなくていいのかね?他のメンバーは改造中だよ!」
突っ込む気もなくなった村正は自分のマシンを改造し始めるのだった。
一時間後。
「うむ、全員そろったね!では、一人ずつマシンの紹介をしよう!」
「まずはワシ、ブドウのマッドマックス号だ!」
ブドウのマシンは、終末世界に登場するような殺戮マシンだった。
「他のマシンを壊すためだけに改造したな!」
「改造したでござる!」
「うむ、改造したようだね!」
「肯定であります!」
「これで優勝はもらった!」
「うむ、では次に影のマシンの紹介をしてくれたまえ!」
「わかったでござる!この忍び号で勝負でござる!」
影のマシンは光に反射して見えなかった。
「影!全然マシンが見えないんだが、あるのか?」
「ミラーコーティングを施しているんでござる!」
「「「「…………」」」」
親父たちは、この後、忍び号の運命がどうなるのか、わかった。
「次は自分であります!このデザートウルフ号で勝負であります!」
軍曹のマシンはピンクのボディにタイヤではなくキャラピラだった。
「ピンクのマシンとは意外だったな!」
「うむ、だが砂場でピンク色なのは利にかなっているよ!」
「そうなのでござるか?」
「うむ、砂漠では迷彩として適しているからね!」
「昔のアニメのオープニングにそんなピンク色の車があったな!」
「次は拙者のマシンを紹介しよう!この戦龍号でトップを狙う!」
村正のマシンは甲冑の模様を施した赤いマシンだった。
「侍の村正らしいマシンだな!」
「他に比べて普通でござる!」
「肯定であります!」
「うむ、最後は私だね!私はこのスーパーミレニアム号で優勝を目指す!」
教授のマシンを一目見ただけで、ミニ四○ではないことを親父たちは理解した。
「アレ!絶対にミニ○駆じゃないぞ!」
「せこい手をつかったな!」
「卑怯でござる!」
「肯定であります!」
「うむ、ではスタートの準備だ!」
こうして親父たちのマシンをスタート地点に並ばれた。
「うむ、最初に説明した通り、あの旗がゴールだ!ではスタート!」
こうして親父たちのマシンは一斉にスタートした………………が、誰もゴールできなかった。
教授の「スーパーミレニアム号」はスタートした瞬間に自爆。
村正の「戦龍号」は自爆に巻き込まれ、大破。
影の「忍び号」は爆風で吹き飛ばされて、どこに行ったか行方不明になった。
まともにスタートしたのはブドウの「マッドマックス号」と軍曹の「デザートウルフ号」だけだった。
だが、
軍曹の「デザートウルフ号」はキャタピラが破損し、走行不能になり、ブドウの「マッドマックス号」は砂に沈んで行った。
こうして、誰も優勝できず月面レースは終わった。
反省会
村正「誰もゴールできなかったな!」
ブドウ「わしらがなにかの競技すると不思議と誰もゴールできないような気がするんだが、気のせいか?」
影「気のせいではないでござる!」
軍曹「肯定であります!」
教授「うむ、私はこの結果が正しいと思うよ!」
教授以外の親父たち「「「「なぜ(でござる)?」」」」
教授「この話のタイトルは、こんな○○は嫌だ!だからね。完走できないのは当たり前だよ!」
教授以外の親父たち「…………」(納得できるけど納得できない表情)
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