異世界親父騒動記

マサカド

文字の大きさ
上 下
111 / 270
番外編

こんな決闘は嫌だー!(こんな○○は嫌だシリーズ)

しおりを挟む
「読者の皆様、こんにちわもしくはこんばんわ。司会担当の冒険者パーティードリフターのリーダーをやっております村正です。今日は大晦日ですが、少し早いお年玉代わりに、我々親父たちの新しい番外編「こんな○○は嫌だシリーズ」をお送りしようと思います。どうぞお楽しみください」

 決闘する二人が荒野に立っていた。
 一人はパラディンの村正、もう一人はネクロマンサーの教授。
「ネクロマンサーの教授!それはなんだ!」
「うむ、見てわからないのか?大砲!装甲!キャラピラ!とくれば戦車だよ!」
「戦車なのはわかる!拙者が言いたいのは、何でネクロマンサーなのに戦車を使っているんだ!」
「うむ、簡単だよ!クレームがあったからだ!」
「クレーム?」
「最初は死体を使っていたが、色んなところから「不衛生だ!」だの、「気持悪い!」だの言われて死体を使うことをやめたんだ!」
「…………」
「次に死体で作ったゴーレムを使っていたのだが、今度はゴーレム協会からクレームがあって、最終的に戦車になったんだ!」
「妖怪○車!ゲゲゲの○太郎のパクリか?」
「失礼な!アレは恐竜の頭蓋骨に妖怪を合体させた物だが、この戦車は純度100パーセントの骨だけで作った骨戦車だ!パクリではない!」
「…………」
 ネクロマンサーの教授の返答に納得できないパラディンの村正。
「うむ、では尋常に勝負!」
 ネクロマンサーの教授の一言と共に戦闘態勢に入ったが、すぐに勝負はついた。
 骨戦車の大砲が火を噴いた。
 骨の砲弾を盾で受け流したパラディンの村正。
 しかし、そのスキに骨戦車は間合いを詰めて、パラディンの村正に体当たり&ひき逃げ攻撃。
 パラディンの村正戦闘不能。
「うむ、空しい勝利だ!」
 ネクロマンサーの教授の言葉はこの決闘の虚しさを物語っていた。

反省会
パラディンの村正「戦車を使うのは反則だろ!」
ネクロマンサーの教授
「そんなこと言ったら、獣使いや召喚士はどうなるんだ!何の問題もないよ!」
パラディンの村正「……クレーマーの阿呆!!」

親父一同「「「「「皆様!よいお年を(でござる)!」」」」」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

【R-18】クリしつけ

蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。

調教専門学校の奴隷…

ノノ
恋愛
調教師を育てるこの学校で、教材の奴隷として売られ、調教師訓練生徒に調教されていくお話

マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子

ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。 Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。

愛娘(JS5)とのエッチな習慣に俺の我慢は限界

レディX
恋愛
娘の美奈は(JS5)本当に可愛い。そしてファザコンだと思う。 毎朝毎晩のトイレに一緒に入り、 お風呂の後には乾燥肌の娘の体に保湿クリームを塗ってあげる。特にお尻とお股には念入りに。ここ最近はバックからお尻の肉を鷲掴みにしてお尻の穴もオマンコの穴もオシッコ穴も丸見えにして閉じたり開いたり。 そうしてたらお股からクチュクチュ水音がするようになってきた。 お風呂上がりのいい匂いと共にさっきしたばかりのオシッコの匂い、そこに別の濃厚な匂いが漂うようになってきている。 でも俺は娘にイタズラしまくってるくせに最後の一線だけは超えない事を自分に誓っていた。 でも大丈夫かなぁ。頑張れ、俺の理性。

お嬢様、お仕置の時間です。

moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。 両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。 私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。 私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。 両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。 新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。 私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。 海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。 しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。 海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。 しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。

【R18】僕の筆おろし日記(高校生の僕は親友の家で彼の母親と倫ならぬ禁断の行為を…初体験の相手は美しい人妻だった)

幻田恋人
恋愛
 夏休みも終盤に入って、僕は親友の家で一緒に宿題をする事になった。  でも、その家には僕が以前から大人の女性として憧れていた親友の母親で、とても魅力的な人妻の小百合がいた。  親友のいない家の中で僕と小百合の二人だけの時間が始まる。  童貞の僕は小百合の美しさに圧倒され、次第に彼女との濃厚な大人の関係に陥っていく。  許されるはずのない、男子高校生の僕と親友の母親との倫を外れた禁断の愛欲の行為が親友の家で展開されていく…  僕はもう我慢の限界を超えてしまった… 早く小百合さんの中に…

淫らなお姫様とイケメン騎士達のエロスな夜伽物語

瀬能なつ
恋愛
17才になった皇女サーシャは、国のしきたりに従い、6人の騎士たちを従えて、遥か彼方の霊峰へと旅立ちます。 長い道中、姫を警護する騎士たちの体力を回復する方法は、ズバリ、キスとH! 途中、魔物に襲われたり、姫の寵愛を競い合う騎士たちの様々な恋の駆け引きもあったりと、お姫様の旅はなかなか困難なのです?!

処理中です...