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番外編
番外編 親父たちの仮装
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「読者の皆様、こんにちわもしくはこんばんわ。司会担当の冒険者パーティードリフターのリーダーをやっております村正です。今日はハロウィンですので、仮装をしている人もいると思います。よって今回の番外編は仮装をテーマに送りたいと思い増す。どうぞお楽しみください」
動物。
「仮装する人の中には動物の着ぐるみを着ている人もいると思います。メンバーの動物姿を見ていきたいと思います!まずトップバッターはブドウのトラです!」
村正はブドウの所まで移動した。
ブドウは酔っ払っていた。
「よ!村正!」
「ブドウ何だ!その格好は?トラに仮装すると言っていたから酔っ払ってオオトラになっているとは思ったがそれ以上にその格好はなんだ!」
「トラさんだよ!」
「トラはトラでも「男はつらいよ」のフーテンのトラさんじゃないか!」
村正はブドウに突っ込みをいれる。
「これの何所がいけないだ!人間は動物じゃないのか?」
ブドウの反論に無言で村正はハリセンで叩いて、次に移動した。
「読者の皆様。先ほどは大変の見苦しい所をお見せしました!皆さんも酒は程々にしましょう!では、次は影の仮装です!どうぞ!」
影は巨大なカエルになっていた。
「影!これって……忍法なのか?」
「ゲロゲロ!」(その通りでござる!)
「人の言葉は話せないのか?」
「ゲロゲロ!」(その通りでござる!)
「その姿で何か?特技はないのか?」
村正は巨大カエルになった影に食われた。
三十分後。村正がいつまで経っても来ないことに疑問を持った教授と軍曹の手で救助された。
「は!ここは?」
「うむ!気づいたようだね!」
「肯定であります!」
「申し訳ないでござる!」
村正が最初に見た者は猫と犬に仮装した教授と軍曹。カエルから元に戻って土下座した影であった。
「何が起きたんだ!それに体中べとべとするんだが?」
「うむ、搔い摘んで説明すると巨大カエルになった影に食べられ、我々が救助したんだ!」
「肯定であります!」
「申し訳ないでござる!」
「……か、影、何で食ったんだ?」
「村正殿が何か特技はないのか?と聞かれて、舌を伸ばすだけのはずが、本能的に村正殿を飲み込んでしまったんでござる!」
その言葉を聞いた瞬間。
「セッシャ…ハ…ムシ…ダッタンダ…………」
村正は壊れた人形になった。
「村正殿!戻ってくるでござる!」
「うむ、これは!かなり重症のようだね!」
「肯定であります!」
二時間後。
親父達は全員集合していた。
「わしが酔っ払って寝ている間にそんなことがあったのか?」
「うむ!残念ながら悲劇があったのだよ!」
「肯定であります!」
「それでは最後の締めである特撮物の仮装で読者の皆様に披露するでござる!」
「拙者の事は完全に無視!」
村正の抗議を無視して着替え始める親父たち。
「うむ、では始めるとしよう!」
「オヤジ一号!」
「オヤジ二号!」
「オヤジ三号!」
「オヤジ四号でござる!」
「オヤジ五号!」
「「「「「五人揃って、加齢臭戦隊オヤジレンジャーーーー(でござる)!!!」」」」」
親父たちのポーズと共に五色のカラフルな爆煙が噴き出さ…………なかった代わりに大爆発した。
吹き飛ばされる親父たち。
「うむ、火薬の調整に失敗したようだね!」
「右に同じでござる!」
「肯定であります!」
「村正!わしら、吹き飛ばされているのに、なぜこんなに冷静な意見が言えるんだ!」
「わからん!」
こうして親父たちの仮装は爆破オチで終わるのだった。
動物。
「仮装する人の中には動物の着ぐるみを着ている人もいると思います。メンバーの動物姿を見ていきたいと思います!まずトップバッターはブドウのトラです!」
村正はブドウの所まで移動した。
ブドウは酔っ払っていた。
「よ!村正!」
「ブドウ何だ!その格好は?トラに仮装すると言っていたから酔っ払ってオオトラになっているとは思ったがそれ以上にその格好はなんだ!」
「トラさんだよ!」
「トラはトラでも「男はつらいよ」のフーテンのトラさんじゃないか!」
村正はブドウに突っ込みをいれる。
「これの何所がいけないだ!人間は動物じゃないのか?」
ブドウの反論に無言で村正はハリセンで叩いて、次に移動した。
「読者の皆様。先ほどは大変の見苦しい所をお見せしました!皆さんも酒は程々にしましょう!では、次は影の仮装です!どうぞ!」
影は巨大なカエルになっていた。
「影!これって……忍法なのか?」
「ゲロゲロ!」(その通りでござる!)
「人の言葉は話せないのか?」
「ゲロゲロ!」(その通りでござる!)
「その姿で何か?特技はないのか?」
村正は巨大カエルになった影に食われた。
三十分後。村正がいつまで経っても来ないことに疑問を持った教授と軍曹の手で救助された。
「は!ここは?」
「うむ!気づいたようだね!」
「肯定であります!」
「申し訳ないでござる!」
村正が最初に見た者は猫と犬に仮装した教授と軍曹。カエルから元に戻って土下座した影であった。
「何が起きたんだ!それに体中べとべとするんだが?」
「うむ、搔い摘んで説明すると巨大カエルになった影に食べられ、我々が救助したんだ!」
「肯定であります!」
「申し訳ないでござる!」
「……か、影、何で食ったんだ?」
「村正殿が何か特技はないのか?と聞かれて、舌を伸ばすだけのはずが、本能的に村正殿を飲み込んでしまったんでござる!」
その言葉を聞いた瞬間。
「セッシャ…ハ…ムシ…ダッタンダ…………」
村正は壊れた人形になった。
「村正殿!戻ってくるでござる!」
「うむ、これは!かなり重症のようだね!」
「肯定であります!」
二時間後。
親父達は全員集合していた。
「わしが酔っ払って寝ている間にそんなことがあったのか?」
「うむ!残念ながら悲劇があったのだよ!」
「肯定であります!」
「それでは最後の締めである特撮物の仮装で読者の皆様に披露するでござる!」
「拙者の事は完全に無視!」
村正の抗議を無視して着替え始める親父たち。
「うむ、では始めるとしよう!」
「オヤジ一号!」
「オヤジ二号!」
「オヤジ三号!」
「オヤジ四号でござる!」
「オヤジ五号!」
「「「「「五人揃って、加齢臭戦隊オヤジレンジャーーーー(でござる)!!!」」」」」
親父たちのポーズと共に五色のカラフルな爆煙が噴き出さ…………なかった代わりに大爆発した。
吹き飛ばされる親父たち。
「うむ、火薬の調整に失敗したようだね!」
「右に同じでござる!」
「肯定であります!」
「村正!わしら、吹き飛ばされているのに、なぜこんなに冷静な意見が言えるんだ!」
「わからん!」
こうして親父たちの仮装は爆破オチで終わるのだった。
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